循環の未来を大阪から!「循環ってなんやねん?ケンキューショ vol.01」開催

循環の未来を探求する1日「循環ってなんやねん?ケンキューショ vol.01」開催

近年、サステナブルな社会を目指す動きが加速し、「循環」というキーワードを耳にする機会が増えている。しかし、「循環とは具体的に何なのか?」「私たちの生活とどう関係があるのか?」と疑問に思う人も多いのではないだろうか。

そんな問いに向き合い、探求(タンキュー)し、研究(ケンキュー)するイベント「循環ってなんやねん?ケンキューショ vol.01」が、2025年3月22日(土)に大阪・グラングリーン大阪北館のBlooming Campで開催される。食・流通・農業・小売といった私たちの暮らしに密接に関わる分野を通じて、循環のあり方を考える1日となりそうだ。

当日は、多彩なゲストによるトークセッション、参加者同士で語り合う座談会、ワークショップや展示など、自由に参加できるコンテンツが盛りだくさんだ。循環型社会の実践者たちと直接対話しながら、自分の暮らしの中でできる小さなアクションを見つけられる絶好の機会となっている。

メインプログラムでは、同じくグラングリーン大阪にある「PLAT UMEKITA」のディレクター木村和也氏と、食べられるカップを開発するテンセンスの林真智子氏が登壇。「エシカルテインメント」としての循環をテーマに、楽しく学べる循環の形を探る。

また、Life Huggerでも何度も取り上げた、神戸の老舗パン屋ケルン代表取締役の壷井豪氏から、フードロス削減プロジェクト「ツナグパン」の話も聞ける。
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さらに、京都の八百屋・西喜商店の近藤貴馬氏が、食品ロスの現場から見たリアルな課題と解決策を語るセッションも必見。循環型の流通について、実践者の視点から学ぶことができる。

ワークショップエリアでは、電子廃材を使ったアップサイクル体験など、実際に手を動かしながら循環の魅力を体感できる企画が用意されている。また、コーヒーを無料で振る舞う「フリーコーヒー」のブースや、インドネシアの森林再生を支援する「森のコーラ」の販売など、楽しみながら社会貢献につながるブースも見逃せない。

また、暮らしのなかの小さな循環を体験できる「PLAT CIRCULAR WEEKS」を開催中のPLAT UMEKITAと連動し、コンポスト堆肥を活用した野菜づくり体験ができるWSも開催される。
【参照サイト】PLAT CIRCULAR WEEKS|PLAT UMEKITA

イベントの参加費は一般1,000円、学生や障がいのある方は500円(いずれもワンドリンク付き)。また、オンライン参加(イベントスクエアのコンテンツ視聴)のチケットも1,000円で用意されている。さらに、イベント終了後には交流会(軽食付き)も開催される。

「循環」とは何かを学び、考え、実践につなげるきっかけを提供する「循環ってなんやねん?ケンキューショ vol.01」。暮らしに直結するサステナブルな未来について、一緒に探求してみてはいかがだろうか。

【参照ページ】循環ってなんやねん?ケンキューショ vol.01 @Blooming Camp | Peatix

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Life Hugger 編集部

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