ゼロウェイスト生活でできること!アイデアまとめ【キッチン編】

キッチン

ぐるりとキッチンを見回してみると、使い捨てを前提とした物が多く、環境汚染の原因になりやすいプラスチック製品も少なくないことに気付くのではないでしょうか。さらに、キッチンでは毎日多くの生ゴミも発生しています。もしも環境への負荷を減らしたいと思うようであれば、まずはキッチン周りから見直してみましょう。今回は普段当たり前に使っているものを代替することで、ゼロウェイストやプラスチックフリーに貢献できるキッチン用品や、ゴミを減らす工夫について解説します。

【水】浄水器・ウォーターサーバー・備長炭・竹炭

炭

毎日飲む水や料理に使う水に、ペットボトル入りの水を使うと大量のプラスチックごみが発生してしまいます。

ペットボトルの水を購入する代わりに、浄水器やウォーターサーバー、備長炭などを使って浄水すれば、プラスチックごみを削減することができます。

浄水器は定期的なカートリッジの交換が必要です。カートリッジにはプラスチックが使われており、処分のたびにゴミが発生してしまいますが、ペットボトルの水を購入するより、プラスチックごみはかなり削減できます。

ウォーターサーバーは、蛇口直結型を選べばプラスチックごみの削減になります。

また、備長炭や竹炭を使って浄水することもできます。水の中に備長炭や竹炭を入れ、一晩置いておくだけでOK。水道水に含まれるカルキ臭を吸着し、おいしい水になります。また、備長炭や竹炭に含まれるミネラル要素が染み出すことで、水がまろやかになるのだとか。使い終わった備長炭や竹炭は、冷蔵庫やトイレなどで脱臭剤として活躍します。最後は自然に還るため、環境への負担がありません。

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【炭酸水】ソーダメーカー・リターナブル瓶

炭酸水特に夏になると飲みたくなる炭酸水。しかし、市販の炭酸水はほとんどがペットボトルに入っていて、毎日飲むと大量のプラスチックごみが発生してしまいます。

プラスチックごみを出さずに炭酸水を飲む方法に、自宅で簡単に炭酸水が作れるソーダメーカーがあります。ソーダメーカーに水道水などと炭酸ガスシリンダーをセットして、簡単に炭酸水を作ることができます。また、カートリッジは再利用されるのでごみもでません。

また、リターナブル瓶入りの炭酸水を購入する方法もあります。炭酸水を飲み終わったら、瓶を返却できます。返却された瓶は、洗浄、強度などの検査の後再利用されるので、プラスチックごみが減らせます。

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【ラップ】みつろうラップ・シリコンラップ

ミツロウラップ食材や器を包むのに便利なラップ。使い捨てが当たり前のような気がしますが、実は繰り返し使えるタイプのラップも多く市販されています。

たとえば、布にみつろうを染み込ませたみつろうラップ。みつろうとは、ミツバチが巣を作る材料として作り出したロウ(ワックス)のことです。みつろうラップは手で温めるとみつろうが柔らかくなり、食材や器を優しく包んでくれます。洗えば繰り返し使えます。100%天然素材であり、燃やしたり埋めたりしても環境への負荷が少ない点もメリット。おしゃれな柄のみつろうラップも多く、お気に入りを見つけるのも楽しいかもしれません。ただし、熱には弱いため、電子レンジでの利用やお湯での洗浄は避けてくださいね。

また、シリコンラップはその名の通りシリコン素材のラップで、みつろうラップと同じように繰り返し使えます。一般的なラップのように平面なものもありますが、野菜や器を包みやすいように立体的な形状になっていたり、「おにぎり専用」など食品に特化したりしているものも。電子レンジや食器洗浄機、オーブンなどに対応したタイプも多く、使い勝手はばっちりです。

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【ジッパー付き保存袋】シリコンバッグ

シリコンバック食材をまとめて入れておけるジッパー付き保存袋は、ジッパーがついているのでこぼれる心配がなく、調理にも使える便利なキッチンアイテムです。しかし、再利用にはあまり適しておらず、「まだ使えそうなのに捨てるのがもったいない」と感じている方も多いのではないでしょうか。

そこでおすすめなのがシリコン製のバッグです。繰り返し使えてエコであることはもちろん、冷凍保存から電子レンジやオーブンでの調理まで可能なタイプもあるなど、使い勝手のよさも魅力です。サイズ展開が豊富なものも多く、いくつかサイズ違いで揃えておけば、もう使い捨てのジッパー付き保存袋を買う必要はありません。

【スポンジ】セルローススポンジ・へちまスポンジ・たわし

ヘチマスポンジ一般的なキッチンスポンジの素材にはプラスチックが使用されており、使っているうちに繊維が抜けてマイクロプラスチックとして流れていってしまう心配があります。天然素材で作られたスポンジを使うことで、環境への負荷を減らして食器類を洗うことができます。

まずご紹介したいのが、セルローススポンジです。植物の繊維を原料として作られていて、燃やしても有害物質が発生する心配はありません。吸水性と速乾性を兼ね備え、雑菌の繁殖も抑えられます。かわいいイラストが描かれているタイプも多く、キッチンに立つのが楽しくなりそうです。

また、昔ながらのへちまを使ったスポンジもおすすめです。あらわになったへちまの繊維が汚れをかき落としてくれます。はじめは硬いものですが、使っているうちに柔らかく手になじんできます。泡立ちもよく、一般的なスポンジと変わらない感覚で使えるはずです。煮沸消毒も可能で、衛生的に使えますよ。

鍋やまな板などをゴシゴシとこすり洗いする場合には、シュロやパームやしなどで作られたたわしが活躍します。鍋の焦げ付きもすっきりと落としてくれます。

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【食器洗い用洗剤】台所用固形石けん

ヘチマスポンジ食器洗い用洗剤はプラスチック容器に入っていて、使い終わるたびにプラスチックゴミが発生します。詰め替え用を使っても、やはりプラスチックゴミが排出されますよね。

食器洗い用洗剤といえば液体タイプが一般的ですが、実は台所用の固形石けんもあります。台所用固形石けんはコンパクトなので包装に必要なプラスチックなどは少なくて済み、ゴミを大幅に削減可能です。使い方は簡単、スポンジに石けんをこすりつけ、普段と同じように食器を洗うだけでOK。添加物が使われていないタイプも多く、自然や手肌に優しい点も魅力です。

【キッチンペーパー】ふきん・ウエス・キッチンワイプ

ふきん手軽で便利なキッチンペーパーですが、何も気にせずに使っているとあっという間に1ロールがなくなり、ゴミが多く発生してしまいます。完全に代用するのは難しいかもしれませんが、シーンに応じてふきんやウエス(雑巾)を併用し、ゴミの量を減らしていきましょう。

ふきんにはさまざまな素材が使われていますが、そのなかでもリネンやコットンが一般的です。台拭きや食器拭きとして活躍します。ちょっと変わったタイプとしてはセルロースで作られたキッチンワイプもあり、高い吸水性が特徴です。

また、油汚れを拭きとるなどの場合には、使い古した衣類やタオルを使いやすいサイズに切ったウエスの使用がおすすめです。気兼ねなく使え、使い終えたらそのまま捨てられるので、キッチンペーパーと同じような感覚で利用できます。

【まな板】木製まな板

まな板まな板といえばプラスチック製が一般的ですが、マイクロプラスチックが発生しやすい懸念点があります。また、処分時にかかる環境への負荷も心配です。

一方、木製のまな板であればそういった心配はなく、安心して使えます。歯当たりも良いため、包丁が長持ちする点も大きなメリットですね。プラスチック製のまな板と比べて高価ではありますが、メーカーによっては表面を削り出すことで新品同様にしてくれるメンテナンスサービスがあります。長い目で見れば決してコストパフォーマンスは悪くないといえるでしょう。

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【ティーバッグ】ティープレス

フレンチプレス

紅茶はティーバッグタイプを選ぶ方も多いでしょう。それも毎日のこととなると、ティーバッグのゴミが気になってしまいます。また、ティーバッグ自体がプラスチックでできているものもあります。

そこでゴミを減らせるだけではなく、紅茶をおいしく淹れられる「ティープレス」がおすすめです。紅茶の茶葉を器具の中に入れたら熱いお湯を注いで、金属のフィルターで濾します。難しそうと感じるかもしれませんが意外と簡単で、コツもあまりいりません。

【コーヒーフィルター】ステンレスや陶器のコーヒーフィルター

コーヒーフィルター

コーヒーはペーパーフィルターで淹れるという方も多いでしょう。しかし、毎日のこととなると、フィルターのゴミが気になってしまいます。

そこで、何度でも繰り返し使用できるステンレスや陶器のコーヒーフィルターがおすすめです。コーヒーの粉を器具の中に入れ、熱いお湯を注いで、フィルターで濾します。ペーパーフィルターを使わずにコーヒーを淹れることができ、もちろんゴミも最小限に抑えられます。

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【保存容器】ガラス容器・ホーロー容器

保存容器

食材などの保存容器は、使い勝手のよさやコスパの高さなどからプラスチック製のものが一般的です。便利である反面、環境への負荷やにおい移りが気になることも。見た目にはあまりおしゃれではないというデメリットも挙げられます。

一方、ガラス容器やホーロー容器を使えばにおいがしっかりシャットアウトされ、食卓にそのままサーブできるデザインも豊富です。どちらもオーブンで使えるため、料理好きの方にこそ使っていただきたい保存容器といえます。ホーロー容器であれば直火もOKで、電子レンジにも使えます。環境への負荷が少ないだけではなく、実はキッチンで大活躍してくれるアイテムなのです。

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【フライパン】鉄フライパン・テフロン加工されていないフライパン

鉄のフライパン

多くのフライパンには食材がくっつきにくいよう、テフロン加工が施されています。しかし、実はテフロンはマイクロプラスチックに分解され、キッチンの排水溝から川や海へ流れ出してしまいます。そのフライパンで作られた料理を食べることで、私たちの体も何かしらの影響を受けるかもしれません。

そこで、テフロン加工が施されていないフライパンがおすすめです。鉄製のフライパンであれば経年変化を楽しみつつ、良いものを一生使うことができます。「鉄製フライパンは使うのが難しそう」という方は、テフロン未使用でくっつきにくいように加工されているフライパンを選ぶ手もあります。

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【お弁当箱】ステンレス製お弁当箱・曲げわっぱ

お弁当

プラスチック製のお弁当箱は、ステンレス製のお弁当箱や曲げわっぱなどに代替できます。ステンレス製のお弁当箱は色移りやにおいがつきにくく、洗うのも簡単です。

また、曲げわっぱはスギやヒノキなどの薄い木板を曲げてお弁当箱にしたもの。そのメリットはぬくもりのある見た目だけではなく、木が余分な水分を吸収してくれるため、時間が経ってもおいしいごはんを食べられる点にもあります。木材のみで作られているので、環境への負荷も減らせます。

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【オーブンシート】シリコンマット

オーブンシート

スイーツ作りが得意な方にとっては、オーブンシートが欠かせない存在ですよね。しかし、オーブンシートは使い捨てで、使用後はゴミとなって捨てられてしまいます。

頻繁に使用する方には、繰り返し使えるタイプのオーブンシートやシリコンマットがおすすめです。洗えば何度も使えるので、ゴミが出ません。くるくると巻いておける柔らかい素材であれば、しまう場所も選びやすいといえます。

【お弁当の仕切り】シリコンカップ

シリコンカップ

お弁当の仕切りはバランなど、プラスチック製のタイプが多いものです。ひとつひとつは小さいものの、毎日のことになると大量のゴミになってしまいますよね。

そこで便利なのが洗って繰り返し使えるシリコンカップです。さまざまなサイズや形があり、使いやすいタイプを選べます。柔らかく、形を変えられるため、お弁当の隙間をしっかりと埋めてくれるのもうれしいですね。また、シリコンカップはカップケーキやマフィンを作る時の型としても使えます。

【水切り袋】紙製・生分解性水切り袋

生ごみ
紙や生分解性の素材でできた袋で生ごみを捨てれば、プラスチックごみ削減につながります。紙製の水切り袋は自立するので、三角コーナーいらずで簡単に水切りが可能です。キッチン周りも清潔に保て、家事のストレスフリー化も期待できそうです。

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