【2022年版】プラスチックフリーのお弁当箱おすすめ7選

お弁当

新生活が始まり、お弁当作りをスタートさせた方も多いのではないでしょうか?プラスチック製が多いお弁当箱ですが、日本では昔からおにぎりを包む竹の皮や、曲げわっぱのお弁当箱など、天然素材で食品を保存する文化がありました。

今回は、昔から使われているものから新しいものまで、プラスチックフリーのお弁当箱を7つ集めてみました。

1.ステンレス:THERMOS(サーモス)「フレッシュランチボックス」

THERMOS

画像出典:THERMOS

1904年創業、ドイツ生まれの老舗・高級卓上用魔法びんメーカーサーモスの、ステンレス製のランチボックス(蓋はプラスチックです)。奥行きが6cmというスリムさで、カバンのマチにもすっぽり収まります。

ステンレス製なので匂いや油汚れもすっきり、簡単に洗うことができます。ご飯の量を調節すれば、小学生から大人まで使えます。

【公式サイト】THERMOS

2.ステンレス:工房アイザワ「角長ランチボックス スリム2段」

ノープラ弁当箱

画像出典:cotogoto

大正時代から伝わる、手廻し機械と手仕事を併用したもの作りを大切にする工房アイザワ。金属製洋食器の生産で知られる新潟県燕市に構える、大正11年創業の老舗道具店です。

「角長ランチボックス スリム2段」は、蓋も容器もステンレス製。錆びにくく丈夫、色や匂い移りもなく、スッキリ洗えるため、毎日快適に使えます。

【公式サイト】工房アイザワ

3.秋田杉:大館工芸社 曲げわっぱ「小判弁当 古代朱」


曲げわっぱ作りの丸太の買い付けから製材、曲げ加工、底入れ、仕上げまでを一貫して行う、1959年設立の大館工芸社。
秋田県大館市で作られる曲げわっぱの原料は秋田杉。なかでも大館の曲げわっぱは、国の伝統工芸品の指定を受けた貴重なもの。杉材の年輪の柾目を使用した、美しさが特徴です。小判型曲げわっぱのお弁当箱は、ウレタン塗装(古代朱)が施されています。

曲げわっぱのお弁当箱は、ご飯が冷めても固くなりにくく、おいしさを保ってくれます。

ノープラ弁当箱

画像出典:小判弁当 古代朱

【公式サイト】大館工芸社

4.杉:杉の木クラフト「うるしの弁当箱」


杉という材質が持つ魅力を生かしたもの作りをする、福岡県糸島市にある「杉の木クラフト」。杉への想い、向き合う姿勢は屋号に入れるほど!杉の可能性に惹かれた職人さんの手仕事は、温かみがあり長く大切にしたくなるものばかりです。

杉の香りに癒される「うるしの弁当箱」は、曲げわっぱ製品が初めてでも使いやすいのが特徴。
油や中性洗剤との相性も問題ないので、神経質にならずに使える気楽さが魅力!使い続けるほどうるしのツヤが増し、愛着も増しそうです。

【公式サイト】CRAFT STORE

    商品の詳細を見る:楽天Yahoo
    金額:6,160円(税込)~

5.あすなろ:輪島キリモト「BENTO-BAKO」

輪島キリモト

画像出典:輪島キリモト

能登半島の漆器の町輪島で、昭和初期から続く木地屋さんがプロデュースする輪島キリモト。
最近、日常的に漆器が使われなくなったことで、倉庫に眠っていた木を有効利用したのが「あすなろシリーズ」だそうです。

BENTO-BAKOは、輪島の地元材ヒノキ科の針葉樹あすなろ(ヒバ)で作られています。耐久性に優れていること、抗菌性のあるヒノキチオールを含んでいることからも、漆器の木地に長く使われている素材。仕上げは性能の高さから注目されているガラス塗料で、木の呼吸を妨げず汚れがつきにくく、劣化を防ぐ作用があるとされています。

浅型、深型の2種類があり、それぞれが重ねられる構造になっているので、お重のようにも使えます。

【公式サイト】輪島キリモト公式webショップ

    商品の詳細を見る:楽天Amazon Yahoo
    金額:14,300円(税込)/浅型、16,500円(税込)/深型

6.竹:公長斎小菅(こうちょうさいこすが)「一段弁当箱」

公長斎小菅

画像出典:公長斎小菅

「古典と現代の融合」をコンセプトに、日本人の大切にしてきた感性や価値観を忘れずにもの作りをしている公長斎小菅。竹の品質にこだわり、素材を生かした繊細で丁寧な製品づくりが特長です。扱う竹は農薬を使わないことから、環境に優しい素材でもあります。

長角型の一段弁当箱は、竹の集成材を用いて職人がひとつずつ丁寧に組み上げて作られたもの。シンプルなデザインながら、竹の模様がまるでデザインのように美しく、天然素材の温もりを感じる商品です。またバンドの根竹を使用したワンポイント部分が可愛いですね。

【公式サイト】公長斎小菅

7.竹粉×コーヒーかす:sunaho「BENTO box COFFEE」

sunaho

画像出典:sunaho

弁当コンサルタントの野上優佳子さんを中心に、台湾のホームウェアメーカー「ツゥーライ」社とコラボしたサステナブルな生活様式を提案する「sunahoプロジェクトチーム」。クラウドファンディングで資金調達、商品開発をした「BENTO box COFFEE」が注目されています。

100%天然素材「modo-cell®️※」による弁当箱で、主原料はなんと、竹粉とコーヒーかす!もちろんプラスチックフリーです。天然素材のため、ところどころにいびつさが残りますが、それも味。本来捨てられてしまう素材に価値を与える、リサイクルプロダクトでもあり、最終的には土に還る環境に優しい商品なのです。食洗器で洗える利便性の高さも魅力です。

※modo-cell®️はその特許権を有する株式会社アミカテラの登録商標です。

【公式サイト】sunaho公式オンラインショップ

    金額:4,345円(税込)

学校や仕事先に、またピクニックにも持参したいプラスチックフリーのお弁当箱。職人さんの丁寧な手仕事や、ユニークな天然素材を使ったものなど、持っているだけで嬉しくなるようなプロダクトを集めてご紹介しました。
長く大切に使えるものばかりなので、気になったものがあれば、チェックしてみてはいかがでしょうか。

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mia

旅するように暮らす自然派ライター/オーガニック料理ソムリエ ・アロマ検定一級 | バックパックに暮らしの全てを詰め込み世界一周。4年に渡る旅の後、AUSに移住し約7年暮らす。移動の多い人生で、気付けばゆるめのミニマリストに。 ライターとして旅行誌や情報誌、WEBマガジンで執筆。現在は自然に沿った生き方を実践しながら発信中。地球と人に優しい暮らしのヒントをお届けします。