長く使える、PFAS・PFOAフリーのフライパン7選|鉄・鋳鉄・ホーロー・セラミック

※ この記事には広告・PRが含まれています
フライパン

※本記事はアフィリエイト広告を含みます。

毎日の料理に欠かせないフライパン。鉄やアルミなど種類が豊富です。手頃なものから1万円以上の本格的なものまで、価格もさまざまです。

食材や調味料は選んでいても、調理器具の素材までは気にしていなかった、という方も多いのではないでしょうか。口に入るものをつくる道具だからこそ、自然に沿った原料や製造過程のものを選びたいですよね。

使い捨てずに長く付き合いたい方には、手入れをしながら育てていく鉄のフライパンが向いています。手入れの手間を減らしたい方は、扱いやすさも比べて選んでみてください。暮らしになじむ一本が見つかりやすくなります。

今回は、フッ素樹脂を使わない、PFAS・PFOAフリーのフライパンを7つ選びました。鉄や鋳鉄は素材そのものを生かしたもの、ホーローやセラミックはフッ素を使わない仕上げです。フッ素コーティングの使いやすさもほしい方に向けて、PFOA・PFOSを使わずに作られたフライパンも最後に紹介します。

長く使い続けたい、人と環境に配慮したフライパン

毎日使うフライパンだからこそ、長く付き合える一枚を選びたいと思いませんか。ここでは、手入れをしながら使い続けられるフライパンを紹介します。価格は、2026年10月に公式サイト・公式の取扱店で確かめた税込価格です。

1. バーミキュラ フライパン



素材そのもののうま味を引き出したい方に向いた一枚です。バーミキュラのフライパンは、「世界一、素材本来の旨みを凝縮するフライパン」を目指して開発されました。

中心にあるのが、鋳鉄とホーローを組み合わせた「エナメルサーモテクノロジー」です。食材から出た余分な水分を瞬間的に蒸発させて、旨みを凝縮します。表面はガラス質のホーローで、フッ素コーティングは使っていません。日本製です。

サイズは20cm・26cm・28cmと、24cm・26cm・28cmの深型、目玉焼きとトースト向けの「EGG & TOAST」があります。26cmは、どんな料理も作りやすい定番のサイズです。ハンドルはオーク材とウォールナット材から選べます。

2. グリーンパン「メイフラワー フライパン」

グリーンパン

画像出典:グリーンパン

フッ素樹脂を使わないフライパンを探している方は、グリーンパンが候補になります。グリーンパンは、世界で初めてフッ素樹脂を使わないノンスティックの調理器具を開発した、ベルギーのブランドです。

コーティングは、特許を取得したセラミックのノンスティックコーティング「Thermolon™(サーモロン)」です。フッ素樹脂(PTFE)を使わず、PFOAをはじめとするPFAS、鉛・カドミウムも使っていません。セラミックコーティングを自社で製造している唯一のブランドで、サーモロンにダイヤモンド粒子を加えて強化したシリーズもあります。

メイフラワーシリーズは、レトロな雰囲気のデザインと、使うほど風合いが増すアッシュウッドのハンドルが特徴です。24cmの深さは5.6cmです。

  • 商品の詳細を見る:グリーンパン
  • 24cm 7,920円(税込)/20cm 6,600円/28cm 9,900円

3. リバーライト「極JAPAN」

使うほど手になじむ、育てる道具がほしい方には鉄のフライパンがあります。リバーライトは、1976年の創業から自社工場で鉄のフライパンだけを作り続けてきたメーカーです。

「極JAPAN」は、窒化処理と酸化処理を施した鉄のフライパンです。一般的な鉄のフライパンよりサビにくく、丈夫に仕上がっています。ハンドルなどの交換用の部品も用意されていて、修理しながら長く使い続けられます。

「極シリーズ」のもとになったのは、アメリカのテーラー&ウング社の鉄のフライパンです。サイズは16cmから28cmまで、2cm刻みで7種類あります。

  • 商品の詳細を見る:楽天/Amazon/Yahoo
  • 20cm 6,050円(税込、リバーライトのオフィシャルショップ「雑貨ショップドットコム」)

4. 藤田金属 フライパンジュウ&ハンドルセット

作った料理を、そのまま食卓に出せたら。「ジュウ」は、つくるとたべるを一つにするフライパンです。大阪の小さな町工場「藤田金属株式会社」と、東京の小さなデザイン事務所「TENT」が試行錯誤を重ねて生まれました。

リムがあるので、食卓にそのまま出しても違和感のない「お皿」のような佇まいです。塗装などの装飾を排除し、鉄素材そのものを活かしています。本体には、厚さ1.6mmの厚手の黒皮鋼板を使っています。

ハンドルは、軽くスライドするだけで着脱できる専用のものです。山形県天童市で作られた無垢の木材を使っています。焼いたらハンドルを外してそのまま食卓へ。食器に移し替えないので、料理が冷めません。ひとりの食卓も少し豊かにしてくれる一枚で、贈り物にも向いています。

  • 商品の詳細を見る:公式サイト
  • Sサイズ ハンドルセット 6,600円(ビーチ)/7,700円(ウォルナット)(税込)

5. Vita Craft(ビタクラフト)「スーパー鉄」

Vita Craft

画像出典:Vita Craft

鉄のフライパンに興味はあるけれど、錆びやお手入れが心配。そんな人に検討してほしいのが、ビタクラフトの「スーパー鉄」です。

ビタクラフトは1939年の創業以来、健康調理を提唱してきたブランドです。アメリカの建国精神「家族の健康は家庭料理で守っていく」の考えにもとづいています。日本への流通が始まったのは1976年で、「世界最高級の調理器具のメーカー」と紹介されていました。

スーパー鉄は、ビタクラフト独自の「窒化4層加工」を施した鉄のフライパンです。錆びにくく、「焼き入れ」や「油ひき」などの面倒なお手入れがいりません。加工でできた表面の凹凸が油の吸収性を高め、使うほど油がなじんで使いやすくなります。すべての工程を国内で行う日本製です。

ハンドルはステンレス製で、中が空洞なので熱くなりにくい作りです。鉄のフライパンを初めて使う人にも向いています。

6. 岩鋳(いわちゅう)「フライパン24」

岩鋳

画像出典:岩鋳

暮らしの道具を、伝統工芸から選んでみませんか。岩鋳は、明治35年に創業した南部鉄器のメーカーです。「四百年を越える南部鉄器の伝統を守りながら」ものづくりを続けています。

紹介するのは、南部鉄器の「フライパン24」です。内径23.5cmで、IHにも対応しています。質実剛健でありながら、美しさも備えた一枚です。職人が手がける伝統工芸の道具を選ぶことは、その技を次の世代へつなぐことにもつながります。本物志向の方への贈り物にも向いています。

  • 商品の詳細を見る:楽天/Amazon/Yahoo
  • 8,800円(税込、岩鋳公式オンラインショップ)

7. LODGE(ロッジ)「スキレット」

LODGE

画像出典:LODGE

家でもキャンプでも使える一枚を探しているなら、LODGEのスキレットが候補になります。LODGEは1896年、アメリカのサウス・ピッツバーグで誕生しました。「よい道具を選ぶ事が、美味しい料理をつくる第一歩」を信念に、120年にわたって受け継がれてきたメーカーです。

LODGEのスキレットは、キャストアイアン(鋳鉄)製です。熱をゆっくりじっくり伝え、一度温まると冷めにくいのが特徴で、5mmという肉厚な作りがその性質を高めています。厚みがあるので、さまざまな焼き料理に使えます。

工場出荷時に大豆油で慣らしてあり、化学的な合成物質を使わずに仕上げています。

フッ素コーティングの手軽さもほしい方へ:PFOA・PFOSを使わずに作られた「王様フライパンPENTA」

ここまでの7つは、フッ素樹脂を使っていないフライパンです。一方で、焦げ付きにくさやお手入れの楽さも捨てがたい、という方もいるでしょう。そんな方に向けて、フッ素系のコーティングでも、PFOA・PFOSを使わずに作られたフライパンを紹介します。

王様フライパンPENTAのコーティングは、PFOAを使わずに製造したフッ素系の非粘着性コーティングです。公式サイトでは、コーティングの素材メーカーの証明書(翻訳の抜粋)も公開しています。フッ素系のコーティングなので、PFASを広く避けたい方は、上の7つから選んでください。

コーティングのフライパンは、1年ほどで買い替えるものと思われがちです。PENTAは開発・販売を始めた当初から、コーティングのフライパンとしては珍しい10年保証を付けています。本体には独自のアルマイト加工を施していて、取っ手は着脱式です。

長持ちするフライパンの選び方

フライパンを選ぶとき、何を基準にしていますか。長く付き合える一枚を選ぶなら、見るポイントは「素材」「コーティング」「厚み」「お手入れ」の4つです。順番にご紹介します。

フライパンの素材

まずは、耐久性を大きく左右する素材です。長く使うことを重視するなら、鉄製が選択肢になります。高温での調理に向いていて、きちんとお手入れすれば長持ちします。

ただし、ほかの素材より重めです。片手で振ったり持ち上げたりするのが負担に感じる方は、手に取って重さを確かめてから選ぶと安心です。

もうひとつの選択肢がステンレスです。保温性が高く、丈夫でサビにくいのが特徴です。お手入れが比較的かんたんなことも、選ばれている理由のひとつです。

フライパンのコーティング

素材の次に気にしたいのが、コーティングです。コーティングとは、フライパンの表面に施された加工のこと。種類によっては、こすれや高温ではがれてしまうものもあります。

フッ素系のコーティングに関連してよく話題になるPFOA・PFOSは、第一種特定化学物質に指定され、製造・輸入が原則として禁止されています。なお、PFASの定義によっては、フッ素樹脂(PTFE)そのものもPFASに含まれます。PFASを広く避けたい方は、フッ素樹脂を使っていない素材やコーティングを選ぶと確実です。

【参照サイト】有機フッ素化合物に関するQ&A – 神奈川県ホームページ

フライパンの型(厚み)

本体の厚みも見ておきたいポイントです。厚いものほど変形しにくく、長持ちしやすい傾向があります。

一方で、厚いほど重くなり、温まるまでに時間がかかることもあります。長持ちするかどうかだけでなく、毎日扱いやすいかどうかも考えて選びましょう。

メンテナンスも忘れずに

素材やコーティングにこだわって選んでも、長持ちするかどうかは日々のお手入れと保管の仕方しだいです。

調理のあとはきちんと洗い、水気を拭き取ってからしまいましょう。それだけでサビや劣化を防ぎやすくなります。適したお手入れは素材によって違うので、使い始める前に取扱説明書を確かめておくと安心です。少しずつ手をかけて育てる時間も、道具と長く付き合う楽しみのひとつです。

まとめ

毎日の料理に欠かせないフライパン。長く付き合える一本を選びたいと思いませんか。

フッ素樹脂を使わない、PFAS・PFOAフリーのフライパンを中心に、手入れしながら長く使える7つを選びました。

長く使えば買い替えが減り、ごみも減らせます。お手入れしながら育てる一本を、手元に置いてみてはいかがでしょう。

【関連ページ】身体にも環境にも優しい、フッ素樹脂未使用のフライパン「グリーンパン」
【関連ページ】ゼロウェイスト生活でできること!アイデアまとめ【キッチン編】

※2026年10月に、Life Hugger編集部が掲載商品・価格と本文を更新しました。

ライフスタイルの最新コラム

The following two tabs change content below.

mia

旅するように暮らす自然派ライター/オーガニック料理ソムリエ ・アロマ検定一級 | バックパックに暮らしの全てを詰め込み世界一周。4年に渡る旅の後、AUSに移住し約7年暮らす。移動の多い人生で、気付けばゆるめのミニマリストに。 ライターとして旅行誌や情報誌、WEBマガジンで執筆。現在は自然に沿った生き方を実践しながら発信中。地球と人に優しい暮らしのヒントをお届けします。