季節の変わり目や、新しい服を迎え入れるとき。ふとクローゼットを見渡して、まだ着られるけれど出番が少なくなった服を前に「もったいないけれど、どうしよう……」と手が止まった経験はありませんか。一着の服を大切に使いきり、次の誰かへとつないでいく。そんな選択が、もっと身近で安心できるものになろうとしています。
リユースショップのセカンドストリートなどを展開するゲオは3月2日、ブランドやメーカーが自ら中古品の回収や販売に取り組むことを包括的に支援する新しいブランド、RECOGENE(リコジェネ)を始動しました。これは、私たちが愛用してきた製品をブランド公式のルートでふたたび循環させるための、新しいインフラをつくる取り組みです。
これまで、ブランドが自社で中古品を扱うには、一点ごとに異なる状態を見極める査定や、複雑な在庫管理など、多くの手間が必要でした。ゲオは、国内外に広がる店舗網やセカンドストリートの運営で培ってきたリユースの知見を機能としてブランドへ提供します。これにより、お気に入りのブランドの店頭やサイトで、私たちが安心して服を手放し、また公式にメンテナンスされた製品を手に取れる機会が増えていきます。

※画像出典:PR TIMES
この取り組みの第一弾として、ワークウェアブランドのUNIVERSAL OVERALL(ユニバーサルオーバーオール)とのプロジェクトが始まりました。専用の下取りサイトでは、ブランドを問わず手持ちの衣料品などを回収し、査定額に応じたクーポンを発行します。このクーポンは公式オンラインショップでの買い物に利用できるため、新しい一着を選ぶ楽しみが、そのまま古い服を心地よい循環へつなぐ選択につながります。
また、レザーブランドのHERGOPOCH(エルゴポック)とも提携し、公式の宅配買取サービスを支えています。良質なものを長く愛用してほしいというブランドの想いと、モノを大切にする仕組みを作りたいというゲオの考えが重なり、愛着のあるバッグや小物を次の方へつなぐ道が整えられました。
こうした循環の拠点となるのが、ゲオグループが全国に展開するセカンドストリートの店舗網です。現在、国内に880店舗あるセカンドストリートは、2029年までには1,000店舗を目指して拡大を続けています。街のあちこちにあるこれらのお店が、ブランドの枠を超えた循環の窓口として活用されることで、私たちの暮らしの中にあるリユースのハードルは、さらに低くなっていくはずです。
つくる責任を大切にするブランドと、それを手にする私たちが、リユースという言葉でつながる。こうした仕組みが広がることで、お気に入りの服を大切に使い切り、また誰かへと手渡していく。そんなシンプルで豊かな文化が、これからのファッションの新しいスタンダードになっていくことが期待されます。
【公式サイト】UNIVERSAL OVERALLリユースプロジェクト
【公式サイト】エルゴポック公式リユースプログラム
【プレスリリース】製品ライフサイクルの最大化を通じ、ブランド・メーカーの「つくる責任」を支援 総合サーキュラーソリューションブランド「RECOGENE」を始動
【プレスリリース】ブランド・メーカーの中古品流通を支援するリユースアライアンス事業にてレザーブランド「HERGOPOCH」の宅配買取サービスをサポート
【関連ページ】着なくなった服、捨てるの待って!常設で古着回収を行うアパレルブランドまとめ
【関連ページ】捨てない制服、はじめよう。水を使わない染色とリサイクル技術で実現する「GREEN UNIFORM」
最新記事 by Life Hugger 編集部 (全て見る)
- 【大阪3/20-22】 うめきた蚤の市|現代金継ぎワークショップ(tsugibito|各回6名) - 2026年3月6日
- ゲオが支える「ブランド公式」のリユース。お気に入りの一着を、心地よい循環へ - 2026年3月6日
- 伝統とアップサイクルが融合。美濃焼の廃材から生まれた「旅するマグネット」 - 2026年3月5日









