我が家のキエーロですが、設置から2年以上たちボロボロになってきました。そこで、今回は、夫(前回作った人)が職場のDIYの達人に「キエーロを作ってほしい」と直々にお願いし、作ってもらうことにしました。
出来上がった新キエーロは、これまでの困っていたポイントを解決する「さすが!」の工夫がたくさんある秀逸なもの。今後、DIYでキエーロを作る方に役立つと思うので、改善ポイントをまとめてお伝えします。
※こちらは旧キエーロの写真です。比較用にご覧ください。
キエーロのふたに留め具をつけて強風対策!
旧キエーロでは、強い風が吹くとふたが持ち上がってしまい、仕方なく、家にあった角材を重石代わりにしていました。そこで、今回のキエーロでは、台風などで強風が吹いても、ふたが風で持ち上げられないように、ふたを閉める部分に留め具をつけていただきました。
キエーロのふたの強度を上げる工夫
旧キエーロは、ふたが最後、外れそうになってしまいました。そこで、新キエーロでは、ふたのフレームの角材の太さを2倍に。留め具も多めにしていただきました。
キエーロのふたにチェーンを付けて、開閉が簡単に!
旧キエーロは、ふたが途中でとれてしまい、毎回、ふたを外して生ごみを入れていました。新キエーロでは、ふたを開けた後に止まるようにチェーンを付けていただき、片手で楽に開け閉めができるようになりました。
キエーロのふたにも持ち手を!
旧キエーロは、ふたに持ち手がついていなかったのですが、新キエーロは持ち手つきです。おかげで、ふたを開けるときの作業がとても楽になりました!
キエーロのふたの角度にもひと工夫!
旧キエーロは、ふたの角度が平らに近かったので、大雪が降るとそのまま積もっていました。幸いふたは壊れなかったものの心配でした。そこで新キエーロは、雪が落ちる角度に設計していただいています。
キエーロの底も補強し、より長持ちする作りに
旧キエーロは、使い始めてから1年ほどで底が一部、抜けてしまい、土が漏れていました。そこで、新キエーロでは底にも角材で補強をし、土の重みで底板が抜けないようにしていただきました。
キエーロの土は以前のものを使用
今回、土を入れ替えるときに土の様子を確認したのですが、2年たっても黒土はふかふかの良い土だったので、虫を適宜よけたうえで新キエーロに入れました。新キエーロに入れた今も、しっかり生ごみが堆肥化されています。土の力って本当にすごいですね!
工夫いっぱいの新キエーロを使うようになり、日常の中でのコンポストの作業がますます楽になりました。これからも大切に使い続けます。
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曽我 美穂
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