コンポストより簡単!生ごみの臭いや量が激減する捨て方とは?

生ごみ乾燥

毎日出る生ごみは、これからの季節、臭いやコバエの原因になりがちです。生ごみをコンポストなどで堆肥化することもできますが、できた堆肥の使い道がないなど、都会暮らしや集合住宅ではハードルが高いと感じますよね。そんなときに、ぜひ試してみたいのが「生ごみを乾かして捨てる」こと。乾かすだけで生ごみの嫌な臭いが激減し、ごみの減量にもつながります。今回は、実際に生ごみを乾かす方法とメリットをリポートします。

生ごみの8割が水?

生ごみ
毎週、もしくは週2日の可燃ごみの日に重いごみを運ぶのは大変です。それも簡単な一工夫で、重量が劇的に変わります。実は生ごみの約8割は水なのだそう!確かに野菜や果物はほとんどが水分であり、これは納得できる数字ですね。

生ごみの「水切り」だけで減量に!

生ごみを減らす活動として「使いキリ」「食べキリ」「水キリ」を推奨している、いくつかの自治体も。まずは食べる分だけ買う、食べ切る工夫をすること。その上で、どうしても捨てなければならない部分をしっかり「水キリ」すれば、個人の家から出すごみを最小限に抑えられます。これらのアクションは、次のごみの日から実践できそうですね。

生ごみの「水切り」に一工夫でもっとエコに!

ぎゅっと絞るだけ、シンクの三角コーナーでしばらく置くだけでも、それなりに水は切れると思います。ですが、最近注目されているのがそこにワンアクション加えた「生ごみを乾かす」というひと手間。ごみ分別に時間をかけるのは面倒だと思っていましたが、実際に試してみるとそれ以上にメリットが上回ると実感しています。

生ごみを乾かすメリットとは

生ごみ乾燥生ごみを捨てる前に、わざわざ乾かすメリットとはいったい何でしょうか。環境のために始めましたが、実は毎回のごみ出しの負担も軽くなるといううれしいメリットがありました。

腐敗・悪臭の軽減

生ごみの悪臭は、水でごみが腐敗していく臭いだったのかも!生ごみがガサガサになるまで乾かせば、悪臭が気にならなくなります。特にこれからの暑くなる季節、これは画期的な対策かもしれません。

気候変動対策につながる

生ごみには多くの水が含まれていて、運んだり燃やしたりするのに、本来であれば不要なエネルギーやコストがかかっています。生ごみを乾かすことは、収集車の運搬効率や焼却施設の効率向上につながる、環境に優しいアクションなのです。

ごみ出しがぐっと楽に!

家族が多いほどごみの量は増し、億劫になりがち。それも水分をあらかじめ排除することで、ずいぶんと解消されるはずです。実際に生ごみの乾燥を始めてから、一目でわかるほど重量が減りました。

生ごみの乾かし方

生ごみ乾燥

用意するもの

ザル、ボウル、紙袋
用意したのは家で使わずに余っていたザルとボウル。これらを調理用から水切り用におろして使用しています。引き上げたての生ごみは、絞った後も水分を含んでいるため、ボウルで受けられると安心です。

紙袋は乾燥したごみをまとめる用に。家に余っているものや、新聞やチラシなどがあれば袋を作って代用するのもいいですね。
生ごみ乾燥

方法

1:生ごみはこまめにザルへ
シンクに備え付けの水切りに溜まった生ごみを取り出し、ぎゅっと絞って、風通しのいい場所に置いた乾燥器具(ザルなど)の上で一晩寝かす。私は気になったら取り出していますが、「夕食後」など、時間を決めて行うと忘れないはず。

2:ひと手間かけて日干し
水気が取れない場合はベランダにすのこを引く、もしくは室外機の上にザルを置いて日干し。ただし、ベランダによっては鳥や虫がやって来るので、少量で始めて様子を見てみて。実践者からは「意外と大丈夫」という声が多いですよ。

3:乾燥したら可燃ごみ
乾燥ごみは可燃ごみとして出す。量が少なく、カラカラに乾いていればそのまま。量が多めなら紙袋にまとめると捨てやすくなっておすすめです。

家にある紙袋(写真参照)を使うのも良いですが、耐水性のある水切り袋も販売されています。そちらを使えば少し水が残っていても安心ですね。

生ごみ乾燥

乾燥していれば紙製でも大丈夫!

ポイント:湿度が高くて乾燥が進まない場合、乾燥の段階で重曹をパラパラ振りかけると防臭効果を期待できます。

魚や肉のごみには不向きですが、果物の皮や野菜くず、お茶殻、コーヒーかすなどは、この方法で簡単に乾燥させることができます。干すだけで生ごみの臭いや量が減るだけでなく、家事の時短にもつながるので、ぜひ、試してみてはいかがでしょうか?

参考文献:
大阪市:「生ごみ3きり運動」にご協力をお願いします!
京都市:生ごみを減らそう
京都市:ごみにまつわるこの数字なぁに?水分80%

【関連ページ】ゼロウェイスト生活でできること!アイデアまとめ【キッチン編】

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mia

旅するように暮らす自然派ライター/オーガニック料理ソムリエ | バックパックに暮らしの全てを詰め込み世界一周。4年に渡る旅の後、AUSに移住し約7年暮らす。移動の多い人生で、気付けばゆるめのミニマリストに。 ライターとして旅行誌や情報誌、WEBマガジンで執筆。現在は自然に沿った生き方を自ら実践しながら発信中。地球にも体にも優しい暮らしのヒントをお届けします。