みかんの皮の活用術。お掃除の汚れ落としから入浴剤まで、みかんを丸ごと使い切る

みかん 活用法

冬の果物といえばみかん。皮をむくだけで手軽に食べられて、ビタミンCなどの栄養もたっぷり摂取できる優秀な果物ですよね。しかし、実はみかんは果実だけでなく、皮も色々活用できるのをご存知でしょうか。今回はすぐにできる、みかんの皮の活用方法をご紹介します。

【みかんの皮活用術1】みかん水など掃除に活用

みかんの皮は、実はさまざまな汚れを落とすのに役立ちます。オレンジオイルを使った洗剤も市販されていますよね。食べられる物だから、小さなお子さんやペットのいる家庭でも安心して使えます。知っておくと得をする、みかんの皮を使った掃除の小ワザをご紹介しましょう。

キッチンの油汚れを落とす

みかんの皮を煮出した「みかん水」には油汚れを落とす働きがあります。コンロ周りにはねた油や、魚焼きグリルのベトベト汚れなどを落とすのに便利です。作り方はみかんの皮2〜3個分と水300mlを鍋に入れて、10分ほど煮出すだけととても簡単。粗熱がとれて冷めたら、スプレーボトルに入れ、気になる汚れに吹きかけてウエスなどで拭き取ればすっきりと落とせます。

みかん水の作り方はこちらの記事で紹介しています。

ワックスとして拭き掃除に使う

上でご紹介したみかん水は、フローリングのワックスとしても使えます。みかんの皮に含まれる成分にはつや出し効果が含まれているんだとか。みかん水をスプレーしながら床掃除するだけで汚れを落とし、ピカピカに仕上がります。

電子レンジのにおいを消す

みかんの皮を電子レンジに入れ、加熱(600Wで2分ほど)すると、皮から出た水蒸気で庫内にこもったにおいが消えて、さわやかな柑橘の香りが広がります。その後はウエスやふきんを使って庫内を拭くと、油汚れも落とせます。

【みかんの皮活用術2】乾燥させて香りを楽しむ

みかんの皮活用

みかんの皮は水分を飛ばして乾燥させることで、新たな用途が生まれます。風通しのよい日陰で1週間ほど干すか、もしくは600Wの電子レンジで2〜3分加熱するだけでも乾燥させることが可能です。いずれの場合も様子を見ながら乾燥させ、パリパリになったらできあがりのサイン。ここでは乾燥したみかんの皮の2つの使い道をご紹介します。

陳皮茶としていただく

みかんの皮を乾燥させたものは「陳皮(ちんぴ)」と呼ばれ、漢方としても使われています。弱った胃腸を助けるはたらきがあり、お正月で食べ過ぎた胃腸にも効果的かもしれません。陳皮を使ったレシピで簡単なのが、お湯を注ぐだけの陳皮茶です。お好みで生姜やハチミツを加えてもおいしくいただけます。また、陳皮はそのままで料理の隠し味やアクセントとしても使えるので、試してみてもいいですね。

陳皮の簡単な作り方はこちらの記事で紹介しています。

入浴剤として楽しむ

乾燥させたみかんの皮は入浴剤として使うのもおすすめです。そのまま湯船に入れると皮がバラバラになって掃除が大変になってしまうため、薄手の洗濯ネットなどに入れるとよいでしょう。さわやかな香りが浴室中に広がります。ただし、敏感肌などの方は合わないこともあるため、違和感がある場合はすぐ浴槽からあがり、シャワーでよく洗い流してくださいね。

ガーデニングの肥料にする

乾燥させたみかんの皮を細かく砕き、家庭菜園や花壇の土に混ぜ込むことで、肥料として活躍します。また、柑橘の香りはアブラムシに効果があるため、害虫対策としても使えます。

【みかんの皮活用術3】皮ごとおいしくいただく

みかんの皮活用

みかんの皮は、そのまま食べることもできます。漢方薬としても使われていることから分かるように栄養も豊富なため、ぜひ積極的に食べたいもの。手軽においしく食べられる方法を2つご紹介します。

みかんを焼いて「焼きみかん」

みかんをオーブントースターやグリルなどで焼いて作る「焼きみかん」は、皮ごとまるごとみかんを食べられる方法です。こんがりとした焦げ目がついたらできあがり。焼くことで、みかんの皮にある苦味や渋みが消え、食べやすくなります。また、酸味の強い果実の場合は甘みが増し、おいしいみかんに。寒い時期なら、ストーブの上で焼いてもいいですね。

砂糖をまぶして「みかんピール」

さわやかな香りと独特のほろ苦さが楽しめる「みかんピール」。みかんの皮を砂糖漬けにしたもので、そのまま食べるのはもちろん、スイーツを作る際に味のアクセントとしてプラスするのもおすすめです。

細切りにしたみかんの皮をお湯で15〜20分ほど茹でてざるに上げ、水気を切って同量の砂糖と鍋に入れて水分がなくなるまで煮詰めます。皿の上などに広げて粗熱をとり、砂糖をまぶしたらできあがりです。

参考レシピ:柑橘ピール|生協パルシステム だいどこログ

みかんの皮を使うときの注意点

さまざまな用途で活躍するみかんの皮ですが、使う際には注意したい点もあります。

国産のみかんを使う

国内で生産されたみかんを使いましょう。輸入物のみかんには長い輸送時間に耐えられるように、皮の上から大量に農薬がかけられているものが多くあります。

農薬が気になる場合はお湯で洗う

特に皮ごと食べる場合は無農薬で栽培されたみかんがおすすめですが、手に入れにくい場合は、お湯で洗ってから使うとよいでしょう。

みかんの皮は捨てずに活用を!

みかんの皮は捨てるのがもったいなくなるほど、さまざまな用途で活躍します。いつもなら捨ててしまうみかんの皮を使うことで、食品ロス対策にも貢献できます。今回ご紹介した活用方法をぜひ参考にしてみてくださいね。

【参照サイト】捨てる前に!漢方にも使われる陳皮(みかんの皮)の効能4つと活用法|養命酒 ハーブ・生薬のあるすこやかな暮らしをお届け! 楽しむ・学ぶ
【参照サイト】みかんな豆知識|伊藤農園
【参考サイト】みかんの“皮”、徹底活用術|国際環境経済研究所
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みすみぞの いずみ

九州在住、2男児の母でライター。産後、慣れない育児と家事を必死に両立させようとする中で、モノを減らした暮らしの快適さに気づく。もっともっと毎日の生活も思考もシンプルにさせたい30代半ば。