子ども服を売る前の準備、洗濯・シミのチェックとサイズのまとめ方

※ この記事には広告・PRが含まれています
木のテーブルにたたんで重ねた子ども服とスタイ、帽子、靴下

※本記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれます。紹介するサービスは編集部が独自の基準で選定しています。

「サイズアウトした服がクローゼットにたまってきたけれど、何をしてから出せば値段がつくの?」「食べこぼしのシミがある服や、ファストファッションの服も一緒に送っていいのか分からない」「値段がつかなかった服は、そのあとどうなるのか先に知っておきたい」

そんな方に向けて、この記事では、子ども服を宅配買取に出す前に整えておきたい準備を、洗濯とにおい、シミのチェック、サイズ・季節別のまとめ方などの判断軸に分けて紹介します。値段がつきにくい服の行き先や、手元の服のタイプ別に合う送り先も分かります。

1. 子ども服を売ることは「次の子に渡す」こと

洗濯ばさみで物干しロープに干された子ども服の上下

子ども服は、数か月で着られなくなることも珍しくありません。まだきれいなまま小さくなった服を宅配買取に出せば、次に着る子どもの家庭へ届く入り口になります。「売る」を「次の子に渡す」と考えると、準備のひと手間にも意味が見えてきます。

値段がつくかどうかは、服の状態と、送り先がどんな服を受け付けているかで大きく変わります。送ったあとで「値段がつかなかった」「返送料がかかった」とならないよう、出す前に次の6つを整えておくと安心です。

  • 洗濯とにおい
  • シミ・黄ばみ・毛玉
  • 送り先が受け付けるブランド
  • サイズ・季節別のまとめ方と、点数・金額の条件
  • 付属品とセット
  • 値段がつかなかった服の行き先と返送料

2. 判断軸1:洗濯とにおいは「次の子がすぐ着られる状態」か

子ども服の買取では、洗濯済みであることを受け付けの条件にしているサービスがあります。子ども服の買取を行うキッズセカンズは、宅配買取の条件に「クリーニングまたは洗濯済みのもの」を挙げています。

送る前に洗い直して乾かす

  • しまい込んでいた服も、送る前にもう一度洗い、しっかり乾かしてから梱包する。湿ったまま箱に入れると、届くまでのあいだに、においやカビのもとになります。
  • 防虫剤・柔軟剤・たばこなど、家の中では気づきにくいにおいが残っていないか、袋から出して少し置いてから確かめる。
  • においが気になる服は、風通しのよい日陰に干してから箱に入れる。

衣装ケースから出してそのまま送らない

「しまう前に洗ってあるから大丈夫」と、衣装ケースから出した服をそのまま箱に詰めてしまいがちです。長く保管した服は、防虫剤や湿気のにおいを吸っていることがあります。次に袖を通す子どもと家族のために、最後にもう一度だけ手をかけておくと、気持ちよく渡せます。

3. 判断軸2:シミ・黄ばみ・毛玉を明るい場所で見たか

シミや毛玉、ほつれは、査定で値段が下がる原因になりやすいところです。子ども服は食べこぼしや外遊びの汚れがつきやすいので、送る前に目で見て確かめる手間がいちばん効きます。

明るい窓辺で見るところ

  • 昼間の窓辺など明るい場所で、襟まわり・袖口・胸元・ひざ・おしりを重点的に見る。
  • 食べこぼしの跡は、洗ったあと時間がたってから黄ばみとして浮き出ることがあります。白や淡い色の服は特に念入りに見ておきます。
  • 毛玉は毛玉取り器やブラシで取り、取れかけたボタンは付け直す。
  • 名前を書いたネームタグなど、外せるものは外しておく。

大きな汚れや破れがある服は、買取では値段がつきにくくなります。古着を寄付に回す古着deワクチンでも、「大きな汚れ・破損があるもの」は送れないものに入っています。こうした服は無理に送らず、掃除用のウエスにして家で使い切るか、お住まいの地域の資源回収に出すと、循環の流れを途切れさせずに済みます。

迷うシミの服は別の箱に分けておく

「少しのシミなら気づかれないかも」と混ぜてしまうと、かえって手間と送料が増えることがあります。値段がつかなかった服の返送料を利用者が負担するサービスもあるからです(判断軸6で紹介します)。迷う服は送る箱とは別の箱に分けておき、最後にまとめて判断すると迷いが減ります。

4. 判断軸3:送り先はブランド服とノーブランド服のどちらを受け付けるか

子ども服の準備でいちばん差が出るのが、この確認です。同じ「子ども服の買取」でも、ブランドの子ども服を中心に扱うサービスと、ノーブランドの普段着まで受け付けるサービスがあります。

サービス ノーブランドの服の扱い 特徴 おすすめな人
キッズセカンズ(宅配買取) 対象外。大半のファストファッションブランドも対象外 子ども服の買取。サイズは新生児用〜170cmが対象 ブランドの子ども服がまとまっている人
エコリング 対象のブランド品と一緒に送ると査定の対象になる。ノーブランドの服だけでは受け付けない場合がある B Corp認証を取得 ブランド品と普段着が混ざっている人
トレファクスタイル ブランド・季節を問わず受け付ける(10点以上) まとめて送れる ノーブランドを含めて量をまとめて手放したい人
ブックオフ(宅配買取) 宅配買取では送れない(店頭への持ち込みなら受け付ける) 本・CD・DVD・ゲームも扱う ブランド服を本などと一緒に手放したい人

タグを見てブランドの山とノーブランドの山に分ける

  • 手元の服のタグを見て、ブランドごとに分ける。ブランド名が分からない服や量販店の服は「ノーブランド」の山にまとめる。
  • 送り先の「取り扱いブランド一覧」や「買取できないもの」のページと、手元のブランドの山を突き合わせる。
  • パジャマ・下着・靴下は、子ども服の買取でも対象外になりやすい品目です。キッズセカンズでは、パジャマ・下着・靴下は新品だけを受け付けています。

普段着をブランド向けの送り先に混ぜない

ブランド服を中心に扱うサービスに、ノーブランドやファストファッションの服を一緒に詰めてしまうと、値段がつかない品が増えてしまいます。キッズセカンズは、ノーブランド品、大半のファストファッションブランド、閉鎖や日本撤退をしたブランドを買取の対象外にしています。大型の育児用品や、欧州製の木製玩具を除くおもちゃも対象外です。普段着が多いなら、はじめからノーブランドを受け付ける送り先を選ぶほうが、手間も返送料も抑えられます。

5. 判断軸4:サイズ・季節ごとにまとめ、点数や金額の条件を満たすか

サイズと季節で分けておくと、査定する側にも、次に着る家庭にも服の情報が伝わりやすくなります。宅配買取には「何点以上」「見込み金額がいくら以上」といった条件もあるため、まとめ方によって使えるサービスが変わります。

サイズと季節で分けて、送り先の条件と照らす

  • 80・90・100cmのようにサイズ表記ごとに分け、その中を春夏物と秋冬物に分ける。
  • 上下セットや、きょうだいでおそろいの服は、セットのまま並べておく。
  • 送り先の条件を満たす量かを見る。キッズセカンズの宅配買取は、買取合計額の見込みが5,000円以上の場合に利用できます。トレファクスタイルは、ブランド・季節を問わず10点以上をまとめて送れます。

送る時期は、これから着る季節の服を探す人が増えるころ、つまり衣替えより少し前に出すと、次の子にすぐ着てもらいやすくなります。キッズセカンズのように季節を問わず一年中買い取るサービスもあるので、季節外れの服も手放せます。

「もう少したまってから」と寝かせすぎない

量がそろうまでと長くしまっておくうちに、値段がつきにくくなることがあります。子ども服は流行の移り変わりが早く、キッズセカンズでは販売から年数が経ったものや、デザインや形が古いと判断されたものは買取の対象外になります。サイズアウトしたら季節ごとに見直し、ある程度の量になったところで送ると、値段の面でも収納の面でも無理がありません。

6. 判断軸5:付属品とセットがそろっているか

アウターのフード、ワンピースのベルト、取り外せる飾り、セットアップの片方など、付属品が欠けると服としての価値が下がりやすくなります。一度も着なかった新品の服は、タグがついたままのほうが状態が伝わりやすくなります。

パーツとタグを本体とそろえる

  • 取り外せるパーツ(フード・ベルト・リボン・ケープなど)が本体と一緒にあるかを見て、同じ袋に入れるか、本体と留めておく。
  • 新品・未使用の服は、タグを切らずにそのまま送る。
  • セットで買った服は、上下を一緒に畳んで同じ袋に入れる。

外したベルトやフードを先に集める

着るたびに外していたベルトやフードは、別の引き出しに残ったままになりがちです。梱包の前に、収納ケースや子ども部屋をひと回りして付属品だけを先に集めておくと、見落としが減ります。

7. 判断軸6:値段がつかなかった服の行き先と返送料を決めてあるか

段ボール箱にくまのぬいぐるみを詰める手元

準備を整えても、値段がつかない服は出てきます。そのときに「返してもらうか、引き取ってもらうか」を先に決めておくと、査定の連絡が来てから慌てずに済みます。買取では本人確認書類の提出を求められることが多いので、運転免許証などもあわせて用意しておきます。キッズセカンズの宅配買取では、身分証明書のコピーを同封します。

※表は横にスクロールできます。

サービス 価格・送料(税込) 条件 値段がつかない服の扱い 特徴 おすすめな人
キッズセカンズ(宅配買取) 送料は同社負担(ヤマト運輸の着払い。沖縄・離島はゆうパックの着払い)。キャンセル時と、値段がつかなかった品の返送料は利用者の負担 買取合計額の見込みが5,000円以上。洗濯またはクリーニング済み。身分証明書のコピーを同封 返送を頼むと送料は利用者の負担。査定報告から1週間以内に連絡がないと、商品化と値段がつかなかった品の処分に進む 無料の宅配キットあり。季節を問わず買取 ブランドの子ども服がまとまっている人
古着deワクチン 専用回収キット(Standard)3,300円 容量は120着程度。下着類・パジャマ・水着・大きな汚れや破損があるものなどは送れない 買取ではなく、寄付につながる仕組み。再利用できない衣類は日本国内で適正に処理 キット1点につきポリオワクチン5人分を寄付 値段より、手放した服が役立つことを大切にしたい人

値段がつかなかった服の返送料を見ておく

  • 値段がつかなかった服を返してもらう場合の送料が、誰の負担になるかを見る。キッズセカンズは、同社指定のヤマト運輸(沖縄・離島はゆうパック)を使えば宅配買取の送料は同社負担ですが、キャンセルした品や値段がつかなかった品の返送料は利用者の負担です。
  • 査定の連絡に返事をする期限を把握しておく。キッズセカンズは、荷物の到着から土日祝を除く3営業日以内に査定し、電話とメール(またはFAX)で結果を知らせます。そこから1週間以内に返事をしないと、商品化と値段がつかなかった品の処分に進みます。
  • 返してもらわない服のために、寄付や回収といった、値段の先にある行き先を用意しておく。

査定の連絡の期限と、戻した服の行き先を決めておく

査定のメールを見落として返事の期限を過ぎてしまったり、返送料をかけて戻した服を結局また押し入れにしまい込んでしまったりすることがあります。思い出のある服は送る前に手元に残す分を選び、送ると決めた服は「値段がつかなくても手放す」と決めておくと、気持ちの整理もつきやすくなります。

値段がつかない服を、誰かの役に立つ形で手放す方法もあります。古着deワクチンは、専用回収キットを買って衣類を詰めて送る仕組みです。キット1点につきポリオワクチン5人分が寄付され、送った衣類がカンボジアの古着deワクチンセンターで売れると、1点につき1人分のワクチンが寄付されます。再利用できない衣類は現地に送らず、日本国内で適正に処理されます。

8. 手元の子ども服のタイプ別に選ぶ送り先

準備を終えたら、手元の服のタイプから送り先を絞り込みます。各社の買取条件をさらに詳しく比べたい方は、子ども服の宅配買取サービスの比較記事もあわせてご覧ください。

タイプ1:ブランドの子ども服がまとまっている人はキッズセカンズ

ブランドの子ども服が多く、買取合計の見込みが5,000円を超えそうなら、子ども服の買取を行うキッズセカンズが候補になります。宅配買取の送料は同社負担で、梱包用のファスナー付きバッグ(無料の宅配キット)も頼めます。手持ちのダンボールや紙袋で送ることもできます。サイズは新生児用から170cmまでが対象なので、きょうだいの服をまとめて送るときにも使えます。

一方で、ノーブランドやファストファッションの服が中心の方には向いていません。値段がつかなかった品の返送料は利用者の負担になるため、判断軸3で分けた「ブランドの山」だけを送るのが、このサービスと上手につき合うこつです。

絵本やゲームなども一緒に手放したいなら、ブックオフの宅配買取も候補になります。ただし宅配買取で送れる服はブランド服だけで、ノーブランドの服は宅配では送れない(店頭への持ち込みなら受け付ける)ので、送るのは「ブランドの山」からにします。

タイプ2:ブランド品と普段着が混ざっている人はエコリング

ブランドの服と量販店の普段着が混ざっているなら、エコリングが候補になります。対象のブランド品と一緒に送れば、ノーブランドの服も査定の対象になります。エコリングは、社会や環境に配慮した事業を行う企業に与えられる国際認証のB Corpを取得しています。

ノーブランドの服だけをまとめて送りたい場合は、受け付けてもらえないことがあるので、タイプ3の送り先のほうが合います。

タイプ3:ノーブランドの服が中心で量が多い人はトレファクスタイル

普段着が中心で、サイズアウトした服がまとまった量になっているなら、ブランド・季節を問わず10点以上をまとめて送れるトレファクスタイルが候補になります。ブランドごとに細かく仕分けなくてよいので、準備の手間を減らしたい人にも続けやすい送り先です。集荷の送料は同社負担で、値段がすべてつかず返却を希望した場合だけ送料がかかります。沖縄県・離島からの申し込みは受け付けていません。

数点だけを手放したいときは、点数の条件に届かないことがあります。大人の服も一緒に整理したい方は、ノーブランドの服を売れる宅配買取サービスの記事もあわせてご覧ください。

タイプ4:値段より「誰かの役に立つこと」を大切にしたい人は古着deワクチン

値段がつかなかった服や、査定を待つ手間をかけずに手放したい服が多いなら、古着deワクチンが合います。専用回収キット(Standard)は3,300円(税込)で、薄手の衣類なら120着程度入ります。目安は、シャツ類なら約120枚、セーター類なら約80枚、ズボン類なら約60枚、アウター類なら約20枚です。分別せずにまとめて入れてよく、ハンガーだけ外して送ります。キットを発送したあとに届くメールのフォームで集荷日時を選び、佐川急便のドライバーに渡します。伝票の手配や記入はいりません。

これまでのワクチン寄付は合計10,620,441人分、衣類の再利用は合計73,232,000着分です(2026年9月30日時点・同社調べ)。お金に換えたい方や、パジャマ・下着類を手放したい方には向いていません。アパレルブランドの回収なども含めて行き先を考えたい方は、服の回収を行うアパレルブランドの記事も参考になります。

9. 子ども服を手放す前の準備のまとめ

子ども服を「次の子に渡す」前に整えたいのは、洗濯とにおい、シミ・黄ばみ・毛玉のチェック、送り先が受け付けるブランド、サイズ・季節別のまとめ方と点数・金額の条件、付属品とセット、値段がつかなかった服の行き先と返送料の6つです。中でも、ブランド服とノーブランド服を最初に分けておくと、送り先を選びやすくなり、返送料のむだも減らせます。

準備ができたら、手元の服に合う送り先を選んでみてください。小さくなった服が次の子のもとへ渡り、クローゼットに生まれた「余白」を、あなたなら何に使いますか?

「ゼロウェイスト」の関連コラム

The following two tabs change content below.

Life Hugger 編集部

Life Hugger(ライフハガー)は暮らしを楽しむヒントを紹介するウェブマガジンです。消費や暮らしをサステナブルな方向へと変えていきたいと考えている人に向け、サステナブルなライフスタイル、丁寧な暮らし、子育て、農と緑、健康、家事、レジャーなどに関する情報を紹介しています。
Instagram/Twitter