デンマーク発のシューズブランド「ECCO(エコー)」は、2026年10月21日から11月19日まで、全国のECCO直営店舗でシューズ回収キャンペーンを実施しています。ECCO製品だけでなく他社ブランドの靴も、状態を問わず1人最大3点まで持ち込めます。持ち込んだ人には、ECCO直営店舗で使える3,000円OFFクーポンが進呈されます。
「履かなくなった靴を燃えるごみに出すのは気が引けるけれど、どこに持っていけばいいの?」と、靴箱の前で手が止まっている方も多いのではないでしょうか。そんな方に向けて、この記事では回収の条件と回収後の靴の行き先、まだ履ける靴や直せる靴を手放すときのほかの選択肢を紹介します。
今回の回収は、エコー・ジャパン株式会社が2026年秋冬シーズンに展開する「ECCO Walks」の取り組みのひとつです。ECCO Walksは、実際に履いて歩くことで、ECCOの履き心地を自分の足で確かめてもらう企画です。2026年9月には店頭での全国試着キャンペーンを、10月には実際の街を歩く「ECCO Walks Ginza 5K」を実施しました。その次の取り組みとして選ばれたのが、履かなくなった靴の行き先です。ECCOは、長く快適に履ける靴づくりを大切にしながら、履かなくなった靴の新しい活用方法にも目を向けています。
- 期間:2026年10月21日(水)〜11月19日(木)
- 場所:全国のECCO直営店舗
- 対象:ECCO製品と他社ブランドのシューズ(ブランド・状態は問わない)
- 点数:1人最大3点まで
- 特典:ECCO直営店舗で使える3,000円OFFクーポン(利用条件などの詳細は店頭で案内)
- 回収後:株式会社ワットマンと連携して活用し、その収益を特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパンの支援活動に役立てる
詳細は来店前にECCOの公式サイトでご確認ください。
ブランドも状態も問わず、靴をリユースと支援につなぐ
今回のキャンペーンの特徴は、受け付ける靴の幅が広いことです。自社製品に限らず、他社ブランドの靴も、状態を問わず回収します。サイズが合わずにほとんど履かないままの靴も、長く履いてくたびれた靴も、同じ窓口に持ち込めます。「どのお店に何を持っていけばいいか」を靴ごとに考えなくていいのは、忙しい日々のなかでは小さくない気楽さです。
回収した靴の行き先は、2つの団体との連携で決まっています。ひとつはリユース事業を展開する株式会社ワットマンです。洋服・服飾雑貨・家電・楽器・本・ゲームソフトなど幅広い商品を扱う同社と連携し、再利用できる靴を次の使い手へつなぐことを目指します。もうひとつは特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパンです。自然災害や紛争などで危機にさらされた人びとへの緊急支援・人道支援をはじめ、さまざまな社会課題に取り組む日本発のNGOで、靴を活用した収益がその支援活動に役立てられます。靴箱に眠っていた一足が、誰かの次の一足になり、そのうえ国内外の支援にもつながる仕組みです。なお、再利用が難しい靴がどう扱われるかについては、今回の発表では触れられていません。
ECCOは1963年にデンマークで創業したシューズ&レザーグッズブランドで、レザーの製造から靴づくり、販売までを自社で一貫して手がけています。長く履ける靴をつくる側が、履き終えた靴の行き先まで窓口を用意したことに、今回の取り組みの意味があるといえそうです。
持ち込んだ人に進呈される3,000円OFFクーポンは、ECCO直営店舗での買い物に使えます。利用条件などの詳細は店頭で案内されます。クーポンは、次の一足が必要になったときに使う、くらいに考えておいてもよさそうです。
手放す前に、まだ履ける靴・直せる靴の行き先も
古着の店頭回収に比べると、靴を受け付けてくれる窓口は身近に見つけにくいと感じる方も多いかもしれません。家庭ごみとして出す場合も、靴の分別は自治体によって異なり、素材によって出し方が変わることもあります。だからこそ、期間限定とはいえ全国の直営店舗で受け付ける今回のような機会は、靴箱を見直すきっかけになります。
一方で、回収に出すことだけが答えではありません。きれいな状態で、まだ十分に履ける靴なら、リサイクルショップやフリマアプリで売る、家族や知人に譲るといった方法もあります。自分で次の使い手を選べるぶん、靴が「ちゃんと使われている」実感も得やすくなります。服とあわせて売り先を探すなら、服を売るならどこがいいかをまとめた記事も参考にしてみてください。
また、かかとのすり減りや靴底のはがれといった傷みなら、修理店で直して履き続けられることもあります。とくに革靴は、手入れをしながら長く付き合うほど足になじんでいく、「使い捨てずに育てる」道具のひとつです。手放す前に「この一足は直せば履けるか」を考えてみると、本当に回収に出すべき靴が見えてきます。
靴以外の衣類も含めて、ブランドの店頭回収をどう選ぶかは、アパレルブランドの回収サービスの選び方をまとめた記事で紹介しています。
2026年11月19日までの期間中なら、全国のECCO直営店舗に、ブランドや状態を問わず1人最大3点まで靴を持ち込めます。店舗ごとの実施状況は、来店前に公式サイトや店舗でご確認ください。出かける前に靴箱を開けて、「直して履く靴」「売る・譲る靴」「回収に出す靴」に分けておくと、どの一足も迷わず送り出せます。靴箱にできた余白に、あなたなら何を迎えますか?
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