お歳暮やお中元などでいただいたものや、食べ切れそうにない食品はありませんか。まだ食べられるけれど、食べ切れそうにない食品はフードドライブへの提供を検討してみませんか。フードドライブとは、家庭で余った食品を回収して、福祉団体や生活支援を必要とする人に無償譲渡する取組みです。
今回はフードドライブを常設、もしくは定期的に行っている団体を紹介します。身近に参加できる場所があるかどうか参考にしてみてください。
1.ファミリーマート|全国

画像出典:ファミリーマート
営業時間を気にせず、24時間いつでも寄付できるのはコンビニだからこそできる強みです。より多くの人が気軽にフードドライブの存在を知り、参加できるようになるといいですね。
【公式サイト】ファミマフードドライブ
- 場所:ファミリーマート(全国1,981店舗)
時間:常時(24時間)
2.SECOND HARVEST JAPAN(セカンド ハーベスト ジャパン)|全国

画像出典:セカンドハーベストジャパン
セカンド ハーベスト ジャパンは、2002年に設立した日本初のフードバンクです。「すべての人に、食べ物を」をテーマに、誰もが食にアクセスできるセーフティーネットを構築することを目指して活動。フードバンクへの参加の仕方も幅広く個人から法人、また支援内容も食品だけでなくお金、ボランテイアとしての参加も受けつけています。
また2019年からスタートしたのは、ボランティアなどの社会貢献活動を行うと、お金ではなく食品で受け取ることができる「marugohan(まるごはん)」。新しいスタイルのフードパントリー(食品の受け渡し場所)として注目を集めています。
【公式サイト】SECOND HARVEST JAPAN(セカンド ハーベスト ジャパン)
- 場所:事務所(東京都台東区浅草橋4-5-1)
時間:火~土曜日 10:00~12:00
※宅配便でも発送可能
3. 国際NGOグッドネーバーズ・ジャパン|全国(東京・大阪)

画像出典:国際NGOグッドネーバーズ・ジャパン
グッドネーバーズ・ジャパンは、1991年に韓国で設立された国際NGOであるグッドネーバーズ・インターナショナルの一員です。「世界中の子ども達に笑顔を」をモットーに、国内外の子どもたちの心と体を守りサポートする取り組みを行っています。
グッドネーバーズ・ジャパンのフードドライブは寄付したいものがあってもなくても参加ができるのも特徴のひとつです。食品がある場合は持ち込みのほか、元払いで発送することが可能のため全国どこからでも参加でき、東京か大阪なら直接倉庫への持ち込みもできます。また手元に食品がない場合は、Amazonの欲しいものリストよりお米やスープなど指定の食品を寄付することができるのはユニークですね。
【公式サイト】国際NGOグッドネーバーズ・ジャパン
- 場所:大崎倉庫(東京都品川区大崎)、板橋倉庫(東京都板橋区板橋)、田辺倉庫(大阪府大阪市東住吉区)
時間:持ち込みの場合は事前に要連絡し、日程調整をしておく必要あり。持ち込みの日時は平日の10時~16時
4. 生活協同組合 おおさかパルコープ|大阪

画像出典:生活協同組合 おおさかパルコープ
1975年に設立された生活協同組合のおおさかパルコープでは、組合員一人ひとりの声を大切に「安全でよりよい物をより安く」という思いを実現、また組合員の暮らしがより豊かになるようにと食品関連以外にもさまざまな事業を展開しています。
おおさかパルコープではフードドライブを実施。各店舗をはじめ、組合員会館などいくつもの施設に回収場所を設置。回収した食品は主に子ども食堂へと届けられ、活用されています。
またコープは大阪以外でもフードバンクに取り組んでおり、東北、神奈川はじめ全国で実施しています。近所のコープにも常設の回収ボックスがあるかもしれませんよ。ぜひ調べてみてはいかがでしょうか。
【公式サイト】生活協同組合 おおさかパルコープ
- 場所:おおさかパルコープ店舗/おおさかパルコープ組合員会館/おおさかパルコープ京橋事務所/パル守口福祉センター
時間:おおさかパルコープ店舗は、毎月末週の日~土曜9:00~21:00/それ以外は毎週月~金曜 9:00~17:00
※詳細やそれ以外の回収場所に関してはサイトよりご確認ください
5.イオン九州|九州

画像出典:イオン九州
全国展開している大手スーパーイオンでもフードバンクの取り組みを実施しています。イオン九州では2019年4月より北九州の3店舗でスタートし、2022年9月には「イオン」「イオンスタイル」「マックスバリュ」も加わり、九州7県で182店舗が参加するなどその活動は年々大幅に拡大中。回収された食品は、フードバンク団体を通じて必要とされる福祉団体・施設・子ども食堂などに届けられます。
食品売り場特設コーナーに設置されているので、買い物ついでに寄付もできるのが便利ですね。定期的に実施しているので、ぜひサイトで確認してみてください。
またイオンは九州だけでなく、各地域の自治体と手を組んでフードバンクへ取り組んでいる店舗も多いので、お近くのイオンで実施しているかどうか、ぜひ確認してみてください。
【公式サイト】フードドライブ(食品の寄付活動)を福岡県内の「イオン」「イオンスタイル」全225店舗にて3月14日から取り組みます!
- 場所:九州7県182店舗 ※詳細はサイト参照
時間:毎月第2月曜日~7日間、開店~21:00
※2023年2月以降はサイトよりご確認ください
6.KYOEI(キョーエイ)|徳島

画像出典:KYOEI
徳島県に約30軒を展開するスーパーマーケットKYOEIは、2014年3月より特定非営利法人フードバンクとくしまへの提供を開始。2018年にはKYOEI松茂町で独自のフードバンクの設置を実現しました。
KYOEI全店と、販売期間を過ぎているけれど鮮度のいい農産物を提供する「すきとく市」で回収したものを、障碍者福祉施設設置者との連携がある「はっぴいエコプラザ」へ寄贈するという、KYOEIの取り組みのなかで循環させる独自のスタイルです。
【公式サイト】フードバンク|キョーエイ
- 場所:キョーエイ全店舗
時間:営業時間内
まだ食べられる食品を回収して、それらを必要としている人へと循環させる仕組み、フードバンクに取り組む施設や団体を6つ紹介しました。
フードバンクは各自治体ごとにそれぞれ取り組みがあるため、今回取り上げた活動以外にも全国にたくさんあります。お住まいの地域でも参加できるフードバンクがきっとあるはず!自宅に食べきれない食品がある場合は、参加してみて下さい。
【関連ページ】ボランティアで食品がもらえる?セカンドハーベスト・ジャパンが運営するmarugohanとは
【関連ページ】2023年は食品ロス削減にチャレンジ!今すぐできるアクション13選

mia

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