「食品ロス」は、日々の暮らしで取り組みやすい問題です。また、消費者庁によると、食品ロス量の半分は家庭から発生しています。そこで、日常生活で食品ロスを減らす方法がまとまった本を5冊、ご紹介します!
1.『あるものでまかなう生活』
著者 井出留美
出版社 日経新聞社
発売日 2020月10月9日
これまでは捨てていた食べ物や、眠らせていたモノなどを大切にしながら、暮らしを楽しむコツがたくさん書かれている本。食品ロスジャーナリストの井出留美さんが、「あるのにつくる・売る・買う」世の中の仕組みを明らかにしたうえで、あるものでまかなう食、暮らし、生き方・働き方を指南しています。いろんなヒントがちりばめられているので、折にふれて読み返したい一冊です。
2.『「食品ロス」をなくしたら1か月5,000円の得!』
著者 井出留美
出版社 マガジンハウス
発売日 2019月6月27日
「食品ロス」をなくすことは、家計にもやさしく、地球環境にも良い! そんな観点で、余分なものを買わないワザ、買ったものを全部使いきるワザ、捨てていたものも「食品ロス」にしないアイデア、買い物テクニック、保存法、外食時の工夫を、分かりやすくまとめてある本。1つのコツが見開き2ページになっているので読みやすく「できることから挑戦しよう」という気持ちになれます。
3.『肉・魚・加工食品保存のアイデア帖』
著者 島本美由紀
出版社 パイ インターナショナル
発売日 2019年10月17日
料理研究家・ラク家事アドバイザーの島本美由紀さんによる、肉、魚、加工食品の保存法を網羅した一冊。約70種類の食材について、おいしい保存法、最後まで食べきるアイデアやレシピが、分かりやすくまとめられています。
4.『調味料保存&使い切りのアイデア帖』
著者 島本美由紀
出版社 パイ インターナショナル
発売日 2020年6月11日
「使ってみようかな」と思って買ってみたもののキッチンで眠ったままの調味料、ありませんか? そんな時におすすめなのが、おなじみの調味料からハーブやスパイス、塩昆布や鰹節まで多彩な調味料を使い切るコツを丁寧に教えてくれる、この本です。写真と共に、保存のコツやおすすめレシピが載っているので、心強い相棒になってくれそうです。
5.『農家が教える 野菜の収穫・保存・料理』
西東社編集部/編
出版社 西東社
発売日 2016年7月20日
野菜を育てていると、たくさんとれすぎて持て余すことがあります。また、有機野菜のおまかせ宅配をとっていると、時にレシピに迷う時も…。そんな時に役立つのが、この本です。家庭菜園などで栽培している野菜の収穫、保存、おいしく無駄なく食べきるレシピ(その数なんと229!)が、野菜ごとに紹介されています。
食品ロスを減らすことは、家庭のゼロウェイストに直結します。今回紹介した本を片手に、おいしく、楽しく、食品ロスを減らしていきましょう!
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曽我 美穂
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