世界食料デー(World Food Day)とは、飢餓で苦しむ人々やすべての人々に健康的な食事を確保する必要性など、世界の食糧問題について考える日です。国連食糧農業機関(FAO)が創設された日にちなんで、1981年に国連が毎年10月16日に制定しました。世界に広がる栄養不良や飢餓、極度の貧困を世界的に意識してもらうべく、毎年世界食料デー前後には、世界各国でさまざまなイベントが開催されています。
日本では2008年より世界食料デーのある10月を「世界食料デー月間」とし、NGOやNPOを中心に、多くの団体・企業が食料問題の情報発信や体験型イベントの企画を実施しています。また、日本では令和元年から10月を「食品ロス削減月間」に、10月30日を「食品ロス削減の日」に制定していることから、まさに10月は「食」を考える1か月といえます。
世界食料デー関連イベント
世界食料デー関連のイベントは豊富にありますが、そのなかでも有名なイベントは以下の3つです。
FAO主催、WFP・IFAD共催「2020年世界食料デーイベント」
10月16日の世界食料デー当日には、毎年食に関するテーマを掲げたパネルディスカッションが展開されます。パネラーはFAOやWFP、IFADのメンバー、さらには農林水産省職員も参加しています。
国連主催「世界食料デー24時間グローバルリレー」
各国の昼の時間に合わせて太平洋の島国からつなぎ、食料システム関連者が食料問題の話を展開するトークリレー。近年は、SDGs達成に向けた食料システムのサステナビリティにまつわるトークがありました。日本では農林水産省の職員が参加をしています。
ゼロハンガーチャレンジイベント
世界食料デー周辺に行われる代表的なイベントとしては、国連WFP主催のゼロハンガーチャレンジイベントが有名です。こちらは食品ロス削減の取り組みを実施してSNSに投稿すると、1投稿当たり120円が発展途上国の学校給食支援に寄付されるというもの。
たとえば、賞味期限が近いものや見切り品を購入したり、料理を作る際に野菜や果物の皮や芯などを丸ごと使ったり、飲食店で残さずに完食するなどが、食品ロス削減への取り組みとみなされます。食品会社を中心に多くの企業がパートナーとなって、同イベントを応援しています。
日本のみならず世界共通で制定されている世界食料デーは、世界の食料事情について学べる日でもあります。日本ではあまりなじみのない、深刻な飢餓問題に触れることができます。
【参照サイト】世界食料デー
【参照サイト】農林水産省 2020年世界食料デー
【参照サイト】ゼロハンガーチャレンジ
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