OCS（Organic Content Standard）認証は、オーガニック繊維を含む製品の生産・製造に対する国際認証制度です。原料の収穫から認証製品ができるまでのすべての工程（工場、加工所、倉庫など）において、製品の混合や汚染がない整った管理体制であることの証明と、製品のオーガニック繊維の含有率を最終消費者へ保証する基準です。
OCS認証を受けた商品は、第三者認証機関が、年に1回その製品に関わるすべての企業を訪問し、すべての工程などを確認・認証しています。日本では布団や生地、タオルやシーツなどで認証を受けている製品があります。
オーガニック製品に関する認証制度はほかにGOTSがあります。OCS認証は製品がオーガニックの基準に則っていることを認証する制度であるのに対し、GOTSは加工過程での工場の労働環境や環境問題にも配慮していることを認証する制度となっています。
