“8”のつく日は京都・亀岡で「循環する暮らし」を体験してみよう!

亀岡8

京都府亀岡市にある、「circular kameoka lab(サーキュラーかめおかラボ)」にて、誰もが”サステナビリティ”を身近に感じながら、楽しく、遊び、学ぶように循環型の暮らしに触れることができる「めぐるひろばプロジェクト」が始まります。

Life Huggerでもこれまで度々取り上げてきた、循環型の都市を目指す京都・亀岡市では環境先進都市を目指し「かめおかプラスチックごみゼロ宣言」、「かめおか脱炭素宣言」、「ゼロエミッション計画」など市全体で循環を意識した取り組みを行っています。

そんな亀岡市に昨年8月、JR亀岡駅北にオープンした「circular kameoka lab」は、そうした亀岡の取り組みを世界に発信する情報発信の拠点です。また、多くの人々が集い、交流し、つながる場所としてイベントやワークショップなどを実施する地域のつながりの場でもあります。亀岡の豊かな自然に触れ、環境保全の担い手を育成する通年講座「かめおか自然アカデミー」や、次世代の環境教育「こども海ごみ探偵団」など、多様な環境学習プログラムが展開されています。

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今回の「めぐるひろばプロジェクト」では、毎月「環る(めぐる)」をイメージする記号“∞”から連想される数字の8がつく日に、子育て中の家族やサステナブルな暮らしに関心のある方が、暮らしの中でできる資源循環のあり方を実践しながら学べるような定期開催のイベントが実施される予定です。

8日には、もう使わないけど誰かにとってはまだ使える品物を持ち寄る「めぐる環(わ)物々交換市」が開かれます。リユースを身近に感じられる場として、テーマに沿った品物(5月はアウトドア用品や食器など)が並びます。
参考:めぐる環(わ)物々交換市詳細

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18日は「グリーンラーニングプログラム」として、古着やプラスチックを再資源化するプロセスを体験しながら学べるイベントが行われます。5月18日のグリーンラーニングプログラムは「くるくるファッションオープンデイ」として、能登の着物で作るバッグのリメイク体験や、服を交換する「エモ服交換会」、環境配慮ファッションのポップアップストアも出店され、サステナブルファッションを肌で感じられる一日になります。
参照:くるくるファッションオープンデイ詳細

28日は、壊れてしまったモノにもう一度命を吹き込む「リペアカフェ」。子どもや初心者でも参加しやすい設計で、修理を通じてモノとの関わり方を見直すきっかけになります。カフェでは衣類やおもちゃ、家電などを持ち寄って修理体験ができます。修理のプロと直接話せる機会でもあり、地域のつながりを深める場にもなっています。

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亀岡市では、circular kameoka labを拠点に市民が参加できる循環型のプロジェクトが定期的に開かれていて、誰もが暮らしの中にある「もったいない」や「これ、誰か使ってくれるかも?」といった感覚に気づく場面が多くあります。

近隣の関西圏に暮らす家族や、地方移住を検討している方にとっても、亀岡でのこうした体験は「循環のある暮らし、できるかも」と思える入り口になるはずです。循環型の暮らしに関心のある方、まずは気軽に「8のつく日」に、京都・亀岡市に足を運んでみてはいかがでしょうか。

家庭にある不要品が誰かの宝物になる瞬間の喜びを感じ、修理の手を借りてまた使えるようになる道具たちに感動する。そんな小さな循環の実践が、持続可能な暮らしのヒントになるのではないでしょうか。

【参照ページ】https://www.city.kameoka.kyoto.jp/site/prcenter/74560.html
環る(めぐる)ひろばプロジェクト紹介ページ
【関連ページ】【京都府 亀岡市】かめおかプラスチックごみゼロ宣言
【関連ページ】プラスチック製レジ袋がない市!ごみ削減に取り組む京都府亀岡市をレポート

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Life Hugger 編集部

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