料理を作ると必ず出る「生ごみ」。これからの季節は特に臭いやコバエなど、生ごみの悩みが尽きないですよね。そんな方におすすめなのが、生ごみを自宅で処理できる「生ごみ処理機」です。うまく活用すれば、生ごみ処理が楽になったり、多くの悩みが解決します。この記事では、生ごみ処理機を導入するメリットやデメリット、そしておすすめの機種を6つ紹介します。さっそく見ていきましょう。
生ごみ処理機のメリット
生ゴミ処理機を導入すると、家庭で排出されるごみの量が減り、ごみ出しの頻度や労力を軽減できます。乾燥させることで、なんと生ごみを70%も減量できるという調査もあるほどです。
参照:生ごみの乾燥で70%のごみ減量も 自治体が家庭でできる対策呼びかけ
また、屋内で使う生ごみ処理機のほとんどは、しっかりと蓋を閉じて使用するためキッチンの嫌な臭いも減ります。
生ごみ処理機のデメリット
デメリットは、生ごみ処理機の導入にコストがかかる点です。生ごみを処理するだけのために、お金をかけたくないという方も多いかもしれません。ただ、生ごみ処理機は、各自治体などでも購入を促しているため、助成金が出る場合もあるので、事前に問い合わせてみましょう。
また、電気代などのランニングコストもかかります。
生ごみ処理機おすすめ6選
ナクスル(NAXLU)
生ごみを入れると、微生物が生ごみを空気に分解します。全自動なので、電源ボタンを押す必要はなく処理が終わるのを待つ必要もありません。なるべく電気を使わないように設計されているので、電気代は乾燥式の約半分以下です。取り出した内容物は、堆肥として使用できます。
臭いもなく、静かな点もポイントです。
【ウェブサイト】ナクスル
MS-N53XD Panasonic(パナソニック)
パナソニックの「MS-N53XD」は、約130℃の温風で、生ごみを乾燥除菌し、容量を約1/7まで大幅に減少させます。処理中の臭いを約99%カットするので、生ごみの嫌な臭いはほとんどしません。肥料が作れる「ソフト乾燥モード」付きなので、家庭菜園をしている方にもおすすめです。ゴミ箱感覚で、キッチンに設置で来ます。容量は6Lなので、家族が多い方にもおすすめです。
【ウェブサイト】Panasonic
パリパリキュー PPC-11 島産業
島産業の「パリパリキュー PPC-11」は、1〜5人程度の家庭を想定した乾燥式処理機です。乾燥後の生ごみは約1/5まで削減され、有機肥料としても使えます。通常とソフトの2種類のモードがあり、最短4時間〜最長10時間程度で乾燥処理が完了します。グッドデザイン賞2020を受賞していて、大きさもA4用紙サイズ程度でコンパクトなので置き場所に困りません。
【ウェブサイト】島産業
パリパリキューブライト アルファ PCL-33 島産業
「パリパリキューブライト アルファ PCL-33」は、「パリパリキュー PPC-11」のミニサイズで1〜3人用を想定しています。円柱タイプのデザインをしており、小さなごみ箱のようです。生ごみの最大容量は約2Lとなっています。乾燥までにかかる時間は、通常モードで約9時間、節電モードで約5時間です。【ウェブサイト】島産業
フードサイクラー FC-30 MODENITY(モダニティ)
カナダ発のブランド「MODENITY」から発売されている「フードサイクラー」は、水気を切った生ごみをバスケットに入れ、スイッチを押すだけで、約3時間後に乾燥処理が完了します。最大容量は2Lで、処理が早いので、電気代も低コストで経済的です。【ウェブサイト】MODENITY
NAGUALEP(ナグアレップ)
「NAGUALEP」は環境保護への貢献を目指して、2019年に設立された中国・深センのベンチャー企業であるナグアレップ社に開発された生ごみ処理機です。独自に開発した高温乾燥技術で、最大120℃で生ごみを乾燥処理します。ワンボタンで乾燥、脱臭、粉砕まで完結し、約3時間で生ゴミを約8割も減量させます。
本体サイズも縦25cm、横25cm、高さ40cmとそこまで大きくありません。1度に最大約2L分の生ごみを処理できます。
【ウェブサイト】NAGUALEP
生ごみを乾燥させることは、実は、環境にも優しいアクションです。生ごみには多くの水分が含まれているので、燃やすのに、膨大なエネルギーやコストがかかっています。生ごみを乾かして捨てるだけで、ごみ出しが楽になるだけでなく、環境保護にもつながります。ぜひ、生ごみ処理機を生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?
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斉藤雄二
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