子どもと一緒にゼロウェイストチャレンジ!環境への意識を高めよう

一日の終わりに集めたごみの量を見て驚くことはありませんか? 私たちの便利な生活は、多くのごみを排出することによって支えられている側面もあります。集められたごみは大きなエネルギーをかけて処理されるため、自然環境へ及ぼす影響は決して少なくありません。私たちは子どもたちの未来のためにも現在の「使い捨て社会」から、ごみを減らし資源を大切にする「循環型社会」へ切り替えていく必要があります。まずはできることからゼロウェイストにチャレンジしてみませんか。ぜひお子さんと一緒に取り組んでみてください。

親子で再確認しよう!国内のごみの現状とは?

昔、ごみ問題について学んだことがある方は多いのではないでしょうか。しかし私たちを取り巻くごみ問題は、以前と比べて変化している点もあります。ゼロウェイストチャレンジに取り組む前に、まずは国内におけるごみの現状について再確認しておきましょう。

ごみの年間総排出量は東京ドーム115杯分

家庭やオフィスなどから排出されるごみ(一般廃棄物)の年間総排出量は4,274トンで、東京ドーム115杯分に当たります。一日一人当たり918gのごみを排出している計算です。ごみは焼却したり埋め立てたりするなどして処分されるため、環境へ大きな負荷が生じます。

しかし、一般廃棄物の排出量は、2000年をピークに減少しています。理由として、私たちのごみに対する意識の高まりや、人口減少などが考えられます。とはいえ、未だ多くのごみが排出されていることに変わりはありません。

ごみの中で多いのは生ゴミやプラスチック類

捨てられたごみの中で多いのは生ゴミやプラスチック類、紙類です。生ゴミの中には調理くずや食べ残しだけでなく、手をつけられていない食料品も多く含まれています。また、近年生産量が大きく増加し、ごみとなる量も増えたと考えられるのがプラスチック類です。プラスチックごみは海洋汚染問題の一因でもあり、今後はより減らす必要性が高いと考えられています。

「リサイクル」よりもリデュース・リユースを

リサイクルもごみを減らす有効な手段ですが、資源を回収したり分別したりするには相応の手間と費用がかかります。また、新たな製品として加工するためには多くのエネルギーを消費し、二酸化炭素を排出するなどの環境負荷も。こうした現状から、まずはごみを減らす(リデュース)や再利用(リユース)に取り組もうという動きが高まっています。

今日からできる、子どもとゼロウェイストチャレンジ

ショッピング

ごみ問題について親子で学んだら、次はさっそく行動に移してみましょう! 子どもと一緒に取り組みやすい内容をご紹介します。

マイボトルを持って出かけよう

出かける際にはお茶を入れたマイボトルや水筒を用意しましょう。出先でペットボトルのドリンクを購入するのを防ぎ、プラごみを出さずにすみます。今やお出かけのマストアイテムなったマイバッグとあわせてマイボトルを持つことも習慣化したいですね。お気に入りのマイボトルなら、楽しく携帯できるかもしれません。

壊れたおもちゃは修理しよう

壊れたおもちゃはすぐ捨てるのではなく、修理を検討してみましょう。おもちゃ修理を専門にボランティア活動を行っている団体も数多くあります。またメーカーによっては修理対応しているケースも。モノを大切にする心を育む体験にもなります。

親子で買い物へ行こう

「ゼロウェイスト」の視点で、子どもと一緒にスーパーへ買い物へ行ってみましょう。できるだけごみが出ない商品はどんなものか、逆に過剰包装されている商品はないかなどをチェック。商品を購入する際の基準として、「ごみが出ない」や「ごみが少ない」という選択肢も持ちたいですね。

プリント類はリサイクルしよう

子どもが学校から持ち帰ってくるプリント類は裏紙をメモ用紙にしたり、雑紙としてリサイクルに出したりしましょう。燃やせるごみに含まれる紙類の割合は高く、リユースやリサイクルすることでごみの減量化につながります。不要になったプリントは、専用ボックスなどを用意しておくと、つい捨ててしまうのを防げますよ。

絵本で、ゼロウェイストを学ぶ

「ゼロウェイスト」のことを、子どもに伝えたいと思っても、どうやって伝えればいいかと悩みますよね。そんな時は、親子共に楽しみながら取り組める、絵本の読み聞かせをしてみてはいかがでしょうか?難しくなりがちな「ゼロウェイスト」をわかりやすく使えることができます。

子どもと一緒にゼロウェイスト~読み聞かせ向け絵本4選~

親子で取り組むゼロウェイストチャレンジで環境への意識を高めよう

国内で排出されるごみの量は非常に多く、環境へ大きな負荷が生じています。ごみ問題へのアプローチとしてリサイクルやリユースも効果的ですが、そもそもごみを出さない「ゼロウェイスト」を心掛けることが重要です。子どもと一緒にゼロウェイストチャレンジに取り組めば、家庭全体のごみ問題に対する意識も高まるはず。社会全体から考えると小さな一歩かもしれませんが、チャレンジする家庭が増えれば、ごみ問題も解決につながっていくはずです。ぜひ親子でゼロウェイストチャレンジに取り組んでみてくださいね。

【参照サイト】学研キッズネット ゴミ・リサイクル
【参照サイト】産業環境管理協会 小学生のためのリサイクル学習ホームページ
【参照サイト】環境省 こども環境白書2011
【参照サイト】環境省 一般廃棄物の排出及び処理状況等(令和元年度)について

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