5月30日(月)は「ごみゼロの日」ということで、企業や団体などがさまざまなイベントを開催している。1,900人超のシェフが登録する作り置きシェフサービス「シェアダイン」を運営する株式会社シェアダインもそんな企業のうちのひとつだ。
同社はごみゼロの日に向け、家庭で食品ロスゼロを実践する企画「ロスゼロ体験プラン」と、シェアダイン登録シェフが登場し、”どこまでごみを出さずに調理できるか”に挑戦するYouTube動画を公開中。
本企画は、シェアダインが2021年7月からスタートしたSDGsに関する取り組み「Zero Food Loss and Waste Action(ゼロ フード ロス アンド ウェイスト アクション)」プロジェクトの一環として実施されるものだ。家庭料理のプロフェッショナルとして登録するシェアダインのシェフが、日常で実践している「ごみを減らす調理のコツ」を、動画やワークショップを通じてシェアしてくれる。

画像出典:シェアダイン
期間限定で募集している「ロスゼロ体験プラン」は、作り置きメニューと調理中に発生した野菜や果物の料理くずで、もう1品作る体験プランだ。詳細は以下の通り。
- 実施期間:5月17日(火)〜6月30日(木)、1回2時間程度
- 参加費:11,000円(税込・交通費込)/1人
- 会場:東京23区を中心とした首都圏周辺エリア
開催地など、より詳しく知りたい人は公式サイトの特設ページをご覧いただきたい。作り置きメニューは7品前後が目安で、ごみゼロレシピを含め合計8品程度を約2時間で楽しく学べる。子どもと一緒に参加可能なので、食育月間の6月にもおすすめの企画だ。
YouTubeで公開している「ごみゼロ調理動画」は、誰でも視聴可能なレシピ動画。シェアダインに登録している豪太シェフが登場し、キャベツやブロッコリーの芯、野菜くず、余った鶏肉の皮、出汁をとったあとの中身など、いつもなら捨ててしまいそうな食材を使って次々と料理を作っていく。
農林水産省が発表した「食品ロス量(平成30年度推計値の公表)」によると、日本における食品廃棄物のうち、食品ロス(まだ食べられると考えられる廃棄物)は、年間約600万トン。世界で6番目に多い国だ。そのうちの約半数は「食べ残し」や手つかずの食品の廃棄「直接廃棄」、皮のむきすぎなどの「過剰除去」が原因とされ、家庭から発生しているという。
シェアダインは、ごみゼロの日をきっかけに、少しでも家庭で発生する食品ロスを減らす習慣や意識を広げていきたいと意気込みを示した。
1人でも気軽に実践できるのがゼロウェイストの魅力ということで、LifeHuggerでも、たくさんのゼロウェイスト関連記事を公開している。今年は家庭料理に注目して「ごみゼロ」を目指してみてはいかがだろうか。
【参照サイト】シェアダイン
【関連ページ】【ゼロウェイスト】ズボラな人でもできるクッキングアイデア6つ
【関連ページ】エコライターがすすめる「食品ロスを減らしたい」と思った時に読んでほしい本5選
【関連ページ】【食品ロス削減】野菜・フルーツ、まるごと活用術!ベジブロスの作り方もご紹介
斉藤雄二
最新記事 by 斉藤雄二 (全て見る)
- 土に還る「ポケモンTシャツ 〜ディグダのやさしいTシャツ〜」販売開始。和紙生地版はポケモンワッペンも引き継げる - 2022年6月25日
- 無農薬・無添加な規格外食材をアップサイクルしたペットフード「Picnic」販売開始 - 2022年6月21日
- 予算5,000円から選べる! 父の日に贈りたい「サステナブルギフト」7選【2022年版】 - 2022年6月17日
Recommend










What's New

土に還る「ポケモンTシャツ 〜ディグダのやさしいTシャツ〜」販売開始。和紙生地版はポケモンワッペンも引き継げる

レシピあり!京都発、乾燥野菜ブランドOYAOYAと京丹波ラディッシュが取り組む町おこしプロジェクトとは?


野菜の切れ端を捨てずに育てて、にんじんとチンゲンサイのリボベジに挑戦してみた!


フォロワー4万人の「サステラ」読者と企業が本音で語り合う。サステナブル・ライフスタイル研究会イベントレポート


サステナブルなスマートフォンケース10選。生分解性の素材から回収システムがあるモノまで


無農薬・無添加な規格外食材をアップサイクルしたペットフード「Picnic」販売開始

環境や海に優しい洗濯ネット4選!マイクロプラスチック対応や天然素材を選ぼう


「世界難民の日」に考える 今、わたしたちにできること

