想いのこもった生花。「長く楽しむために⾃宅でドライフラワーに挑戦したがうまく乾かない」、「⾊褪せてきたので惜しみながら廃棄してしまう」といった経験はないだろうか。そこで、エシカルなサービスやプロダクトを提供している株式会社ethica(エシカ)では、プレゼントなどでもらった生花を持続可能なカタチにリメイクして届けるサービスを開始した。
まだ美しく咲いているのに、産地・小売・イベントなどで様々な事情により廃棄となってしまう「花き」のことをフラワーロスという。同社では、このようなフラワーロスを削減するため、廃棄対象となる花きのみを使用したドライフラワーの製作を行なっている。また、通常のドライフラワーの製造過程とは異なる独自の製法により、ドライフラワーでありながらも生花に近い発色や質感、丸みをキープさせている。
今回の新サービスは、このethica独自の製法でお手元の生花をドライフラワーへとリメイクし、永く楽しめるお花としてお届けするというもの。ドライフラワーになりにくい花、乾かすことでボリュームが減る花が含まれている場合は、エシカルフラワー(ロス対象フラワーを100%使った独自製法のドライフラワー)を追加してアレンジメントをすることもあるとのこと。
リメイク費用として1,100円(税込)がかかるが、「ethicaによるinstagramへの投稿許可」「利用者自身がinstagramへ投稿」に協力すれば無料となる。
サービスの依頼は、公式インスタグラムのDMから。その後、リメイクを希望する花の持込or配送(送料別途必要)。作品は花の到着から7⽇以内に制作してお届け予定。

リメイク前

リメイク後
以前、同社がエシカルフラワーで製作したスワッグをクラウドファンディングサービス「Makuake(マクアケ)」にて販売したところ、目標としていた応援購入金額を⼤幅に上回る352%を達成した。このことからも、エシカルフラワーへの注目が高まっていることがうかがい知れる。
今回のサービスでは、フラワーロスの削減に貢献することができるとともに、花を贈ってくれた人と受け取った自分自身の大切な想いを永く残すことを可能としている。このような環境と人に優しい花のサービスが広まることで、花を気軽に贈ったり、楽しんだりする人が増えることを願う。
【公式インスタグラム】株式会社ethica
【参照ページ】Makuake|気軽にサステナブル!独自製法でつくるエシカルなドライフラワーでフラワーロス削減!
【関連ページ】切り花の寿命がグッと延びる!3つのポイントをおさえて、花のある暮らしを楽しもう
【関連ページ】花の地産地消をめざそう!「スローフラワー」のすすめ

あゆみ

最新記事 by あゆみ (全て見る)
- 「幸せ」と「持続可能」を両立する!Plan・Do・Seeの新しいウエディングプランとは - 2024年11月29日
- ファミマ、プラスチック製スプーンなどの有料化で提供本数を78%削減 - 2024年11月27日
- 玉川高島屋S・C、循環先を選択できる”参加型”の衣料回収BOXを設置 - 2024年11月22日