訳あり品を利用するメリットとデメリットは?

※ この記事には広告・PRが含まれています

訳あり品を利用することで、食品ロス削減に貢献できます。しかし、訳あり品を購入してみたい方の中には、「品質が心配」「お得なの?」などの理由から利用に躊躇している方も多いのではないでしょうか。そこで、今回は、訳あり品を利用するメリットとデメリットを紹介します。あわせて、おすすめの訳あり品購入サイト4選も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

訳あり品を利用するメリット

まずは、訳あり品を利用するメリットから見ていきましょう。

食品ロスの軽減に貢献できる

訳あり品を利用する大きなメリットの一つが食品ロス削減への貢献です。特に、野菜や果物などの商品は、見た目の規格が厳しく、食べられるのに、市場に出せない在庫を抱える生産者も少なくありません。また、パッケージの破損や賞味期限が近いなどの理由で、販売できない商品も多数存在します。訳あり品を積極的に購入することは簡単にできる社会貢献の一つです。

価格が安い

生活者にとって価格の安さは大きなメリットです。価格が安いからといって品質に不安を抱く必要もありません。多くの訳あり品購入サイトでは、品質や味に問題がないことを明示しています。特に、自宅で消費する食品などは、見た目にこだわる必要がなく、費用を抑えたい方にはおすすめです。

市場に出回らないような珍しい商品や知らない商品に出会える

訳あり品購入サイトでは、珍しい商品に出会えるのも魅力です。訳あり品購入サイトの商品は、過剰在庫を抱えてしまったなどの一時的な理由で困っている生産者や卸業者から販売されており、各地の名産品や市場に多く出回らない稀少な商品と出逢える可能性があります。

生産者を応援できる

訳あり品の購入は、困っている生産者を支援する一つの方法です。同じ食材を購入するのであれば、安く購入できる上に、人助けとなる訳あり商品を選択してみるのもよいかもしれません。

訳あり品を利用するデメリット


これまで訳あり品を購入するメリットを解説してきましたが、ここではデメリットも確認しておきましょう。

品揃えが安定せず、欲しい商品が買えないことがある

訳あり品は、どのような商品がどのタイミングで発生する予想できません。そのため、必ず欲しい商品があるとは限らない点がデメリットです。欲しい商品があれば購入するくらいの気持ちで買い物できるとよいでしょう。

1つの商品量が多い場合がある

特に、在庫を抱えた事業者の食品ロス削減を目的とした販売品は、1つの商品の量が多い場合があります。消費期間も短いものが多いため、一人暮らしの方は、購入する前に食べられる量かを確認しましょう。商品量が多い訳あり品は、大人数で分け合うことを前提として購入するのがおすすめです。

味や品質は問題ないが、形が揃っていなかったり、賞味期限が近かったりする

訳あり品の「訳あり」とは、見た目の悪さや期限の短かさを意味します。自宅で消費する分には問題ないと考えている方の利用がおすすめです。

商品の価格は安くても送料や手数料で価格がかかる

訳あり品は、低価格で商品を購入できますが、送料や手数料を加えると、結果的に割高になってしまう可能性もあります。購入前に商品の値段以外の費用がいくらかかるかも確認しましょう。なかには送料が無料の商品を扱っているサイトもあるので、送料が気になる方はそうしたサイトを使うとよいでしょう。

おすすめの訳あり品販売サイト4選

ここでは、おすすめの訳あり品販売サイトを4つ紹介します。

Kuradashi(クラダシ)

kuradashi

画像は、クラダシから引用。

クラダシは、訳あり品を販売し、食品ロスの削減を目指すネット通販サイトです。サイト内では、食品ロス削減を目指すクラダシのパートナー企業が出品した商品の購入ができます。レトルト食品や高級スイーツ、飲料や日用品などが購入できます。月額550円のプレミアム会員に登録すると、いつでも送料が無料になるのもうれしいポイントです。

クラダシは、売上の一部を社会貢献活動団体支援に使っています。購入時に環境保護や動物保護など自分が支援したい団体を選択できるので、買い物を通して気軽に社会貢献してみたい方におすすめです。

Kuradashi(クラダシ)のおすすめポイント!

  • レトルト食品や高級スイーツ、飲料や日用品など、幅広い商品が購入できる
  • 売上の一部が社会貢献活動団体支援に使用される
  • 月額550円のプレミアム会員に登録すると、送料がいつでも無料で利用できる

ロスオフ

ロスオフ

画像は、ロスオフから引用。

ロスオフは、在庫ロスを抱える生産者や卸業者と生産者をつなぐプラットフォームです。サイトでは、市場に出せないけれどまだ食べられる食品や過剰在庫を抱えて消費しきれない商品を抱える販売者から、特別価格で商品が購入できます。販売者と直接やりとりができる点も魅力です。

ロスオフの商品カテゴリーが、食品だけに限らず、生活雑貨や衣類、キッズ用品、ペット用品など幅広い点もポイント。また、ロスオフのサイト内では、「送料無料」「割引率◯%以上」などの商品特集が組まれており、買い物がしやすくなっています。

ロスオフの宅配のおすすめポイント!

  • 購入者と直接やりとりすることができる
  • 送料無料の商品カテゴリーもある
  • 食品以外にも生活雑貨や衣類、ペット用品など幅広い商品を取り扱っている

ロスゼロ

ロスゼロ

画像は、ロスゼロから引用。

ロスゼロは、食品ロス削減を目指しているサイトです。さまざまな理由で行き先を失った「食品ロス予備軍」を購入することができます。

ロスゼロには、「不定期便」という食品ロスを活かした面白いサービスがあります。商品が届く頻度は約2カ月に1度。どんな商品が出るかは時期や状況によって異なるため、中身はお楽しみとなっています。5,000円(税込)の利用料金で、定価9,000円〜10,000円相当の商品の詰め合わせが利用可能です。一度に3〜5kgの食品ロス削減に貢献できるので、楽しみながら社会貢献したい方におすすめです。

また、ロスゼロは、アップサイクル商品のオリジナルブランドを持っています。2023年10月現在、アップサイクルされた高品質チョコレートが安価に購入可能です。

ロスゼロのおすすめポイント!

  • 食品に特化した訳あり品販売サイト
  • 約2カ月に1度、食品ロスになってしまう商品の詰め合わせが届くサブスクリプション商品がある
  • オリジナルのアップサイクルブランドがある

WakeAi(ワケアイ)

wakeai(ワケアイ)

画像は、WakeAiから引用。

WakeAiは、全国の産地直送品や名産品を中心とした食品ロス削減を目指す社会貢献型サイトです。コロナ禍で在庫を抱えた事業者や生産者を支援するためにサービスがスタートしました。

WakeAiには、「WakeAiフードバンク」というひとり親家庭を支援する制度があります。購入した金額の一部がフードバンクの資金として積み立てられるため、WakeAiで買い物をすれば、自動的に社会貢献できるという仕組みです。産地直送品や名産品を取り揃えており、商品を見ているだけでも楽しめます。

WakeAi(ワケアイ)のおすすめポイント!

  • 全国の産地直送品や名産品を取り扱っている
  • 買い物を通して困っている事業者・生産者を支援できる
  • 購入金額の一部が社会貢献活動支援に使用される

さいごに

今回は、訳あり品を利用するメリットとデメリットについて解説しました。訳あり品の購入は簡単にできる社会貢献の一つです。まだ利用したことのない方は、ぜひ今回紹介したおすすめサイトをチェックしてみてください。

※数値や金額は、2023年10月時点のものです。

訳あり品販売サイトに関するおすすめの記事

おすすめ訳あり品サイトPICK UP!

クラダシ

クラダシ買い物を通じて社会や地球をよくできるソーシャルグッドマーケットの「クラダシ」

ロスオフ

ロスオフ在庫ロスを抱える出品者と、安く買いたい購入者をつなぐ販売サイトの「ロスオフ」

フィシュル

フィシュル未利用魚を積極的に使用したミールキットのサブスク「フィシュル」

フードの最新コラム

サステナブルな食を楽しむサイトを見る