服部麻子さん流、冬の『あるものでごはん』献立編

サステイナブルに暮らしたい」「サステイナブルに家を建てる」の著者、服部麻子さんとLife Huggerのコラボレーション企画「あるものでごはん」。

旬の野菜を使って簡単にできる日々のごはんのレシピをお届けしています。旬の野菜は自然のサイクルに沿って育てられるため、農薬や化学肥料の使用量が少なく、環境にも優しい選択となります。

35回目となる今回は、「冬の献立編」です。

ぐっと寒くなってきましたね!

焼きおにぎりとあたたかな汁物、フレッシュな野菜や果実。今回は、季節の素材をシンプルに料理した冬の献立をご紹介します。

焼きおにぎり


両面を焼いて、じゅっと醤油をかけて香ばしく。できたてあつあつも、冷めてもおいしい。余った分は冷凍しておくと重宝します。

「焼きおにぎり」のレシピは、こちら

柿のマリネと青菜の塩もみ

フレッシュな香りや歯ざわりを食卓に。青菜は塩でもんで、仕上げに醤油をすこしで漬物がわりになります。名残りの柿はフレッシュなサラダに。

「柿のマリネ」のレシピは、こちら

オイルと調味料をまとわせるだけ!

「あるもので」和風スープ

寒い冬には温かい汁物がうれしいですね。
「あるもの」で作る具沢山の和風スープは、消化もよくほっとする味。翌日の、味がなじんだスープもおいしい。

材料

・手元にある野菜(今回はごぼう、玉葱、しいたけ)
・豆腐(油揚げや厚揚げでも)
・出汁
・ごま油 
・塩、醤油
・ねぎや生姜など薬味(あれば)
*すべて好みの量

作り方

1. 野菜は食べやすい大きさに切る
2. 鍋にごま油を熱し、火の通りにくい順に野菜を炒める
3. 塩ひとつまみと焦げ付き防止の水を50ccほど加え、蓋をして弱火で5~10分蒸らし煮にする
4. 出汁と手でくずした豆腐を加え、再度煮立ったら、塩と醤油で味付けする
5. 器に盛り、ねぎやおろし生姜など、薬味をのせる



メインは具沢山の汁物。
薬味たっぷりで体が温まります。
あるもので作る冬の献立、ぜひお試しくださいね。

photo: kettle_photo


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服部麻子

高知の山のふもとで、ちいさな畑、野草茶ブレンド、保存食づくりを楽しむ。 日々のごはんはそのとき「あるもので」作っています。著書に『サステイナブルに暮らしたいー地球とつながる自由な生き方―』『サステイナブルに家を建てる』(アノニマ・スタジオ)(写真 衛藤キヨコ)Instagram:@asterope_tea