料理をする時に欠かせない「保存容器」ですが、どのようなものを使っていますか?油汚れが落ちにくかったり、匂いがついてしまったり、割れてしまったりして、頻繁に買い換えている方も多いのではないでしょうか?今回は、買い足そうと考えている方や、どれにしようかと探している方へ、油汚れや匂いが落としやすく、長持ちするプラスチックフリーの保存容器をご紹介します。
蓋も容器もプラスチックフリーの保存容器
1.ガラス|ドイツ「WECK(ウェック)」
イチゴのエンボスマークが目印のWECKキャニスター。WECK社が製造するドイツ生まれの保存調理用ガラス瓶で、100年以上も世界中の家庭で愛され続けています。
WECKの仕組みは瓶、ガラス蓋、天然のゴムパッキン、ステンレス製のクリップで密閉状態を作り出すというもの。正しい方法で煮沸密閉した保存食はピクルスで約半年、煮込み料理やソースで約3ヶ月、冷暗所での保存が可能になります。
また半分以上がリサイクルガラスを使用して作られているため、ガラス本来の色合いを生かした優しい薄緑色。そしてそのままテーブルに置いても可愛いルックスも特徴です。サイズや形はなんと約30種類以上、用途に合うWECKキャニスターがきっと見つかるはずです。
【ウェブサイト】WECK
2.ガラス|フランス「Le Parfait(ル・パルフェ)」
フランスのシャンパーニュ地方の街、ランスで1935年創業のル・パルフェ社。保存食文化が生活に根付いているフランスで生まれたル・パルフェの保存瓶は発展を続け、今のオレンジのパッキンが象徴的なガラスジャーに進化を遂げました。
真空密閉して使うガラスの保存容器で、ジャムやピクルスの長期保存にピッタリ!ボーカルジャー、テリーヌジャー、ダブルキャップジャー、ジャムポットから、料理や用途に合わせたものを選べます。異なるサイズで揃えると、キッチンに統一感が出て美しい収納が叶います。
【ウェブサイト】Le Parfait
3.シリコン|アメリカ「stasher(スタッシャー)」
アメリカのカリフォルニア州で生まれた、世界初の密閉型シリコーンバッグ。原料は、食品用品質として認められている100%ピュアプラチナシリコーンで、BPA、BPS、鉛、ラテックスフリーで安心して使えます。また冷凍庫、電子レンジ、オーブン、そして食洗機で、しかも半永久的に繰り返して使える、タフさが魅力です。
ボウルコレクションは、底が平らなデザインで使いやすく、口が大きいので、出し入れや洗浄がしやすくなっています。
【ウェブサイト】stasher
容器がプラスチックフリーの保存容器
4.ガラス|日本「iwaki(イワキ)パック&レンジ」
日本生まれの耐熱ガラスの老舗ブランドiwakiは、1883年に日本最初の民間ガラス工場として創業されました。世代を越えて愛されるようにとシンプルな形はそのまま、使い心地や機能は常に進化を続けてきた耐熱ガラスの保存容器は今でも、日本の多くの家庭で重宝されています。
特に「パック&レンジ」は1988年の発売以来のベストセラー。耐熱ガラスの優れた特性を活かした、保存・調理・テーブルウエアの3機能を兼ね備えています。食べる前にそのままレンジで温められる手軽さ、ガラス瓶なので匂い移りが少ないので、普段使いにぴったりです。
【ウェブサイト】iwaki
5.ホーロー|日本「Honey Ware(ハニーウェア)真空琺瑯容器|ヴィードシリーズ」
1947年の創業以来「日々の暮らしを豊かにする道具をつくりたい」という思いで、琺瑯(ホーロー)製品の生産を続けているハニーウェア。製品はどれも日本人スタッフの細やかな管理のもとで、タイにある自社工場で丁寧に生産。主材の琺瑯用鋼板には日本メーカーの材料を使っています。
ホーローとは鉄(琺瑯用鋼板)の表面にガラス質を焼き付けたもので、鉄とガラスの強さを掛け合わせた強靭な性質があります。ガスはもちろん、IH調理器でも加熱可能です。
今回紹介するヴィードシリーズは、別売りのポンプを使うと容器内を真空状態(JIS基準)にし、食材の酸化を防ぎ鮮度を保ってもくれる優れものです。一家に一台、そして料理好きの人に贈りたくなる容器ですね。
【ウェブサイト】Honey Ware
6.ステンレス|ドイツ「Cuitisan(クイッティサン)」
2021年に日本で販売がスタートしたCuitisanは、電子レンジで使える世界初のステンレス調理容器です。2019年にドイツで販売を開始した後、ヨーロッパで展開し、今では世界33ヶ国で販売されています。
ドイツのテュフラインランド社が行う、技術や製品の安全を証明するTUV認証を受けているため安心感があります。またレンジだけでなく、オーブンや食洗器でも使える「魔法のステンレス」なのです。
【ウェブサイト】Cuitisan
7.ステンレス|日本「ヨシカワ日本製 保存容器 ふた付き」
ステンレス加工の産地、新潟県の中央地域で作られた日本産のステンレス製容器。ステンレス製は、汚れを落としやすく、清潔を保てるのが嬉しいポイントです。
小分けタイプ(写真)、スリムタイプ、深いタイプ、薄型の大・小のセットなどの異なるサイズが展開。小分けタイプだと薬味や漬け物などの保存に、スリムタイプだとフルーツや細長い野菜などの保存に適しているので使い分けたいですね。また重ねて置ける設計で、冷蔵庫の中でも最小限のスペースで保管できます。
家事を楽に、そして豊かにしてくれる保存容器。プラスチックの代わりに別の素材で作られた製品もたくさん出てきています。どれも洗いやすく、長く使えるものばかりなので、お気に入りを見つけてみてくださいね。
【関連ページ】ゼロウェイスト生活でできること!アイデアまとめ【キッチン編】
mia
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