服部麻子さんのあるものでごはん【春の献立編】

サステイナブルに暮らしたい」「サステイナブルに家を建てる」の著者、服部麻子さんとLife Huggerのコラボレーション企画「あるものでごはん」。

旬の野菜を使って簡単にできる日々のごはんのレシピをお届けしています。旬の野菜は自然のサイクルに沿って育てられるため、農薬や化学肥料の使用量が少なく、環境にも優しい選択となります。

39回目となる今回は、「春の献立編」です。

春ですね。
冬にぎゅっと縮こまっていた体が緩んでいくタイミング。
寒暖差もあって、暮らしや仕事など、生活面での変化も多い時期ですね。

そんな時こそ、季節のものをシンプルに。
今回は、春の食材を使った献立をご紹介します。

菜の花パスタ

一皿目は菜の花パスタ
菜の花とオイル、塩だけでできる「春のパスタ」です。わが家の庭では、毎年こぼれ種から菜の花が育ちます。
たっぷりの菜の花を蒸し煮にしたシンプルなパスタは春の定番料理。

菜の花は新鮮なほどおいしい。入手したら早めに使うのがポイント

蒸し煮にすることでぐっとカサが減ります

多めに作ってパンに添えたり、リゾット風にアレンジしても

「菜の花のパスタ」のレシピはこちら

ふきのとうのフリット

二皿目はふきのとうのフリット

ふきのうとうが手に入ったら、まずはフリット。
「揚げ物は大変」と感じていませんか?
レシピでは、少量の油でカリっと揚げるコツをお伝えしています。

春の苦みはこの時期ぜひ取り入れたいですね

少量の油での揚げ物、気軽にチャレンジしてみてください!

「ふきのとうのフリット」のレシピはこちら

文旦サラダ

3皿目は文旦サラダです

高知の特産柑橘・文旦は、さっぱりしているのでサラダにぴったり。
お皿にレタスと盛り付けて、オリーブオイルと塩を上から回しかければできあがり!
春はからだがフレッシュなものを求める時期。柑橘の酸味が体にうれしいですね。

レタスの水分をしっかり切ってから、オリーブオイルを全体にまとわせます

水分が出るので塩をふるのは「食べる直前に」

菜の花とレタスは庭で採れました

おもてなしも気軽に。3品あればごちそうです

菜の花がない時は、小松菜やブロッコリーなどでもOK


春の食材をぜひ食卓に取り入れてみてくださいね!

photo: kettle_photo

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神奈川生まれ。2014年に高知に移住。山のふもとで畑やごはん、保存食を作る日々。2024年から一棟貸しの宿「ロータスリトリート」を運営。共著に『サステイナブルに暮らしたい』『サステイナブルに家を建てる』(写真 衛藤キヨコ) https://lotusretreat.info