季節のごちそう「豆ごはん」のコツとアレンジレシピー服部麻子さんのあるものでごはん

サステイナブルに暮らしたい」「サステイナブルに家を建てる」の著者、服部麻子さんとLife Huggerのコラボレーション企画「あるものでごはん」。旬の野菜や規格外の野菜などを使って簡単にできる、日々のごはんのレシピをお届けしています。

17回目となる今回は、「豆ごはん」とアレンジレシピをご紹介します。

豆ごはん

豆の出回る初夏。
この時期一度は食べたい豆ごはん。
ごはんと一緒に炊き込むだけで季節のごちそうに。
ポイントは「日本酒を入れる」「炊きあがってから塩をふる」のふたつ。
簡単なので、ぜひ作ってみてくださいね!

材料

えんどう豆 好みの量(さや付きで200g正味100g)
米 2合
酒 大匙3
塩 小さじ2分の1~(好みで調整)

作り方

1.米を研いでざるに揚げ、豆はさやから出す
2.鍋に米、豆、酒、塩ひとつまみ(分量外)を入れ、普通に水加減をして30分浸水してから炊く
3.塩を振りながらざっくりと混ぜてできあがり!

えんどう豆はさやつきでも、さやからだしたものでもok

豆はさっと洗って

日本酒を入れるのがポイント!

豆と塩ひとつまみを加えて

こんな感じです

鍋炊きの場合は中強火にかけ、沸騰した弱火で12分、蒸らし12分。(炊飯器の場合は普通に炊きます)

炊きあがってから塩を加えることで、味の輪郭がはっきりします

ざっくりと混ぜます

できあがり!

【アレンジレシピ】おむすび

炊き立てをおむすびにするだけでまた違ったおいしさに。まだほんのりあたたかいおむすびはごちそう。冷めてももちろんおいしいです。
庭の柿の若葉をお皿にのせて。お漬物を添えれば味の変化が生まれてうれしいもの。

【おすそ分けアイデア】竹皮包み

乾燥させた竹の皮は、昔ながらの梱包材。
抗菌作用もあり、ごはんもくっつかず、はしっこを割けば紐にもなる優秀素材です。

竹皮に豆ごはんを包みます

お漬物は柿の葉に包んで

竹皮の端を割いたものを紐にして、結んでできあがり!

旬のものはごちそう。
「豆ごはん」は、豆だけ買えばあとは一緒に炊くだけです。
えんどう豆を見かけたらぜひ作ってみてくださいね!


photo: kettle_photo


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服部麻子

高知の山のふもとで、ちいさな畑、野草茶ブレンド、保存食づくりを楽しむ。 日々のごはんはそのとき「あるもので」作っています。著書に『サステイナブルに暮らしたいー地球とつながる自由な生き方―』『サステイナブルに家を建てる』(アノニマ・スタジオ)(写真 衛藤キヨコ)Instagram:@asterope_tea