まだ食べられる食品を廃棄してしまう食品ロス。WWF(世界自然保護基金)と英国の小売り大手テスコが2021年に発表した報告書によると、年間、世界で栽培・生産された全食品のうち約40パーセントにあたる25億トンが廃棄されていることがわかっている。
【参照サイト】世界で捨てられる食べ物の量、年間25億トン。食品ロスを減らすためにできること
企業のフードロス対策以外にも、私たち個人単位でできることはたくさんあるが、そのうちのひとつに「食べ切る工夫」がある。とはいえ、冷蔵庫の奥に眠る野菜や果物、賞味期限が近い食材をどうやって消費しよう?と毎日頭を悩ませている人も多いだろう。
1,000 万ダウンロードを超える、個人向け家計簿サービスアプリ「Zaim」をご存じだろうか。スマートフォンなどから簡単に家計簿を記録できるサービスだ。紙のレシートを撮影して自動で読み取る機能に加え、銀行やクレジットカードとの連携機能によって支出や収入を自動的に記録、手軽に家計を管理できる。
今回、AIを活用した新機能「Zaim 買いものレシピ AI」を公開した。これにより、購買履歴をもとに過去 1〜2 週間で購入した食料品を活用したレシピを自動で提案してくれる。特に、「冷蔵庫の中にあるものだけで料理を作りたい」というときに便利だ。
また、賞味期限が近いなど、「レシピに入れ込みたい食材」をチャットに入力すると、指定された食材を使用したレシピを提案してくれる。同時に、すでに使い切った食材や使いたくない食材を選んで「使わないでほしい」と指示することもでき、冷蔵庫の中にあるものを効率的に使って、食べ切ることができそうだ。
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食材をたくさん買い過ぎて余らせてしまう人は、ぜひ検討してみてはいかがだろうか。食品ロス対策になることはもちろん、毎日の食事メニューを考える手間も省けるのが嬉しいポイントだ。また、食品ロスの削減だけでなく、日常生活を効率化し、サステナブルな暮らしに一歩近づくことができそうだ。
【参照サイト】家計簿サービス「Zaim」
【関連ページ】食べ切れない食品は寄付しよう!ファミリーマートやイオンでも受付中
【関連ページ】2023年は食品ロス削減にチャレンジ!今すぐできるアクション13選

mia

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