LIHIT LAB.(リヒトラブ)は、表紙やとじ具などすべてのパーツを紙のみで構成した2穴ファイル「ペーパールーパー」を開発し、3月初旬より販売開始する。1996年に販売開始したロングセラー商品「ルーパーファイル」のデザインや使い勝手を継承しつつ、プラスチックフリー化を実現したもの。対応枚数もコピー用紙1〜50枚までと、日常使いで十分耐えうるスペックだ。
![ペーパールーパー](https://lifehugger.jp/wp-content/uploads/2024/02/sub6.jpg)
カバー部だけでなく、とじ具や押さえまで100%紙製のため、分別不要で本体ごとリサイクルごみに出せる。従来のファイルや保管専用に作られたタイプよりも強度・とじ具の保持力が弱くなっているため、ハードな現場や長期間の保存には不向きだが、一般的なオフィスワークでは十分な活躍が期待できるだろう。
![ペーパールーパー](https://lifehugger.jp/wp-content/uploads/2024/02/sub4.jpg)
とじた枚数によって背表紙の幅が広がる設計になっているため、不必要にかさ張る心配もなく、すっきりと収納しておける点も魅力だ。
その他の詳細は以下の通りとなっている。
・品番:F-560
・製品名:ペーパールーパー
・税込価格:1組(5冊入)で1,078円(税込)
・最大収容枚数:コピー用紙1〜50枚まで
国内でも脱プラスチックの流れは進んでおり、2022年春にはコンビニやホテルの使い捨てプラスチック製品の使用を見直す「プラスチック資源循環促進法」が施行された。ペーパールーパーのような製品が、持続可能な社会の構築に向けた新しいオフィスや、仕事の仕方を変えるきっかけにもなっていくかもしれない。
日常生活における何気ないアイテムに、新しい選択肢が広がるのはシンプルに嬉しいものである。脱プラスチック化に貢献できる日用品として、ぜひ注目したい商品だ。
【ウェブサイト】:LIHIT LAB.
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![](https://lifehugger.jp/wp-content/uploads/2022/01/profile-mia-150x150.jpg)
mia
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