2022年はゼロウェイスト生活に挑戦!ごみを減らすためにできる10のこと

zero waste

世界中で話題の、ごみをできるだけ出さないようにする「ゼロウェイスト」。でも、言葉の響きから「なんだか難しそう」と感じている人も多いのでは? そんなゼロウェイストですが、実は普段の生活の中でほんの少し意識を変えるだけでできることも多いです。

ゼロウェスト実践者のLife Hugger編集者やライターからは、地球環境にプラスなだけでなく、家のごみが減ることで、ごみ出しや分別の手間が軽くなり、家も気持ちもスッキリする!との声も。

そこで今回は、ごみを出さない暮らしが気になる方に向け、今日からすぐにできる10のゼロウェイスト アイデアを紹介します。

外出編

1.レジ袋を断る

エコバック

プラスチックのレジ袋は断り、そのまま持って帰るかエコバッグを使うようにしましょう。エコバッグは忘れないように、普段よく使うバッグにコンパクトにしまっておくと良いでしょう。エコバッグの代わりにふろしきを持ち歩き、端を結んでエコバッグにするのも良いアイデアです。

2.ストローを断る

ストロー

日頃ゼロウェイストを心がけているLife Hugger編集部では、「使い捨てストローは断ってそのまま飲む」という意見も。ストローを使いたい場合は、マイストローを買って持ち歩きましょう。ステンレスやガラスなど、さまざまな素材のストローがあるので、いくつか試してみるのもおすすめです。

3.マイボトル・水筒を持ち歩く

水筒

近年はさまざまなサイズやデザインの水筒やマイボトルが出ています。ハンドバッグに入るくらい小さくて軽いマイボトルや、折り畳みのシリコンカップなど携帯しやすいものも増えています。ステンレス製の保冷・保温効果が高いものを選べば、いつでも冷たい/温かい飲み物を楽しめますし、外出先でドリンクを買う必要もなくなるので節約にもつながります。

4.マイ箸・フォーク・スプーンを持ち歩く

カトラリーセット

外食先ではいまだに割り箸を出されることが少なくありません。そんな時のためにマイ箸を持ち歩きましょう。特に箸は軽くておスリムなので持ち運びも便利です。好きな口当たりの箸で食べると、料理もおいしく感じられるので、料理の味を十分に堪能することができます。フォークやスプーンを使うことが多い方は、キャンプやBBQでも使えるものを一つ揃えておくといいかもしれません。

5.鍋や容器で、テイクアウトをする

鍋

テイクアウトは便利ですが、使い捨て容器がゴミになるのが困りもの。プラスチック容器のごみはカサが大きいので、置いておくとスペースを取るのもストレスです。そこで、おすすめなのが鍋や容器を持参してテイクアウトするという方法。カレー店やラーメン屋さんでは、対応可能なお店が多いので、まずは調べたり、聞いたりしてみてください。

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おうち編

6.みつろうラップを使う

ミツロウラップ

布とみつろうでできたみつろうラップは、繰り返し使用できるので便利です。最近はいろいろな種類のみつろうラップがお店やオンラインで購入できますが、古い布を使って家で簡単に手作りすることもできます。適度な通気性があるので、野菜やパンをくるむと、良い状態に保ってくれます。ただし、熱に弱いのでご注意を!

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7.シリコン製のラップやおにぎりカップを使う

フードラップ

シリコンは半永久的に使えるので、使い捨てよりもずっとエコです。いろんなキッチングッズが出ていますが、特に便利なのがシリコン製のラップ。使い捨てラップを使う頻度が劇的に減ります!なお、シリコンのラップは百円ショップでも手に入るので、ぜひ一度試してみてください!

8.キッチンスポンジをゼロウェイストに

たわし

多くのキッチンスポンジは、プラスチックの素材が使われています。そんな中ゼロウェイスト派が愛用しているのが、自然素材で作られたセルロース製のもの。最近は百円ショップやドラッグストアにも置かれています。がんごな汚れに役立つ昔ながらの亀の子たわしもプラスチックフリーです。しつこい汚れ以外は、へちまたわしやふきんとお湯で洗うのも、良い方法です。

9.工夫して、食べきる

干し野菜

必要な量だけ買う、作る、というのが大前提ですが、どんなに気を付けていても「食べきれない」ということは起こります。そんな時は、冷凍保存、ふりかけ、干すなどの工夫をして食べきりましょう! 

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10.固形の石けんを使う

石鹸バー

固形の石けんは容器要らず。手作りしたり、紙で包まれたものを選び、紙をリサイクルに出せばゼロウェイストです。シンプルな素材の石けんを選べば、手を洗う時はもちろん、お風呂の時のボディソープ、台所の洗剤がわり、掃除の洗剤に…と万能に使えます。ハーブやアロマオイル入りのものを選んで香りを楽しむのも、おすすめです。

できることからスタート!

今回お伝えした方法を、すべて実行するのは難しいかもしれません。そこで、2022年は、まずはどれかひとつ、チャレンジしてみることから始めませんか? ひとつやってみて心地よさを感じたら、もうひとつ……という感じで気軽に試してみてください!

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曽我 美穂

曽我 美穂(そが みほ)。2008年にエコライター・エディター・翻訳者として独立。雑誌やウェブサイトで編集、撮影、執筆、翻訳などをおこなっている。主なテーマはエコな暮らしやSDGs、環境問題。私生活では2009年生まれの娘と2012年生まれの息子の二児の母でもある。現在、富山県在住。個人サイト:https://sogamiho.mystrikingly.com/