旬の新玉ねぎを使ったトマトソースとアレンジレシピー服部麻子さんのあるものでごはん

サステイナブルに暮らしたい」「サステイナブルに家を建てる」の著者、服部麻子さんとLife Huggerのコラボレーション企画「あるものでごはん」。旬の野菜や規格外の野菜などを使って簡単にできる、日々のごはんのレシピをお届けしています。

16回目となる今回は、「新玉ねぎのトマトソース」とアレンジレシピをご紹介します。

新玉ねぎのトマトソース

春野菜が出回る季節ですね。
玉ねぎは、一年中手に入りますが、この時期の「新玉ねぎ」は特別。
みずみずしくて甘いので、火を入れてたっぷり食べたいですね。

今回は新玉ねぎをたっぷりつかったトマトソースです。
甘みのあるトマトソースはわが家でも大人気。
ソースを使ったかんたんレシピを3つご紹介します!

材料(パスタ4皿分)

新玉ねぎ 3個(500g)*普通の玉ねぎでもOK
トマト缶 1缶
オリーブオイル 大匙3
塩 適量

作り方

1. 鍋にオリーブオイルを熱し、スライスした玉ねぎを強火で炒める。火が通ったら塩一つまみを加え、蓋をして弱火で5分蒸らし炒める。
2. トマト缶を手でつぶしながら加え、軽く沸騰したら蓋をせずに弱火で10分煮込み、塩をで味を調える

玉ねぎは中心から放射状に薄切りに。なぜかこう切るとおいしいのです

最初は強火で

火が通ったら塩をひとつまみして甘味を引き出します

蓋をして弱火で5分

こんな感じになります

トマト缶を手でつぶしながら加えます

塩を加えてソース完成!

シンプルパスタ


パスタは指定の茹で時間マイナス1分で茹で、ソースとからめてあっという間にできあがり!チーズもパセリも加えずシンプルに。新玉ねぎの甘味が、ナポリタンのようなノスタルジックな味に。パスタ用のお皿はかならず温めて。

目玉焼き&焼き野菜のワンプレート

余ったパスタソースは卵料理や野菜、パンに添えればうれしいワンプレートごはんになります。今回は春のならではの山菜「うど」をさっとオリーブオイルで焼きつけて。刻んだパセリや粗びきの黒胡椒などを加えると、味にコントラストが生まれます。

たんぱく質+フレッシュサルサ

さっと焼いた薄切り肉や厚揚げに、トマトソース、フレッシュサルサの順にのせれば爽やかな一皿に。サルサは玉ねぎとパクチーのみじん切り、レモン汁と塩胡椒をあわせるだけ。消化も良くすっきりと食べられます。写真はおみやげにいただいたおからボール揚げ+トマトソース+サルサ。プラントベースの素材が豪華な一皿に。

ソースを多めに作っておけば、すぐにごはんが作れます

初夏の新玉ねぎとトマト缶ストックでつくる万能トマトソース。
色々買いそろえなくても、玉ねぎとトマト缶があれば、すぐにできます。
新玉ねぎが出回っている今がチャンス!
ぜひ一度お試しくださいね。

photo: na.h.o


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服部麻子

高知の山のふもとで、ちいさな畑、野草茶ブレンド、保存食づくりを楽しむ。 日々のごはんはそのとき「あるもので」作っています。著書に『サステイナブルに暮らしたいー地球とつながる自由な生き方―』『サステイナブルに家を建てる』(アノニマ・スタジオ)(写真 衛藤キヨコ)Instagram:@asterope_tea