服部麻子さんの「なすと玉ねぎだけ」で作れる簡単おかず

サステイナブルに暮らしたい」「サステイナブルに家を建てる」の著者、服部麻子さんとLife Huggerのコラボレーション企画「あるものでごはん」。旬の野菜や規格外の野菜などを使って簡単にできる、日々のごはんのレシピをお届けしています。

21回目となる今回は、「なすのたたき」の作り方と食べ方アレンジをご紹介します。

秋なすのおいしい時期ですね。
今回のレシピは「なすのたたき」。
かつおのたたきのように、なすをタレと薬味で食べます。
ポイントは「なすを塩水に漬ける」こと。
なすが油を吸わずにジューシーに仕上がるので、ぜひ試してみてくださいね!

なすのたたき

材料

なす 1袋(3-4本)
玉葱 4分の1個(長ネギ、小葱でもOK)
油 大匙2

<塩水> 水 カップ3塩 小匙1
<たたきのタレ> かつお節4g、水50cc、みりん、酢、醤油 各大匙1

作り方

1. なすは縦半分に切ってから乱切りにして、塩水に5分程度浸しておく。玉葱は薄切りにして、氷水にさらす。
2. なすをざるにあげて水気を切ったなすを鍋に入れ、油大匙2を全体にまぶす。蓋をして中強火にかけ、ときどき混ぜながら6分ほど蒸し焼きにして、しっかり火が通ったらお皿に移す。
3. 同じ鍋に鰹節と水、調味料を入れ強火にかけ、沸騰後10秒で火からおろし、なすにまわしかける。
4. 玉葱をざるにあげて水気を切って、なすにのせればできあがり!

*食べるときは、底にたまったタレを全体にまとわせながら食べる。

なすは縦半分に切ってから一口大の乱切りに

塩水に浸すことで、油を吸わずにジューシーに焼きあがります

なすが浮かないようにお皿をのせて

玉ねぎはできるだけ薄く切り、氷水にさらすと辛みが抜けます

ざるにあげてざっと水を切ります

なすを鍋に入れ、油を全体にまぶします

蓋をして中強火にかけ、火が通り始めたら弱火で蒸し焼きに。ときどき蓋をあけて混ぜつつ、こげそうなら水を少量加えます

こんな感じにやわらかくなったらOK

なすをお皿にあげておきます

同じ鍋にかつお節と調味料、水を加えます(鍋は洗わなくてOK)

沸騰したら10秒で火を止め、木べらで鍋肌にかつお節をぎゅっとおしつけて

たれをなすにまわしかけます

さらした玉ねぎの水気をよく切り、なすにのせてできあがり!

食べ方アレンジ

薬味の種類を増やすと香りがよく、味にひろがりがでます。
(小葱、みょうが、生姜、青じそ、すだちなど)

さらし玉ねぎ、小葱とすだちをプラス

秋なすをさっぱりたっぷり食べられます。
ぜひ作ってみてくださいね!

photo: kettle_photo


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服部麻子

高知の山のふもとで、ちいさな畑、野草茶ブレンド、保存食づくりを楽しむ。 日々のごはんはそのとき「あるもので」作っています。著書に『サステイナブルに暮らしたいー地球とつながる自由な生き方―』『サステイナブルに家を建てる』(アノニマ・スタジオ)(写真 衛藤キヨコ)Instagram:@asterope_tea