「サステイナブルに暮らしたい」「サステイナブルに家を建てる」の著者、服部麻子さんとLife Huggerのコラボレーション企画「あるものでごはん」。
旬の野菜を使って簡単にできる日々のごはんのレシピをお届けしています。旬の野菜は自然のサイクルに沿って育てられるため、農薬や化学肥料の使用量が少なく、環境にも優しい選択となります。
42回目となる今回は献立編、「庭と暮らす、初夏の献立編」です。
春~初夏の野菜は甘くてやわらか。
やわらかいキャベツにお豆、新玉ねぎ。
今回は、わが家の庭で採れた野菜を使った、「初夏の献立」をご紹介します。

グリンピース、新玉ねぎ、卵にパセリ。すべて庭で採れました。

ニワトリのシロ。毎日ひとつ卵を産んでくれます
きゃべつのスープ

1皿目はきゃべつのスープです。
やわらかいきゃべつはスープにします。
スープを作る時は、たっぷりと。その時食べる分を鍋に残し、すぐに冷蔵保存すれば、おいしさが保てます。翌日はスープパスタや残りごはんを加えてリゾット風にしてもいいですね。

わが家では「スープとパンだけ」のクイックランチのこともよくあります
材料は、きゃべつ、にんにく、オリーブオイルに塩胡椒だけ。
レシピは、こちら。
ゆでグリンピース

2皿目はゆでグリンピースです。
お豆は塩ゆでが一番。グリンピース、スナップえんどう、そら豆など旬の野菜はうれしいですね。
グリンピースは茹であがってからすぐに水にとればしわが寄りません。お皿に盛って、オリーブオイルと塩で完成。できたての味は格別!
お豆のかわりにも、新じゃがいもやズッキーニ、いんげんなど、旬の野菜で試してみてくださいね。
目玉焼きと焼き玉ねぎ

3皿目は目玉焼きと焼き玉ねぎ。
卵と玉ねぎをフライパンひとつで焼きます。
玉ねぎは甘味を出すために、塩をふりながら中弱火でゆっくり焼きます。
よい焦げ目がついたら、目玉焼き用のスペースを空けて好みに火入れして、仕上げにパセリと胡椒をちらします。

フライパン料理はそのまま食卓に乗せて。冷めないのも良い点です

卵を半熟にしてソースのように食べるのもおおすすめ

旬の素材は手にするだけでうれしいもの。
スーパーで、きゃべつひとつ、旬の野菜を一袋。料理はごくシンプルに。
きゃべつのスープ、ゆでグリンピース、目玉焼きと焼き玉ねぎ。
どれも簡単なので、ぜひおためしくださいね!
photo: kettle_photo
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