ニュース 斉藤雄二

本を捨てずにシェアし合うイベント「前橋BOOK FES 2022」開催に向けたクラファン開始！

前橋BOOK FES実行委員会は、「本でみんなが元気になる。」をテーマとしたフェス「前橋BOOK FES 2022」の開催に向け、クラウドファンディングサービスのREADYFOR（レディーフォー）にてプロジェクトを立ち上げた。

達成目標となっている「前橋BOOK FES 2022」は、本好きの人たちがおすすめの蔵書を持ち寄り、本のトレード（交換）する本のイベントだ。知的在庫として家に溜まりやすい本をみんなで持ち寄って、紹介したり、紹介してもらったり、気に入ったら交換したりと、読みたい人や欲しい人が繋がる場を前橋市に生み出したいという。

フェス当日は、前橋市内外のさまざまな団体やアーティストとコラボし、音楽やアート、食をテーマとした企画も計画中とのこと。前橋市をはじめ、地元の商店街も参加し、本を通じて人と人との交流が楽しめるものとなるそうだ。

本をテーマとしたフェス「前橋BOOK FES 2022」開催

クラウドファンディングは、前橋BOOK FESが長く続くサステナブルなイベントとなるよう、補助金や協賛金を主な財源とするのではなく、「面白そう！楽しそう！」と思った人で支え合いたいという思いから、挑戦することが決まった。支援リターンには、前橋BOOK FESの参加アーティストの作品や当日開催されるイベントへの参加券などが含まれている。以下に、リターンの一部を紹介する。

  • あの人の本：作家やミュージシャン、漫画家、建築家、アスリートなどさまざまな分野で活躍する”あの人”の蔵書を1冊プレゼント。メッセージやサインのほか、傍線や落書きなどが混じっている場合も
  • おもしろブックフェス酒場入場券：当日はフェスで開催されるトークショーのゲストが訪れる「おもしろブックフェス酒場」をオープン。ゲストたちを交えて、本の話を一緒に語り合える場となる予定
  • リーディンググラス「JINS READING（ジンズ リーディング）」オーダー権：素材からデザインまで細部に拘った本をラクに読むためのメガネ「JINS READING」のオーダー権です。カラーと度数を指定可能
本をテーマとしたフェス「前橋BOOK FES 2022」開催

他にも、支援のみ希望の人のための「応援の気持ちコース」や、イラストレーターのスマホ待受画像が貰えるコースなど、さまざまな金額・内容のリターンが10種類以上用意されている。クラウドファンディングは22年9月26日（月）23:00まで実施予定。

前橋BOOK FES 2022の詳細は以下の通り。

  • 開催日：2022年10月29日（土）、10月30日（日）
  • 開催場所：前橋市のまちなかエリア（中央通り、弁天通り、けやき通りなど）

蔵書を交換し合うというシンプルなアイデアから、フェスへと規模が膨らみ、街全体を巻き込んだサステナブルな企画がスタートした。本好きにはたまらない2日間となりそうだ。大切な蔵書を誰かと交換したい人や、本好きとの親交をもっと深めたい人は、ぜひ参加してみてはいかがだろうか。

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斉藤雄二

「フレキシタリアン」を実践している静岡在住のWebライター。これまでモノ系、テクノロジー、サイエンス、ビジネス、ファッションといったジャンルで執筆してきました。趣味は読書とフィットネスと料理。最近は愛車のfiat500でドライブに出かけるのが楽しみです。