関西の大学生たちによる端材アップサイクルプログラム「HAZAITHON(ハザイソン)」の成果発表会「WASTED」が、PLAT UMEKITAで開催されました。
ハザイソンは2015年、大阪大学の先端教養「技術と社会」の課程で開講された「端財アップサイクル講座」から生まれました。 2023年からはKSAC(関西スタートアップアカデミアコアリジョン)のPBLプログラムのひとつとして大阪大学共創機構が企画し、関西の大学から学生が集まって参加しています。

東大阪にある針金メーカー・サクラテック株式会社の工場見学では、製造工程で発生する廃材の現状について教えてもらいました。
学生たちは、工場見学や現場での対話を通して廃材の背景を学び、その特性を活かした製品づくりに挑戦。プロのクリエイターのサポートも受けながら、構想からデザイン、開発、発表までを一貫して行いました。

捨てられるはずの針金が、盆栽に。
今回の発表会では5つの製品が披露され、素材の可能性を引き出したユニークなアイデアが注目を集めました。それぞれのプレゼンでは、製品に込めた思いや試行錯誤のプロセスも共有されました。

「捨てる」前に「活かす」可能性を探る。そんなサーキュラーエコノミーの考え方が、学生たちの手でリアルにかたちとなった今回の発表会。素材と真剣に向き合い、未来のものづくりに必要な視点を学び取る姿勢に、大きな希望を感じました。
【参照サイト】PLAT UMEKITA
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