ブックオフグループが展開する「キモチと。」は、読み終わった本、聴かなくなったCD、遊ばなくなったゲームなどの不要品を通じて社会貢献できるようにするサービスだ。利用者から送られた不要品を査定し、買取金額をさまざまな団体に寄付する仕組みを採用している。特に、従来の金銭的な寄付とは違い、家庭に眠る不要品を利用できるため、手軽かつ誰もが参加しやすいのが特長となっている。
「キモチと。」は、2000年に「ボランティア宅本便」として提供を開始。2019年に現在の名称となり、より幅広い層に親しみやすいサービスを目指し、運営されている。2024年4月末時点で、累計寄付金額は4億5,000万円を超え、提携団体数は139に達した。寄付先の分野は、国内外の災害支援や医療福祉、教育・文化、環境保護など、多岐にわたる。
「キモチと。」の取り組みは、歴史的・文化的価値のある城郭を守る活動にも広がっている。12月21日、22日にパシフィコ横浜ノースで開催される「お城EXPO 2024」では、「キモチと。」不要品回収ボックスが設置される予定だ。このイベントでは、不要品として回収されたものの買取金額が公益財団法人日本城郭協会に全額寄付され、日本と世界の城郭文化の継承と発展を支援する。
「お城EXPO 2024」の会場内で不要品を寄付した人には、特典として「お城の限定ポストカードセット(5種)」が進呈される(なくなり次第終了)。
「キモチと。」は、利用者が専用ページから簡単に不要品を送ることができる。査定金額は利用者が選んだ団体に寄付されるため、利用者が支援先を選べる点も特徴だ。
ブックオフグループは、「キモチと。」を通じて、循環型社会の実現を目指す。物品のリユースによって廃棄物を減らしながら、社会に還元する持続可能なビジネスモデルを構築している。この活動は、単なる商業活動を超えた社会的意義を持つものである。
不要品を寄付という形で社会に活用する「キモチと。」は、日々の生活の中で生まれる小さな行動を大きな支援に変える力を持っている。興味を持った人は、取り組みの詳細や利用方法を確認してみてはいかがだろうか。
【参照ページ】「キモチと。」
【参照ページ】お城EXPO 2024
【関連ページ】【買取サービス】BOOKOFF(ブックオフ)の特徴・おすすめの利用方法とメリット
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