ホームパーティのおもてなしアイデア!服部麻子さんの「あるものでごはん」献立編

サステイナブルに暮らしたい」「サステイナブルに家を建てる」の著者、服部麻子さんとLife Huggerのコラボレーション企画「あるものでごはん」。旬の野菜や規格外の野菜などを使って簡単にできる、日々のごはんのレシピをお届けしています。

26回目となる今回は、「あるものでごはん」献立編です。

お客さんをごはんに呼ぶときも「あるものでごはん」。
スープとサラダ、パンさえあれば上等。
「一緒に過ごす時間」がごちそうです。

かぼちゃスープだけあらかじめ作っておいて、
あとは「お客さんが来てから一緒に準備する」くらいの気軽さで。

庭を案内しながらサラダになるものを探したり
大きなパンを切り分けたり。
簡単な準備も一緒にやってもらったらたのしいですよ!

かぼちゃのポタージュ

材料は、かぼちゃ、塩、牛乳だけ。
ミキサーなしで、お鍋ひとつで作るかんたんポタージュです。
おかわりできるくらいに、たっぷり作っておきましょう。

【レシピ】
1.かぼちゃを切り、鍋に入れて蒸し煮にする
2.やわらかくなったらフォークでつぶし、水と牛乳を入れる
3.塩で味付けしたらできあがり!

ミキサーなしで簡単に!お鍋ひとつで作るかぼちゃのポタージュ

サラダは庭から

庭に出て、サラダの材料を探します。
リーフレタス、紫からし菜、コリアンダー。
どれもこぼれ種から育ちました。

新鮮なサラダはそれだけでおいしい。
ざっと洗って水気をよく切って、上から調味料をまわしかけるだけでOK。

【レシピ】
1.材料を洗ってよく水気を切る
2.大きいお皿にちぎってのせる
3.オリーブオイル、ビネガー、塩を上からふりかけざっくり混ぜる

パンを焼く

わが家の冷蔵庫には、長期保存できる天然酵母パンが常に入っています。
いつでも好きな時に食べられてとっても便利。
パンの表面を手に水をつけて濡らして焼けば、中はしっとり、外はかりっと焼きあがります。

【レシピ】
1.パンを好きな厚さに切る
2.手に水をつけてパンの表面を濡らす
3.フライパンで蓋をしながら中弱火で焼く(トースターでもOK)

スープとパンとサラダでごちそう

それぞれがお皿の上でオープンサンドにするのもたのしい

今回はいただきもののチーズとリエットを添えて。
バターやオリーブオイル、塩など「あるもの」を小皿に用意してもいいですね。
もちろんなくても十分です。

スープだけ作っておいて、パンを焼いて、サラダは「あるもので」。
セッティングや最後の仕上げは、ゲストに手伝ってもらうのも新鮮です。
ぜひためしてみてくださいね!

photo: kettle_photo


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服部麻子

高知の山のふもとで、ちいさな畑、野草茶ブレンド、保存食づくりを楽しむ。 日々のごはんはそのとき「あるもので」作っています。著書に『サステイナブルに暮らしたいー地球とつながる自由な生き方―』『サステイナブルに家を建てる』(アノニマ・スタジオ)(写真 衛藤キヨコ)Instagram:@asterope_tea