夏のゴーヤを楽しめるゼロウェイストなレシピ「ゴーヤのアチャール」

サステイナブルに暮らしたい」「サステイナブルに家を建てる」の著者服部麻子さんとLife Huggerのコラボレーション企画「あるものでごはん」。旬の野菜や規格外の野菜などを使って簡単にできる、日々のごはんのレシピをお届けしています。

8回目となる今回は、旬のゴーヤをたっぷり使った「あるものでつくる」ゴーヤアチャールと、「スパイス4種でつくる」ゴーヤアチャールの2種類をご紹介します。

「あるものでつくる」ゴーヤのアチャール

夏ならではの野菜、ゴーヤ。
ゴーヤチャンプルーが定番ですが
すぐに食べ切れないときは、
保存のきくアチャールがおすすめです。

アチャールは、インドやネパールの漬物。
油やスパイスを使って保存性を高めます。

材料

ゴーヤ1本(種を除いて200g)
玉葱 4分の1(50g)
生姜 30g
赤唐辛子 小さじ4分の1
黒胡椒(粗びき)小さじ4分の1
塩 小さじ1
酢 大匙2
油 大匙4

作り方

1.ゴーヤは種を取って5ミリ角、玉葱は粗みじん、生姜は千切りにしてボウルに入れ、黒胡椒と赤唐辛子を加える。
2.小鍋に油と生姜を入れ、中火で2-3分、良い香りがして生姜の端が色づき始めるまで揚げ焼きにする。
3.1を2に油を回しかける。
4.酢、塩を加えてよく混ぜ、味を見て、好みに調整する。

赤唐辛子は種類によって辛さに幅があるので味見しながら調整してください。

油多めがポイントです。

熱した油を注ぎます。

味見しながら好みの味に仕上げます。

できあがり!

「スパイス4種でつくる」ゴーヤのアチャール

黒胡椒、赤唐辛子、クミンシード、ターメリックの4種のスパイスで異国の味に。

材料

ゴーヤ1本(種を除いて200g)
玉葱 4分の1(50g)
生姜 30g
黒胡椒(粗びき)小さじ4分の1
赤唐辛子 小さじ4分の1
クミンシード 小さじ1
ターメリック 小さじ半分
塩 小さじ1
酢 大匙2
油 大匙4

※赤唐辛子は種類によって辛さに幅があるので味見しながら調整してください。

1.ゴーヤは種を取って5ミリ角、玉葱は粗みじん、生姜は千切りにしてボウルに入れる。
2.1に、赤唐辛子、黒胡椒、ターメリックをのせる(混ぜないで!)
3.小鍋に油と生姜を入れ、中火で2-3分、良い香りがして生姜の端が色づき始めたらクミンシードを加える。
4.クミンシードの香りが出てきたら(10秒~)、ボウルのターメリックめがけて油を回しかける。
5.酢、塩を加えて味を見て、好みに調整する。
ターメリックの上に熱した油を注ぐのがポイント。加熱することで色が鮮やかになり、土っぽい香りや苦みが抜けます。

ゴーヤの緑とターメリックの黄色が鮮やかです。

フレッシュなゴーヤのアチャールはカレーにぴったり。さっと焼いた薄切り肉や、フライにもよく合います。

煮沸消毒した清潔な小瓶につめれば冷蔵庫で2週間は持ちます。小瓶に詰めたゴーヤのアチャールは、おすそ分けにも喜ばれます。

この夏ぜひ作ってみてくださいね。

photo: kettle_photo

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服部麻子

高知の山のふもとで、ちいさな畑、野草茶ブレンド、保存食づくりを楽しむ。 日々のごはんはそのとき「あるもので」作っています。著書に『サステイナブルに暮らしたいー地球とつながる自由な生き方―』『サステイナブルに家を建てる』(アノニマ・スタジオ)(写真 衛藤キヨコ)Instagram:@asterope_tea