野菜の皮や米ぬか、さらには私たちの息に含まれるCO2まで。そんな意外なものが暮らしを彩るアイテムの材料になるとしたら、ものづくりのイメージが少し変わるかもしれません。
お米や野菜の廃棄物から生まれた「おやさいクレヨン®︎」などの製品を通じて、素材の新しい活かし方を提案してきたmizuiro株式会社は2月28日、アップサイクルの現状や最新事例をわかりやすく紹介する情報サイト「mizuiroアップサイクル」を公開しました。
本来なら捨てられてしまうはずの素材に、アイデアを加えて新しい価値を与えるアップサイクル。このサイトでは、野菜や果物、繊維、木材といった身近な素材が、なぜ廃棄されてきたのかという理由や、どのように新しい製品へ生まれ変わるのかというストーリーを詳しく紹介しています。


※画像はPR TIMESより引用
「どれが本当にエコなのか判断が難しい」と感じる際に素材の背景を知ることは、納得して自分にぴったりのアイテムを選ぶヒントになります。素材の前提がわかると、製品や取り組みをくらべる視点が増え、日々の選択も少しずつ変わります。
なかでも注目されるのが、私たちが吐き出す息にも含まれるCO2を資源として活用するmetacol(メタコル)という最新技術です。地球温暖化の原因として削減が求められてきたCO2を回収して閉じ込め、再生紙などと組み合わせることで、新しい素材へと転換します。CO2を材料として活かす発想が、アップサイクルの可能性をさらに広げています。

metacol™(メタコル)ができるまで ※画像はPR TIMESより引用
具体的なプロダクトとして、伝統的な金箔技術と環境にやさしい素材を掛け合わせた「さすてなぶる色紙」や、スポーツシーンで活用できる「さすてなぶるゴルフギフト」などが登場しています。現在、これらのアイテムを実際に体験できるモニター募集キャンペーンも実施されており、サイト内の専用ページから応募することが可能です。実際に製品を手に取って使い心地を体感することで、アップサイクルがもたらす新しい心地よさをより身近に感じられる機会となっています。
mizuiroは、このサイトがアップサイクルに関心をもつすべての人にとって、これからの暮らしを考える際に役立つ情報の集積地になることをめざしています。アップサイクルが特別なことではなく、日々の選択肢のひとつとして当たり前になっていくことがサステナブルな社会づくりにつながります。一つひとつの素材が持つストーリーを知り、それを活かす知恵を共有する。そんな輪が広がることで、社会全体の流れが「捨てる」から「つなぐ」へ変化していくことが期待されます。
【公式サイト】mizuiroアップサイクル – mizuiro株式会社 – おやさいクレヨン・アップサイクル企画提案
【公式サイト】メタコル CO2で未来をつくりだす
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Circular Economy Hub 編集部
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