ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」が、全国各地の個性豊かなパンを紹介する特集「全国各地のパンを楽しもう!パン特集」を公開中だ。
現地のパン屋を応援し、食品ロス対策や販路拡大に貢献することを目的としており、ふるさと納税の返礼品を検討しながら、全国各地のさまざまなご当地パンについて知ることができる特集となっている。
2008年からスタートしたふるさと納税は、地域販売がメインだったパン屋にとっても販路拡大の新しい機会となっている。自社商品を手に取ってもらうためのさまざまな工夫を行っており、なかでも「訳あり品」として販売されるパンは、食品ロス削減につながるアイデアとして注目されているものだ。
さとふるが公開したデータを見ても、ふるさと納税におけるパンの人気は年々高まっている。「パン」カテゴリの寄付件数は2019年から2023年にかけて、2.7倍以上も増加しており、「訳ありパン」の登録件数は2022年から2023年にかけて5倍も増加している。さとふる利用者の食品ロス削減への関心も年々高まっていることが伺える。
実際に「さとふる」で検索してみると、全国各地で人気のある、さまざまなご当地パンがヒットする。当記事で紹介したご当地パンや訳ありパンのほかにも、ベーグルやクロワッサン、あんぱんといったカテゴリがあるため、好きなパンを選んでみよう。
群馬県沼田市の「フリアンパン洋菓子店」は、群馬県民のソウルフードである「みそパン」を提供。保存料を使わず、昔ながらの製法で手作りされた素朴な味わいが人気だ。福岡県鞍手町の「有限会社シロヤ」では、北九州のソウルフードである「オムレット」と「サニーパン」を出品している。長年、地元住民に愛され続けるロングセラー商品であり、ふるさと納税では全国に冷凍発送している。
また、大阪府松原市の「BAKERY&CAFE GAUDI(ベーカリー&カフェ ガウディ)」は、店舗で過剰分となったパンを冷凍した「訳ありパンセット」を提供中だ。
国産小麦100%や添加物不使用といったこだわりの品から、大型百貨店への出店経験があるもの、パンコンテストの受賞作など、バラエティ豊富なパンが返礼品として用意されているので、ぜひこの機会に検討してみてはいかがだろうか。
【ウェブサイト】さとふる
【関連ページ】「消費期限」と「賞味期限」とは?違いを理解して食品ロスを減らそう!
【関連ページ】食品ロス削減に貢献できる!購入できる商品別に、訳あり品サイト14個を比較してみた
斉藤雄二
最新記事 by 斉藤雄二 (全て見る)
- 【2024年】Apple公式下取りサービス「Apple Trade in」とは? 実際に利用した様子と査定額も - 2024年10月7日
- 廃棄物から生まれた香り、チョコレートの残渣を使ったお香「カカオハスクのお香」販売開始 - 2024年9月30日
- 東京都、10月12日より都市課題をアートで表現する体験型展示会「エモーション・クロッシング展」開催 - 2024年9月27日