京都産の規格外野菜を使った乾燥野菜ブランド「OYAOYA(おやおや)」が、新たに3つのテーマにそった野菜をパックにした乾燥野菜シリーズを発表。クラウドファンディングサイトのMakuake(マクアケ)にてすでに販売開始している。
今回のシリーズは、960g相当の生野菜を乾燥させてぎゅっと1袋詰め込んだ「乾燥野菜ミックス」3種類だ。
「おつかれミックス」は、葉茎菜類(ほうれん草・小松菜・水菜)をメインにオランジェ人参、トマトの5種類をバランスよく組み合わせたタイプ。彩りも鮮やかで風味も豊かな野菜ミックスとなっている。トマトが入っているので、調味液に漬け込んでマリネにしたり、スープに加えるなど幅広いメニューで活躍しそうだ。
「ぽかぽかミックス」は、乾燥ねぎ・とうがらし・しょうがという定番の薬味3種類に、伏見とうがらしを加えたタイプ。中華スープに入れたり、とろみをつければ中華餡の具材にもなる。
「はだかつミックス」は、3種類の乾燥にんじんミックス。黄にんじん、オランジェ、京くれないⓇをバランスよく混ぜ合わせてる。千切りになっているので、こちらもマリネの具材やサラダ、スープにおすすめだ。また、サンプルレシピでは乾燥にんじんを皮にしたにんじんシュウマイを紹介している。
乾燥野菜はすべて規格外品を使用している。農家1軒あたりの全収穫量のうち、約3割は廃棄となっているものだ。形や大きさはさまざまだが、どれもまだまだ食べられるものばかりだ。
OYAOYAでは、これら乾燥野菜シリーズをもっと手軽に購入できるように、3カ月毎に届く「乾燥野菜定期便」サービスも行っている。乾燥野菜の賞味期限は製造から約半年程度なので、3カ月サイクルで使い切ると、鮮度も賞味期限も丁度よく回せるといったイメージだ。もっと頻度を上げて購入したい人は1カ月プランも用意されている。
また、夏にLife Huggerで取材した京都の野村家さんが作る京丹波ラディッシ「京こまり」とのコラボ商品も販売中だ。通常のラディッシュよりも大玉でジューシーな京こまりは、鮮やかな赤色が食欲をそそる。
OYAOYAでは乾燥状態に加工したラディッシュを提供しており、Makuakeのプロジェクトページ「大粒ジューシー、甘くてフルーティー。1年に2回しか取れない奇跡のラディッシュ」で購入可能となっている。
どの商品も根菜や葉茎菜類、薬味などがメインとなっているので、寒くなるこれからの季節にもぴったりではないだろうか。乾燥状態なので扱いやすいのも魅力だ。気になる人はぜひ、販売ページをチェックしてみよう。
【参照サイト】とれたて京野菜をギュッと濃縮!美味しさ新鮮の乾燥野菜ミックス
【参照サイト】大粒ジューシー、甘くてフルーティー。1年に2回しか取れない奇跡のラディッシュ
【関連ページ】レシピあり!京都発、乾燥野菜ブランドOYAOYAと京丹波ラディッシュが取り組む町おこしプロジェクトとは?
【関連ページ】規格外野菜を活用したアップサイクルとは?廃棄予定の野菜を使用した商品を紹介
斉藤雄二
最新記事 by 斉藤雄二 (全て見る)
- 【2024年】Apple公式下取りサービス「Apple Trade in」とは? 実際に利用した様子と査定額も - 2024年10月7日
- 廃棄物から生まれた香り、チョコレートの残渣を使ったお香「カカオハスクのお香」販売開始 - 2024年9月30日
- 東京都、10月12日より都市課題をアートで表現する体験型展示会「エモーション・クロッシング展」開催 - 2024年9月27日