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お弁当箱はプラスチック製が多いものですが、日本には竹の皮や曲げわっぱのように、天然素材で食べものを包んで持ち運ぶ文化がありました。毎日使う道具だからこそ、素材から選び直してみませんか。
この記事では、ステンレス・杉・竹・竹粉とコーヒーかすを使った素材のお弁当箱を6つ紹介します。素材ごとの選び方と、容量・お手入れ・価格の比較表もまとめました。
お弁当箱の素材の選び方と比較表
同じ「プラスチックを減らしたお弁当箱」でも、素材によってお手入れの方法や使い心地は大きく変わります。毎日のお弁当作りに無理なく続けられるかを考えて選びましょう。
ステンレス:洗いやすさを重視したい方に
ステンレスのお弁当箱は丈夫で、毎日気兼ねなく使えます。今回紹介するサーモスと工房アイザワのランチボックスは、どちらも食洗機で洗えます。パッキンなどの部品に樹脂が使われているものもあるため、樹脂をできるだけ避けたい方は部品の素材も確かめましょう。
杉(曲げわっぱ):木の手仕事を楽しみたい方に
曲げわっぱは、杉の薄い板を曲げて作る伝統的なお弁当箱です。仕上げの塗装(ウレタン塗り・拭き漆など)によって風合いが変わります。木のお弁当箱は食洗機や電子レンジが使えないものがあり、今回紹介する大館工芸社の小判弁当もどちらも使えません。手洗いの時間も含めて、木の道具を楽しみたい方に向いています。
竹・竹粉とコーヒーかす:素材の背景まで選びたい方に
竹の集成材や、竹粉とコーヒーかすを主原料にした素材のお弁当箱もあります。竹は成長が早く、素材を生かすものづくりや、捨てられる素材を生かす取り組みから選べるのが魅力です。
| 商品 | 素材 | 容量 | 食洗機 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|---|
| サーモス フレッシュランチボックス(DSA-604W) | 本体:ステンレス | 635ml(2段) | 可 | オープン価格 |
| 工房アイザワ 角長ランチボックス スリム2段 | 18-8ステンレス(パッキン:シリコン樹脂) | 1段 約350ml(2段) | 可 | 9,350円 |
| 大館工芸社 曲げわっぱ 小判弁当 中 | 秋田杉(ウレタン塗り) | 約650ml | 不可 | 10,450円(Yahoo!ショッピングの取扱店) |
| 杉の木クラフト 曲げわっぱ弁当箱 拭き漆 角一段 大 | 杉(拭き漆仕上げ) | 約620ml | 販売ページに記載なし | 6,323円(Yahoo!ショッピングの取扱店) |
| 公長斎小菅 一段弁当箱 | 竹集成材(ウレタン塗装) | 500ml | 公式に記載なし | 7,700円 |
| sunaho BENTO box COFFEE | 竹粉・コーヒーかす(modo-cell®) | 公式に記載なし | 可 | 4,345円 |
※価格は2026年10月に各公式サイト・販売ページで確かめたものです。価格や在庫は変わることがあるため、購入前に各ページでご確認ください。
1.ステンレス:サーモス「フレッシュランチボックス」

画像出典:THERMOS
1904年にドイツで誕生したサーモスブランドの、ステンレス製の2段式ランチボックスです。容量は合計635ml(上段230ml・下段405ml)。奥行き6cmのスリムな形で、カバンにすっきり入ります。
色移りやにおい移りがしにくく、食洗機で洗えるので、毎日のお手入れが手軽です。食べ終わったあとは、2つの容器を重ねてコンパクトにしまえます。
本体はステンレス製ですが、フタなどの部品の素材は公式の資料に書かれていません。すべての部品でプラスチックを避けたい方には向かないかもしれません。
公式サイト:THERMOS
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商品の詳細を見る:Amazon
金額:オープン価格
2.ステンレス:工房アイザワ「角長ランチボックス スリム2段」

画像出典:cotogoto
新潟県燕市で1921年(大正11年)に創業した、工房アイザワのランチボックスです。本体は18-8ステンレスで、1段あたり約350mlの2段式。サイズは約W200×D65×H85mmで、食洗機にも対応しています。
フタの密閉にはシリコン樹脂のパッキンが使われています。樹脂を一切使わないお弁当箱を探している方には合いません。
公式サイト:工房アイザワ
3.秋田杉:大館工芸社 曲げわっぱ「小判弁当 中」
秋田杉で作られた、大館工芸社の曲げわっぱの小判弁当です。容量は約650ml、サイズは約19×12×6cmで、ウレタン塗りで仕上げられています。曲げわっぱならではの、杉の木目を生かした姿が魅力です。
食洗機・電子レンジ・食器乾燥機は使えません。手洗いで丁寧に扱いながら、木の道具を長く使いたい方に向いています。毎日食洗機で洗いたい方や、お弁当を電子レンジで温めたい方には向きません。
4.杉:杉の木クラフト「曲げわっぱ弁当箱 拭き漆 角一段 大」
福岡県糸島市で作られている、杉の木クラフトの曲げわっぱ弁当箱です。杉を拭き漆で仕上げた角形の一段で、容量は約620ml。重さは約140gと軽く、サイズは幅20.5×奥行8.5×高さ6.5cmです。
食洗機や電子レンジが使えるかどうかは、販売ページに書かれていません。機械で洗いたい方は、購入前に販売店に確かめてください。
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商品の詳細を見る:Yahoo
金額:6,323円(Yahoo!ショッピングの取扱店)
5.竹:公長斎小菅(こうちょうさいこすが)「一段弁当箱」

画像出典:公長斎小菅
1898年創業の竹芸品メーカー、公長斎小菅の一段弁当箱です。「古典と現代の融合」をコンセプトに、竹という素材と向き合い、素材を生かした製品を作り続けています。竹は4〜5年で成長し、農薬を使わずに育つことからも、環境に優しい素材です。
本体と仕切り板は竹集成材で、ウレタン塗装が施されているため、お手入れも簡単です。集成材の積み重なった竹の模様が美しく、手触りも優しい仕上がり。バンドの飾りには、竹の根の部分である根竹が使われています。サイズは約W10.5×D15×H5.5cm、容量は500mlで、カラーはナチュラル・レッド・ブラックの3色です。
容量は500mlなので、たくさん食べたい方には小さく感じるかもしれません。食洗機・電子レンジが使えるかどうかは公式に書かれていないため、気になる方は購入前に確かめてください。
公式サイト:公長斎小菅
6.竹粉×コーヒーかす:sunaho「BENTO box COFFEE」

画像出典:sunaho
台湾のツゥーライ社とのコラボで、クラウドファンディングを通じて商品化されたお弁当箱です。本体とフタの主な原材料は竹粉とコーヒーかす。植物繊維(セルロース)を主原料とする新素材「modo-cell®」で作られた、本来捨てられてしまう素材を新しい技術で生かすリサイクルプロダクトです。
一般的なバンブーファイバー製品に含まれることがあるメラミンは使われていません。食洗機で洗えるので、毎日のお手入れも手軽です。使い終えたら可燃ごみとして処分でき、土に埋めると約半年から分解が始まります。
原材料に自然素材を使っているため、表面に不均一な模様が出ることがあります。均一な見た目を求める方より、素材の個性を楽しみたい方に向いています。
※modo-cell®はその特許権を有する株式会社アミカテラの登録商標です。
公式サイト:sunaho、公式オンラインショップ
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金額:4,345円(税込)
毎日使うお弁当箱は、素材を変えるだけで、プラスチックを減らす小さな一歩になります。洗いやすさを重視するならステンレス、木の手仕事を楽しみたいなら曲げわっぱ、素材の背景まで選びたいなら竹やコーヒーかすの素材。自分の暮らしに合う一つを見つけてみてください。
【関連ページ】ゼロウェイスト生活でできること!アイデアまとめ【キッチン編】
※2026年10月に本文を更新しました。
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