ゼロウェイストな量り売りの店「斗々屋」が、ゼロウェイスト・スーパーマーケットを、7月31日に京都にオープンします。オープンに伴い、開店資金を募るクラウドファンディングを「CAMPFIRE」で実施しています。
私たちの生活は、プラスチック包装で溢れています。2017年の統計によると、日本全体で、普段の生活から出るごみは1年間に約4,289万トン。1人1日あたり920グラムにもなります。その中でも一番多いのが、プラスチック容器やレジ袋などの「プラスチック包装」で、ごみ全体の62%に当たります。
※「環境省一般廃棄物の排出及び処理状況等(平成29年度)について」および、「容器包装廃棄物の使用・排出実態調査の概要(平成30年度)」を参照
増え続けるプラスチック包装に、日本国内のリサイクルは追いついていません。多くは、途上国に輸出された後、適切に処理をされないまま、その多くが自然界に流失していると言われており、海を汚染し、生態系にも影響を与えています。
そこで斗々屋は、使い捨てプラスチックを用いた包装を一切行わない、日本初の「ゼロ・ウェイスト」なスーパーマーケットを開店します。「ゼロ・ウェイスト・ショップ」で扱うことが難しい、賞味期限が短く、食品ロスが高い確率で発生してしまう生鮮食品や日配品も、「ゼロ・ウェイスト」を徹底しつつ豊富に販売予定です!

画像出典:株式会社斗々屋
クラウドファンディングでは、お買い物券や、ステンレス製のBOX、オンラインワークショップ、店長による計り売り現場研修など、今回しか手に入らないリターンも用意されています。
私たち一人一人が、必要なものを必要な分だけ、再利用可能な容器で買うことができれば、確実にプラスチックゴミを減らすことができます。ゼロウェイストスーパーマーケットは、多くの人に新しいライフスタイルをもたらしてくれそうです。
【参照サイト】日本初のゼロウェイスト・スーパーを京都に! – CAMPFIRE
【参照サイト】株式会社斗々屋
【関連サイト】ゼロウェイストな量り売りの店「Zero Waste Kyoto」が京都にオープン


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