「食欲の秋」真っ最中の10月だが、同時にこの月は世界食料デー月間でもあることをご存じだろうか。国連が制定した10月16日の世界食料デーにちなみ、この1ヶ月間は食品ロスや飢餓といった問題への取り組みが推奨されている。実際に農林水産省をはじめとする省庁や企業では、毎年“食”に関するさまざまなイベントを開催しているのだ。
そのなかでも、今年特に注目したいのが株式会社タスカジの「使いきり食材レシピ術」だ。関東・関西を中心に家事代行マッチングプラットフォーム「タスカジ」を運営している同社は、ミッションである「あたらしい家事文化をつくる」を通じてSDGsの達成を目指すと宣言。
今回提案する「使いきり食材レシピ術」には余った食材の活用方法や保存方法などがまとめられていて、日常の調理に役立つものばかり。つい余らせがちな食材や調味料の活かし方、また廃棄してしまいがちな野菜の芯や果物の皮などの調理方法がまとめられているのだ。タスカジに登録するハウスキーパーたちが実践しているレシピ術は食品ロス削減のアイデアの宝庫で、夢中になって読んでしまいそうだ。
レシピはタスカジの公式Instagram閲覧できるが、より大きな写真でしっかり確認したいという方には、宝島社から出版されている「予約が取れないカリスマ家政婦が教える『使いきり』レシピ」をおすすめしたい。
まだ食べられるにもかかわらず捨てられてしまう食品ロスの量は、日本だけで年間約600万トン。それも私たち一人ひとりが食品ロス削減の意識を持つことで、少しずつ変わっていくのではないだろうか。10月の1ヶ月間だけでも食品ロスを意識してみると、今後の食材との向き合い方が変わっていくのかもしれない。
【参照サイト】タスカジのSDGsへの取り組み
【参照サイト】タスカジ公式Instagram
【参照サイト】国連WFP世界食料デーキャンペーン2021
【参照サイト】予約が取れないカリスマ家政婦が教える『使いきり』レシピ Amazon
【参照サイト】農林水産省 食品ロス量(平成30年度推計値)の公表
河端 麻紀
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