ゼロウェイストの概念を世に広めた書籍、「ゼロ・ウェイスト・ホーム」によると、ごみを出さないアクションとして「5R」を提唱している。そのなかに、すぐごみになるものを家に入れない「Refuse(断る)」があり、紙のレシートもその例のひとつとしてとりあげられている。
電子レシートサービス「スマートレシート®」は、買い物の際に発行される紙のレシートをデジタル化して提供する。レジで、専用アプリのQRコードを提示することで、デジタルレシートを受け取ることができる。会員数は120万人を突破した。使える店舗は限られているが、スーパー・ドラックストア・コンビニなど現在拡大中だ。専用アプリでは、レシートの一覧をいつでも見ることができる。
電子レシートは、紙の消費を大幅に削減し、ごみの削減にも役立つ。このたび「スマートレシート®」の年間(2022年)電子レシート発行枚数から、推計・算出した紙レシート消費量が発表された。
2022年に同サービスで発行された電子レシートの枚数は約4,000万枚。この枚数に紙レシート1枚平均の長さ(15センチ)をかけ合わせ、全長6,000キロとなり、これは東京とホノルルを結ぶ長さに相当するとのこと。
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また高さは、約5,524メートル。これは富士山よりも高く、アフリカ大陸の最高峰キリマンジャロに迫る高さとなると発表した。
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スマートレシート®は、ゼロウェイスト生活にとって大変有益なサービスだ。紙のレシートが削減されることで、森林資源の保護にもつながる。また、デジタル化されたレシートは、家計管理にも便利だ。今後もスマートレシート®が使える店舗が増えることで、より多くの人々がこのサービスを利用する機会が増えることが期待される。
*データは東芝データ・東芝テック調べ
*「スマートレシート®」は東芝テック株式会社の登録商標
【参考サイト】スマートレシート®
【関連ページ】世界中で話題の「ゼロウェイスト」なライフスタイルとは?
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