首都圏を中心に生協「パルシステム」を展開しているパルシステム連合会が、日々の暮らしの中で食品ロスを削減するために「ごちそうさま!365日アクション」を特設ページとSNSから呼びかけている。
この取り組みでは、9月1日(日)までの期間内に特設ページ内に書かれているアクションを実行してクリック、または投稿すると、その数に応じて集まった金額が公益財団法人日本ユニセフ協会へ寄付され、栄養不良の子どもたちへの支援に役立てられる。また、投稿者の中から抽選でプレゼントをもらえるチャンスも。
農林水産省によると、食べられるのに捨てられる「食品ロス」の量は、国内で年間472万tと推計されている(令和4年度)。最近では、さまざまな企業や店舗が食品ロス削減を目指しているが、家庭での食べ残しや廃棄による食品ロスの削減はあまり進んでいないのが現状だ。
そこで、家庭で実践してほしいのが「ごちそうさま!365日アクション」である。ここで紹介されているアクションを実行することで、家庭での食品ロス削減に貢献できるだけでなく、食品の価格高騰が続く中で食費の抑制にもつながる。さっそく日々の生活に取り入れてみてほしい。
「ごちそうさま!365日アクション」への参加方法は、大きく分けてふたつ。
ひとつ目は、特設ページ内に書かれている「食べ残しをしなかった」「見切り品を買ったり、余った料理をリメイクした」など、合計7つのアクションの中から、実際に行ったアクションをクリックするだけ。気軽に参加できるのが魅力だ。

引用元:「ごちそうさま!365日アクション」特設ページ(アクション数は7月26日時点)
ふたつ目は、実践したアクションを特設ページ内の投稿フォーム、またはパルシステム公式Xにテキストや写真・動画を添えて投稿する方法だ。Xから投稿する場合、パルシステム公式をフォローし、投稿に「#ごちそうさま365」をつけるのを忘れずに。投稿者の中から抽選で30人に蚊帳(かや)の素材で作った「かや野菜袋」のプレゼントが当たるかもしれない。

引用元:「ごちそうさま!365日アクション」特設ページ
アクションへの1クリックにつき10円が、1投稿につき100円が寄付され、集まった寄付金は日本ユニセフ協会を通して、世界の栄養不良の子どもたちに治療用ミルクを届けるために活用される。
また、特設ページからは「ごちそうさま!チャレンジシート」をダウンロード可能。これは3つのステップで食品ロスを学べるワークシートになっており、食品ロス削減のために子ども達がみずからできることを考える、良い機会になるだろう。夏休みの自由研究にもおすすめだ。
ここで紹介されているアクションは、どれも家庭で簡単にできることばかり。この夏、食品ロス削減のためのアクションを起こしてみよう。
【参照ページ】「ごちそうさま!365日アクション」特設ページ
【参照ページ】パルシステム公式X
【参照ページ】農林水産省|食品ロス量(令和4年度推計値)を公表
【関連ページ】自由研究にもおすすめ!夏休みにおすすめのイベントやコンテンツまとめ
【関連ページ】「消費期限」と「賞味期限」とは?違いを理解して食品ロスを減らそう!
【関連ページ】【生協の食材宅配】パルシステムの口コミ・評判

あゆみ

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