株式会社4Natureが展開する、都市と生産地をつなぐ循環のコミュニティ「CSA LOOP」。会員は近所のカフェなどに設置された拠点で、定期的に契約農家から野菜を受け取り、同時に家庭の生ごみを使用してできた堆肥を渡す。2021年3月の実証実験以来、都市生活者の新しい農業への関わり方として、都内を中心にコミュニティを拡大してきた。
その4Natureがこのたび、大手町・丸の内・有楽町（大丸有エリア）を起点にSDGs達成に向けた活動を推進する「大丸有SDGs ACT5」と連携。大手町駅近くに位置する、三菱地所株式会社が運営する「3×3 Lab Future」を拠点とする新たな3つのコミュニティで会員を募集する。
今回追加されるのは、マーフィーズファーム（茨城県結城市）、Organic farm せっせと畑（埼玉県所沢市）、わたなべ農園（千葉県山武市）の3農家。大丸有エリアで働く方に気軽に参加してもらえるように、7月からまずは半年間のプランでスタートする。
野菜の受け取りは月1回の頻度で平日のランチタイムに3×3 Lab Futureで行う。契約先の農家から手渡しで野菜を受け取るため、野菜の保存方法やおいしい食べ方、畑の様子について話を聞くことができる。
※堆肥への取り組みや持ち込みは任意なので、野菜の受け取りのみの参加も可能。
拠点での野菜の受け渡しの様子（奈良山園×ONIBUS COFFEE Jiyugaoka）
今回は「ACT5メンバーポイント」とも連携し、CSA LOOPへの入会と毎回の野菜の受け取り時、また堆肥の持参＆農家への受け渡し時にポイントが付与される。ACTメンバーポイントなどについては、SDGs ACT5のHP（https://act-5.jp/act/2022act2-13/）で詳細を確認できる。
私たちの体の源となる野菜を生産者から直接受け取ると、新鮮な食材が手に入るだけではなく野菜の話や畑の状況についてリアルな情報を得ることができる。順調にコミュニティを広げているCSA LOOPにこれからも注目したい。
CSA LOOPの詳細・申込みについて：https://4nature.co.jp/csaloop/?utm_source=prtimes0603
また、6/15（水）〜6/17（金）に、丸ビル内で開催される「グラムマルシェ」に、CSA LOOPが出店。今回募集しているコミュニティの契約先となる農家が旬の野菜を販売する。CSA LOOPに興味のある方は、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。
グラムマルシェの詳細：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000162.000043503.html
【参照ページ】4Nature
【参照ページ】大手町・丸の内・有楽町エリアを起点にサステナブルなアクションを。企業連携で取り組む「大丸有SDGs ACT5」 5月9日より実施
【関連ページ】寛容性を育む。4Natureが考える、都市型CSAの未来【Urban Circulars 特集#1】
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河端 麻紀
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