甘くておいしい春のスナップえんどうを楽しめるレシピ3種

スナップえんどう

サステイナブルに暮らしたい」の著者、服部麻子さんとLife Huggerのコラボレーション企画、「あるものでごはん」。旬の野菜や規格外の野菜などを使って簡単にできる、日々のごはんのレシピをお届けしています。

4回目となる今回は、「スナップえんどう」をたっぷり使ったレシピを教えてもらいました。

すっかり春ですね。
畑ではスナップえんどうが採れ始めています。
ご近所さんからもたくさんおすそ分けいただくので、毎日のように食べています。

スナップえんどうの筋は上下両方取ります。

おすすめの方法は、スナップえんどうを上下逆にして、中指の爪先でさやの先を折って筋をとり、そのまま一息に逆の筋をとるやり方。スピーディーかつ確実に筋がとれます。

塩ゆでしてそのまま食べるのが王道ですが、少し手を加えるとまた新鮮なおいしさに。

今回は簡単なレシピを3種類ご紹介します。

チリクミン

材料

スナップえんどう100g
塩2つまみ
クミンパウダー小さじ半分
チリ(粉唐辛子)適量
油適量

作り方

1,スナップえんどうを洗い、筋をとる
2,フライパンに油を入れて熱し、よい焦げ目ができるまで2-3分焼く。
3,塩、クミンパウダー、レッドチリパウダーを加え、味を好みに調整する。

*唐辛子は種類によって辛さの幅がかなりあるので、少しづつ入れて味をみてください。


ごま油+塩

ごま油の香りとコクが、スナップえんどうの甘味を引き立てます。仕上げに醤油や白ごまを加えてもいいですね。

材料

スナップえんどう100g
ごま油小さじ1
塩2つまみ

作り方

1,スナップえんどうを洗い、筋をとる
2,沸騰させた湯に塩(分量外)を加え2分程度ゆでる
3,冷水にとって、水を切る
4,ごま油と塩を加え、味を好みに調整する



梅酢+海苔

これからの季節、ぜひ活用してほしいのが梅酢。梅干しを漬けるときにできる液体で、原材料は梅と塩のみ。

クエン酸と塩分に強力な殺菌効果があり、腐敗や食中毒を防ぐ効果があります。

ご飯の炊きあがりに少量入れたり、おむすびの手水に使うと、傷みにくくなります。梅の風味も良いので、我が家必須の調味料のひとつです。ぜひ使ってみてください。

材料

スナップえんどう100g
梅酢 小さじ1
海苔 半枚

作り方

1,スナップえんどうを洗って筋をとる
2,沸騰させた湯に塩(分量外)を加え2分ほどゆでる
3,冷水にとって、水を切る
4,梅酢でさっと和え、海苔をちぎってのせる



photo: kettle_photo

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服部麻子

高知の山のふもとで、ちいさな畑、野草茶ブレンド、保存食づくりを楽しむ。 日々のごはんはそのとき「あるもので」作っています。著書に『サステイナブルに暮らしたいー地球とつながる自由な生き方―』『サステイナブルに家を建てる』(アノニマ・スタジオ)(写真 衛藤キヨコ)Instagram:@asterope_tea