それ、捨てずに資源にできます!大掃除のごみを減らすアイデア9選

資源ごみいろいろ

大掃除や片づけをしていると、不用品がたくさん出ますが、全てをごみとして出すとかなりの量になってしまいます。そこで今回は大掃除のごみを減らし、資源にするアイデアを9個お伝えします。

「紙」を資源にしよう

雑紙

我が家の雑紙入れ

1.本や雑誌は捨てずにリサイクルショップへ

本や雑誌は、捨てる前にリサイクルショップに出しましょう。ある程度まとまっていれば、オンラインの古書店に出すのもおすすめです。重い本をお店に運ばずに済みますし、お店によっては送料を負担してくれることもあります。

【関連ページ】重い本は自宅から手軽に断捨離しよう! 宅配もやっている買取サービス8選

2.「雑紙」に出そう

リサイクルショップで売れなかった時や、出すのがちょっと面倒な時は、できる限り「雑紙」に出しましょう。「雑紙」はとても便利なシステムで、多くの自治体の場合、紙の箱や小さな紙でも回収してもらえます。ちなみに杉並区は、とても分かりやすい案内を出しています。お住まいの地域の案内もぜひチェックしてみてください!

【関連ページ】ごみの分別と捨て方の基本②「古紙類」の出し方の疑問を解消!ー服部雄一郎・麻子さんに聞く暮らしのアイデア

「衣類」も捨てずに活用!

手芸用に集めたボタンや服の端切れ

手芸用に集めたボタンや服の端切れ

3.リメイクや手芸用に再活用

シャツやコートのボタンは外し、手芸やシャツのボタンが取れた時に活用してみましょう。布の状態が良ければ好きな大きさに切って、ミツロウラップを作ってみるのも楽しいものです。使い道がなさそうな時は、ウエスに活用して掃除のお供にしてください。

【関連ページ】不要になった布やハンカチを有効活用!可愛くて簡単なミツロウラップの作り方&活用法
【関連ページ】使わなくなった古着や古タオルは捨てないで!「ウエス」で毎日の掃除をラクにエコに 
詳しくは以下の記事もご覧ください。
【関連ページ】服を捨てない選択。衣類のゼロウェイスト10の方法

4.染めて再活用

染めたり切ったりして、再活用するのもおすすめです。コーヒーや紅茶染めは自宅で比較的簡単にできます。また、黒染めサービスを活用して、色あせた服を再活用するのも良い方法です。

【関連ページ】衣類の黒染サービスを試してみた!春物のコートが新しく生まれ変わる

5.ショップのリサイクルボックスに出そう

ユニクロ、GUやH&Mなど、多くのアパレルブランドがお店で衣類回収を行っています。割引クーポンやそのブランドのポイントがもらえることもありますよ!下記の記事もチェックしてみてください。

【関連ページ】着なくなった服、捨てるの待って!常設で衣服回収を行うアパレルブランド13選

台所まわりでも、ごみは減らせます!

我が家のプラスチック用ごみ箱

我が家のプラスチック用ごみ箱

6.プラスチックごみは洗って出そう

一部行われていない地域はあるものの、ほとんどの市町村でプラスチックの分別回収が行われています。「よくわからない」「分別したことがない」という方はぜひ、お住まいの地域のルールを再確認して、出してみてください。プラスチック容器が使われている食料品は多いため、分別をすると燃えるごみの日に出すごみの量がうれしくなるほど減りますよ!

【関連ページ】ごみの捨て方・分別の基本③ プラスチックの分別はどうしてる?汚れはどのくらい落とせばいい?
【関連ページ】ごみの捨て方・分別の基本④ 容器包装プラスチックのリサイクルの実際

7.金継ぎ(きんつぎ)をしよう

金継ぎ(きんつぎ)は、割れた陶器を漆と金粉で修理する日本の伝統技法です。お気に入りのお皿や湯のみを修理して使い続けられるのでサステナブルです。今ひそかなブームとなっており、金継ぎを職人に依頼する人が増えているほか、自分で行うワークショップが人気を博しています。

【関連ページ】日本の伝統技法「金継ぎ」で楽しみながらアップサイクル!新たな価値を持つ器へと大変身

その他のアイデアいろいろ

コンポスト

8.余った土を簡易コンポストに

植木の土は、余ると処分に悩みますよね。そんな時におすすめなのは、簡易コンポスト!少し大きめのプランターに土を入れて、生ごみが出たら穴を掘り、適宜土をかぶせるだけで少しずつ堆肥化され、良い土ができます。段ボールコンポストも簡単にできるのでおすすめです。

【関連ページ】【コンポスト~実践編】食育にも役立つ、プランターコンポストで野菜作りに挑戦!
【関連ページ】家庭菜園士が教える!自作段ボールコンポストの作り方・使い方

9.使わなくなったおもちゃを寄付しよう

使わなくなった子どものおもちゃは、対応の可否を事前に確認したうえで、地域の病院の待合室や薬局、児童館やカフェに寄付しましょう。筆者もキッズスペースが設置されている薬局に寄付したことがあるのですが、その後訪れるたびに子どもたちが楽しそうに遊んでいて「捨てずに寄付して良かった!」と心の底から感じました。

【関連ページ】 遊ばなくなった子どものおもちゃはどうする?捨てずに譲る方法とおすすめのショップまとめ

今回はごみを減らせるさまざまな方法をお伝えしました。ぜひ、これらの方法の中からやってみたい方法、できそうな方法を試してみてください!

The following two tabs change content below.

曽我 美穂

曽我 美穂(そが みほ)。2008年にエコライター・エディター・翻訳者として独立。雑誌やウェブサイトで編集、撮影、執筆、翻訳などをおこなっている。主なテーマはエコな暮らしやSDGs、環境問題。私生活では2009年生まれの娘と2012年生まれの息子の二児の母でもある。現在、富山県在住。個人サイト:https://sogamiho.mystrikingly.com/