布には、どんな時代も人の気持ちを豊かにし、空間を生き生きとさせてくれる力があります。
今回は日々の暮らしに布をおしゃれに取り入れているInstagram「kiko|アンティークと珈琲のある暮らし(@um_house2020)」を運営するkikoさんのご自宅にお邪魔し、布を使ったインテリアのコツを教えていただきました。
インスタグラマー&アーティスト。「KURASIKU(クラシク)」公式アンバサダー。夫と2歳の息子と3人暮らし。アンティークが好きで、気づいたら家にあるものは古いものばかり。アンティーク家具に布を取り入れた暮らしのアイデアを、自身のインスタグラム「kiko|アンティークと珈琲のある暮らし(@um_house2020)」で発信している。
自然素材の布を使った、心地の良い空間づくり
家の仕事の関係で、子どもの頃から布に触れる機会が多かったというkikoさん。昔も今も、布の魅力を生かした使い道を考えるのが好きなのだそう。そんなkikoさんの家では、自然素材のカーテンや間仕切りなど、布が上手に使われています。
柔らかな印象の布で創る、リビング
![kurasiku](https://lifehugger.jp/wp-content/uploads/2300/12/L4A2677.jpg)
外と中をゆるやかにつなぐカーテンと、
kikoさんが描いた繊細なアートの雰囲気がよく合います。
(カーテン:kami 無垢)
![Kurasiku](https://lifehugger.jp/wp-content/uploads/2300/12/L4A2670-2.jpg)
ワイヤーレールをたるませてクリップで吊るだけで、
抜け感のあるイメージに。
「汚れが気になったら、ぬるま湯などで手洗いしてから、叩いて伸ばしつつ天日干しするのがポイント。乾いた時に自然と出るシワが、生地にいい味を出してくれます」(kikoさん)
![KURASIKU](https://lifehugger.jp/wp-content/uploads/2300/12/L4A2703.jpg)
カーテンをソファーカバーに。
(カーテン:大麻(おおあさ))
布使いを楽しむ、ダイニングスペース
![KURASIKU](https://lifehugger.jp/wp-content/uploads/2300/12/L4A2652.jpg)
IKEAで購入したカーテン。
使わなくなってから裾を切って縫い合わせたもの。
ダイニングスペースでは、お気に入りの布がタペストリーになったり、テーブルクロスになったりと、空間の雰囲気を手軽に変えるアイテムとして活躍しています。「家具を買い替えることは難しくても、布を掛け替えることで、簡単にお部屋の印象を変えることができます」(kikoさん)
![KURASIKU](https://lifehugger.jp/wp-content/uploads/2300/12/L4A2747-1.jpg)
カーテンに使っていたリネンをテーブルクロスに再利用。
いつもの食卓に爽やかな彩を添えてくれます。
(カーテン:エブリ アイス)
リビングと子ども部屋を、大判の布でゆるやかに間仕切る
子ども部屋はどうしても散らかりがちですが、いつもスッキリした印象にしておきたいもの。そこで、リビングと子ども部屋の間にあったふすまを外し、カーテンを使って間仕切りを。
![KURASIKU](https://lifehugger.jp/wp-content/uploads/2300/12/L4A2657.jpg)
フラットなカーテンや大判の布を画鋲で留めるだけで、
簡単に完成。(カーテン:kami 無垢)
布を使うことで、子どもの存在を感じながらも、おもちゃなどのごちゃごちゃ感をふんわりと隠すことができます。しっかりと仕切りすぎない、この曖昧さが布の魅力です。
![kurasiku](https://lifehugger.jp/wp-content/uploads/2300/12/L4A2643.jpg)
風に揺れるお手製のワイヤーモビールも素敵です。
(カーテン:ナグ きなり)
子ども部屋にはゆったりとお昼寝できる、暗すぎず明るすぎない透け感の布をセレクト。「リネン100%の厚地の布なので透けることもなく、夏は涼しく、冬は暖かく、オールシーズン使えるのが気に入っています」(kikoさん)。
自然素材の布には、自然素材の小物や雑貨がよく合います。生まれも育ちも違う素材なのに、ちゃんと調和してくれるから不思議です。
寝室にはカーテンを2枚重ねて、明るい雰囲気に
![Kurasiku](https://lifehugger.jp/wp-content/uploads/2300/12/L4A2773.jpg)
軽やかなリネンは、麻ひもで束ねたアレンジで遊び心を。
(カーテン:エブリ アイス)
KURASIKUのカーテンの魅力とは
kikoさんにとってKURASIKUとは、どのような存在でしょうか。100%自然素材のカーテンの魅力を尋ねてみました。
「KURASIKUのカーテンは自然素材100%にこだわり、人と環境に配慮しているところが、自分の価値観に近いと感じました。元々、木やコットンなど、自然素材のインテリアを選ぶようにしていましたが、そのなかでもKURASIKUのカーテンは、素材の質に加え、カーテンとして高い機能が備わっているところに惹かれました」
KURASIKU(クラシク)について
![Kurasiku](https://lifehugger.jp/wp-content/uploads/2300/12/detail_38435_17026844501006.jpg.webp)
自然素材の「竹」を使用したカーテン「竹-take」
取材後記
今回ご紹介したkikoさんの布の使い方は、すぐにマネしてみたくなるアイデアばかりでした。
「触れても、触れなくても、そこに布があるだけで体温が1℃上がる。そのように感じられる布が暮らしの中にあるだけで、気持ちまで優しくなれる気がします」(kikoさん)
インテリアと実用性を兼ね備えた「布」は、アイデア次第でさまざまな使い方を楽しむことができます。ぜひ、布を暮らしの中に取り入れてみませんか?
後編では、kikoさんに布を長く大切に使うコツを教えてもらいます。
【後編はこちら↓】
【参照サイト】自然素材のカーテンと布雑貨の「KURASIKU(クラシク)」
【参照サイト】𝗸𝗶𝗸𝗼 I アンティークと珈琲のある暮らし Instagram
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![](https://lifehugger.jp/wp-content/uploads/2021/03/shutterstock_497992384-150x150.jpg)
![](https://lifehugger.jp/wp-content/uploads/2021/03/shutterstock_497992384-150x150.jpg)