「斗々屋」は、オーガニック食材やワインの卸事業から生まれた会社で、「量り売り」を日本全国に広めることを目的としています。2021年の1月から東京・国分寺でゼロウェイストショップ「nue by Totoya国分寺店」を運営しており、同年7月に京都に日本初のゼロウェイストスーパー「斗々屋 京都本店」をオープンしたことも話題になりました。
今回は、東京都内の「nue by Totoya国分寺店」の特に心に響いたポイントを、写真と共にお伝えします!
量り売り食品のバラエティが豊富!
「nue by Totoya国分寺店」は、オーガニックカフェ「カフェスロー」の店内にあります。店内には、食品から雑貨まで厳選されたものが並んでいて、目移りしてしまいます。
見ていて驚いたのが、食品の多様さ。しかも全てオーガニックです。
お米は有機の白米、玄米、十穀米が用意されています。
パスタは全粒粉のタリアテッレ、ペンネがあります。
ドライフルーツはドライトマトにグリオットチェリー、クコの実、クランベリーが置いてあります。通常のスーパーだと味が好みか分からないので大容量パックで買うのに躊躇してしまいがちですが、量り売りなら買いやすいですね。
玄米味噌や米粉など、こだわりの材料で作られた個性派クッキーも気になります!
はちみつも、瓶に好きなだけ入れるスタイルで購入できます。この時にあったのは「春の花の非加熱はちみつ」と「栗の花の非加熱はちみつ」。名前を読むだけでもワクワクします。
プラスチックフリーの雑貨類も充実の品ぞろえ!
雑貨コーナーには、脱プラのヘアゴムや化粧品が並んでいます。脱プラの製品がそろっているお店には、なかなか出会えないので興奮してしまいました。
私が買ったのは竹製のヘアブラシ。竹と天然ゴムでできている、脱プラ製品です。大きくてとかしやすく、とても使いやすいです!
「使いすてないティーバッグ」という布製のティーバッグも購入。お店の方いわく「お茶はもちろん、出汁をとるときにも便利ですよ」とのこと。これから、大切に使っていきます!
ゼロウェイストや脱プラ関連の本もまとめて置いてありました。こういう並べ方、いいなあ…としみじみ感じながら眺めました。
マイ容器を忘れても買い物できる!便利なドネーション瓶
ゼロウェイストショップなので基本的には瓶や袋を持参して買わなければなりません。とはいえ、時には忘れてきてしまったり、散歩のついでに立ち寄ったので持っていなかったり……という時もありますよね。
そんな時に便利なシステムが「ドネーション瓶」です。あらかじめ、お客さんから、洗ってきれいな状態にした瓶を寄付してもらい、瓶を忘れた人は20円or地域通貨の「ぶんじ」を払って、瓶を手に入れられます。
ゼロウェイストショップに行ってみよう
「nue by Totoya」は、足を踏み入れる前はドキドキしたのですが、入ってみたら宝箱のような場所でした。お店の方がとても親切に、買い物の仕方を教えてくれたり、質問に答えてくださったりしたので、心地よい時間を過ごすことができました。
なお、「nue by Totoya」が入っているカフェスローも、柔らかな空気感が魅力のカフェなので、お買い物後はこちらでコーヒーやお茶、ランチを楽しんでみては?
国分寺界隈に行く際は、ぜひ「nue by Totoya」を行く場所リストに入れてくださいね!
【参照サイト】nue by Totoya国分寺店
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曽我 美穂
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