ドイツ発、食材を真空保存できる「FRESH&SAVE」で、家庭の食品ロス削減に取り組もう

真空保存機「Fresh&save」

忙しい毎日の食事を少しでも簡素化するためには、ミールプレップ(フードプレップ)、いわゆる「作り置き」が有効だ。メイン料理からちょっとした副菜まで、各国のさまざまな作り置きレシピはネットや雑誌でたくさん見つけることができる。

材料を買い物に行く頻度や包装ごみ、食品ロスの削減にもつながる作り置きは、積極的に身につけておきたいスキルだろう。

しかし、便利な反面、一度作り置きしてしまうと、賞味期限を考慮して、きっちり食べきらなければならないというデメリットも。本来なら日持ちする食材も、調理してしまったがために期限内に食べきれず、捨ててしまうとなれば大変もったいない。そんな弱点を解決してくれるのが、ツヴィリングの真空保存機「FRESH&SAVE(フレッシュ&セーブ )」だ。

食材の酸化と雑菌の繁殖を抑えられる「真空保存」だが、家庭で真空状態を作るのはなかなか難しい。それもフレッシュ&セーブは、電動ポンプと専用コネクタがついたアクセサリーを使って容器の中身を真空にする保存機。ワンプッシュで簡単に真空保存できる手軽さで、世界累計販売数は200万個を突破したという。

真空保存機「Fresh&Save」

専用アクセサリーとしては、ガラスとプラスチックタイプのコンテナ、ジッパーつきで洗って繰り返し使えるバッグタイプ、ワインシーラー(栓)がラインナップされている。サイズも複数種類あるので、保存したい食材や料理、用途に合わせて選ぶと良いだろう。繰り返し使えるタイプを選べば、真空保存による食品ロス削減に加え、ラップやジップロックなど使い捨てプラスチックごみを減らすこともできる。

新型の電動ポンプは、長さ約20cm、幅約4.5cm、重さも190gと扱いやすいサイズに設計されている。USBを使った充電式でありコンセント口を探す必要もない。専用アダプターと同社製ミキサーやブレンダーを組み合わせることで、「真空ブレンダー」といった使い方も可能。対応温度も幅広く、バッグに入れたまま電子レンジや低温調理、冷凍保存も可能だ。

また、バッグやコンテナに印刷されているQRコードを読み込んでおくと、専用アプリを使った食材の管理も可能となる。賞味期限が近付くとスマホに通知が届く機能が搭載されているので、使い忘れてダメにしてしまう食材を格段に減らすことができる。購入する食材の量や種類が多い家族はもちろん、食材を余らせてしまいがちな1人暮らしや、在宅ワーカーにもおすすめできる、優れたサステナブルなアイテムといえそうだ。

真空保存機「Fresh&Save」

農林水産省が公開しているページ「食材ロスの現状を知る」によると、国内の食材廃棄量は年間約612万トンにも上る。国民1人あたり、茶碗1杯分を毎日ごみ箱に捨てているのと同じ計算だ(2017年調査時点)。そんな背景を意識しながらフレッシュ&セーブを使用すれば、過程での食品ロス削減につなげることができる。
参考資料:農林水産省:食品ロスの現状を知る

真空保存機「Fresh&Save」

ツヴィリングが本社を置くドイツをはじめとした欧米では、フレッシュ&セーブがフードロス対策品としてメディア・SNS等で高く評価されている。累計販売数200万を突破した記念として、現在、公式オンラインストアでは、コンテナなどアクセサリーを2品以上購入すると20%オフになる、お得なキャンペーンを実施中。開催期間は3月31日までなので、気になる人はチェックしてみるといいだろう。

【参照ページ】Fresh and Save | ストウブ、ツヴィリング、ヘンケルスの公式通販
【参照ページ】ZWILLING J.A. HENCKELS楽天市場店
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斉藤雄二

「フレキシタリアン」を実践している静岡在住のWebライター。これまでモノ系、テクノロジー、サイエンス、ビジネス、ファッションといったジャンルで執筆してきました。趣味は読書とフィットネスと料理。最近は愛車のfiat500でドライブに出かけるのが楽しみです。