ロボットで農作業の重労働からの解放を目指す企業「ハタケホットケ」がクラウドファンディング募集

「ハタケホットケ」クラウドファンディング

株式投資型クラウドファンディングサービス「イークラウド」で、第41号案件「ハタケホットケ」が10月7日午後7時半から投資申込みの受付を開始する。

株式会社ハタケホットケはスマートアグリ製品の開発・製造・販売を事業とするベンチャー企業。目標募集額は300万円で上限募集額は5000万円。募集は10月23日まで。

EUは2030年までに全農地の25%を有機農業にする目標を掲げており、イタリアやドイツ、スペインなどのヨーロッパ各国は10%を超えている。一方、日本でも農林水産省が「みどりの食料システム戦略」で有機農業の普及拡大を宣言し、2050年までに有機農業の取組面積を25%に拡大する目標を設定しているものの、現在の取組面積は約0.6%となっている。

また、日本の農産物総生産量のうち、有機米が占める割合は0.12%だ。その要因といわれているのが、農業従事者の人手不足の深刻化や高齢化が進むことによる後継者不足の問題だ。特に高齢化が進む農業従事者にとって、除草は大変な作業となっている。具体的に、有機穀物栽培の労働時間のうち除草作業が占める割合は17~22%ほどといわれている。

あわせて、有機農業の普及拡大に向け、スマート農業技術を確立すべき状況にある。こうした課題を解消すべく、ハタケホットケ社は「次世代有機農業技術」として注目されている除草ロボット「ミズニゴール」を開発した。

今後同社は、鳥獣対策ロボット「シカニゲール」をはじめ、「クサトレール」「クサキレール」などの製品化を進め、その他の農作業も自動化したロボット「タンボホットケール」を提供する計画を立てている。

ハタケホットケ社は“肉体労働”とされてきた農業を楽しくクリエイティブな“知的労働”にすることで、農業人口の若返りを目指し、最終的には、子どもが安心して食べられる食卓、そして50年後、100年後の地球環境を守ることを目標としている。

株主には投資金額コースに応じて、稲刈り体験やミズニゴール米(有機米)、オンラインミートアップ参加権などの特典を用意する。

【参照ページ】未来の農業危機を救う!?ロボットで重労働からの解放を目指すアグリテック企業「ハタケホットケ」 | イークラウド

※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願いいたします。

The following two tabs change content below.

Life Hugger 編集部

Life Hugger(ライフハガー)は暮らしを楽しむヒントを紹介するウェブマガジンです。消費や暮らしをサステナブルな方向へと変えていきたいと考えている人に向け、サステナブルなライフスタイル、丁寧な暮らし、子育て、農と緑、健康、家事、レジャーなどに関する情報を紹介しています。
InstagramTwitter